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マルチリンガルが語る~4月生まれと3月生まれ~

こんばんは、しょうごです^^

今日は日本における4月生まれと3月生まれの話です。

なんのこっちゃと思いますよね。

日本の学校は基本、4月入学

日本の学校は4月入学3月卒業が基本です。小学校に上がる時、全員満6歳にはなっています。ただ、4/2生まれで6歳と(ほぼ)12か月の人と3月31日生まれ6歳になったばかりの人では、最大12か月の差があります。

この位の年の人間にとって、最大12か月の差は、自信の形成に大きな影響を及ぼします。要するに、特に4月生まれの人は、その1学年の間で他者に対して、最大12か月の人生アドバンテージがあり、他の人より多く学んだり経験した状態から学校生活が始まっているわけなのです。

比較の対象が自分より不利な人達ばかりだから、自分が勝つことも多く、自信を形成しやすいという理屈です。で、自信がある人は何でも積極的になれるから、更に力を伸ばす。人間、そういうものです。

しつこいですが、3月生まれの人は自分より有利な人と比べながら学校生活が始まるので、圧倒的に不利であるということです。

解説しなくてもお分かりと思いますが、4月生まれだから自信があって、3月生まれだから自信がないと言っているわけではありません。

ともかく、いまこうやって文字になっているのを見て、初めてその差を認識した人も結構いるのではと思います。

日本の学校制度では4月生まれが圧倒的有利

もう十分上に書きましたが、まず今日改めて認識したいのは、日本の学校制度では4月以降の前半に生まれた人は圧倒的有利であるという事実です。この現象を教育関係者の間では、「相対年齢効果」と呼ぶそうですが。

実際のところ、僕が今までで会って来た4月生まれの人は、自分に自信を持っている印象が強いです。すごく魅力的なのに、今一つ自信が少ない1-3月生まれの人も頭に数人思い浮かびます。

僕がこの差を初めて認識したのは母がこれに言及したからでした。年子(としご)で4月生まれと3月生まれの子がいることもあり、母は子育ての中で、また塾経営の中で、この差に早くから気付いていたと言います。

先日とある記事で、日本において1~12月生まれの各月出生数に違いはないのに、プロ野球・プロサッカー選手の多くは4-6月生まれであり、その数は1-3月生まれの2倍であるとのこと。

まあ、この記事が今日ここで記事を書くきっかけとなったのですが。。

因みに僕は3月生まれで、幼い頃より引っ込み思案で大人しい性格でした(今は違うかも知れないが、自分ではそう思っている)。

学校に関して言えば、結局面倒だから1年単位でくくるしかないと思いますし、それに対してどうこう言うつもりはありません(今更のこととはいえ、不満はあるが・笑)。

少なくとも幼稚園・保育園や小学校の先生には、このことを重々承知の上で生徒と接して欲しいななんて思ったりはします(恐らくされていらっしゃるとでしょうけど)。

1-3月生まれの人に言いたいこと

4-6生まれの人に特に言いたいことはありませんが、1-3生まれで思い当たるふしがある人、どうも自分に自信が持ちにくい人生だな、などと思っている人に言いたいです。

不利な立場で人生が始まったことを認識し(それだけでも救われるのでは?)、今からでも、ひっくり返しましょう(笑) 

ではまた明日、ここで^^

おわり


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