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思考に驕るな.圧倒的なインプットの先にある直感を研ぎ澄ませ.

過去のつぶやきを振り返るシリーズ最終回.


「思考は驕り」というと流石に誇張表現だが,「考えてる」ということで驕っていることはあるよな,と強く思うようになったのは自分の中で2022年の大きな変化.


AIとは何なのか,人間とは何なのか,思考とは何なのか,バカとは何なのか,知性とは何なのか.
そんなことを考えるようになった.

言葉を選ばず,語弊を恐れずに言うと,「バカの正体は何か」という問いに対する(現時点での)僕の答えは,「自分の知識の及ぶ範囲を自覚していない人」だ.

より正確に言い換えると,“知性”とは,“自分の知識の及ぶ範囲を自覚している程度”だ.


自分は何の知識を持っているのか,その知識はどのくらい使えるのか,ということに自覚的になればなるほど,問いに対する答えをより速く的確に導くことができるし,「自分の持っている知識では答えを導かない」ということに辿り着くのが速くなる.
「自分の持っている知識では答えを導かない」ということに辿り着くことさえできれば,必要な知識を調べることができるので,結果的に速く答えに辿り着ける.


そうやってインプットを増やしていって,確かなインプットに裏付けられた直感が瞬時に働く人のことを“天才”と呼ぶのだと思う.
くれぐれも,論理は直感の後にあるものなのだ.

サポートしていただけますと,インプットに充てる時間とお金が増えてとても助かります!