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【障害者雇用・助成金ニュース】精神障害ある人が働ける場を 医院がバナナ園に挑戦

皆さんこんばんは、伊藤です。

トップ画像のバナナ美味しそうですね!

本日はそんなバナナにまつわる、ある医院の障害者雇用のチャレンジに関するニュースをお届けします。

実はこのニュースの中にある日本でも育つ耐寒性の品種のバナナの栽培に成功した岡山のD&Tファームについてはテレビで観てその存在を知っておりました。

しかし、医院がこちらの企業に連絡を取りバナナ園で精神障害者の方の雇用を生み出そうと取り組まれているというのは初耳でした。

しかも、農福連携に関する取り組みは連日のようにニュースになっておりますがバナナはそもそも日本の気候では育てるのが難しいので、バナナ園での農福連携というのはかなり珍しいケースなのではないでしょうか。

今回のこのニュースは、

地域で伸びている事業×障害者雇用

という今後の障害者雇用のトレンドになるかもしれない大きな学びを我々に与えてくれているような気がします。

今回の医院のように障害者の方が働ける場所を提供したいという想いを持っている方は日本全国に多くいらっしゃるかと思います。

しかし一番の悩みの種としては、

どのように障害者の方に給与を支払えるだけの仕事を見つけるか

ではないでしょうか。

そこでヒントになるのが今回のニュースです。

このD&Tファームで栽培されている1本550円のバナナはその値段とは裏腹に、店舗で発売後すぐに売り切れになるなど飛ぶように売れているようです。

それだけの商品のポテンシャルがあれば同じように栽培できるバナナ園を始めれば、障害者の方に十分な給与を支払える可能性は高くなるかと思います。

そしてもう一つ大切な視点が、D&Tファームも、

障害者雇用をサポートしたということで、社会的信頼が高まる

ということです。

もしこのバナナ園の計画が上手くいくようなら双方にとってWin-Winの事業になるかと思います。

以前のnoteでも障害者の就労支援施設が地元で人気のお菓子店とコラボしたりするなど、このようなモデルは益々全国で広がっていくような気がしますね。

地域密着の障害者雇用のニュースに、今後も要注目です!!

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