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マルチリンガルが語る~南方熊楠~

こんばんは、しょうごです^^

今日のテーマは、南方熊楠 (1867-1941)です。

そう、我らが和歌山県が世界に誇る博物学者(粘菌研究で有名)生物学者民俗学者であります。

学閥に属さなかったこともあり、あまり世の中で知られておりません。もっと上手く功績を遺せていたらと、悔しさすら覚えさせる人物です。

幼少の頃より、博覧強記(はくらんきょうき=凄まじい記憶力)で知られ、近所のお家で見た本を覚えて帰り(多分何度も通った)、同じ内容の本を自分で作ったことは伝説の一つ。

奇行で知られた人でもありますが、ナショナルトラスト運動の先駆けでもあります。

簡単に他の項目を羅列すると

☆東京大学の前身(大学予備門)への入学
☆アメリカやイギリスへの遊学
☆孫文との交友
☆大英博物館への勤務
☆昭和天皇への進講
☆沢山の新種の菌の発見


などがあります。

僕が小学校の頃、自由研究で、母から勧められて彼をテーマに選びました。実際のところ、買ってきた資料を貼り付けただけの内容でした。ですが南方氏が十数か国語に通じていたことは僕の記憶に強く残っており、そしてこれが後年、僕のマルチリンガル道への伏線となりました。

僕自身、最初に話せるようになった外国語である中国語、同時に学習を細々と進めた韓国語、実用のために学習を再開した英語、流れとしては偶然の産物であったりはしますが、本当のマルチリンガルを目指すきっかけは、間違いなく南方熊楠氏です。

人生何があるかわかりません。昔知ったこと、経験したことが、のちのち生きてくるということが往々にしてあります。

個人的に、和歌山県出身者で最も立派だと思うのは、松下幸之助氏(Panasonic創業者)です。ただ最も尊敬しているのは南方熊楠です。

僕にとって、マルチリンガルの師匠であり、紀州の大先輩であり、人生の師匠であります。記憶力の次元が違うので、やはり生き様までは真似できませんが(笑)

そういうわけで、和歌山県民だけでなく、日本の全ての人に名前ぐらいは憶えて欲しい、そんな人物、それが南方熊楠氏であります。

おわり

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