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チラット・プラスートサップのインタビュー
タイの作家・アーティストのチラット・プラスートサップのインタビューを読んだ。執筆のキャリアと近年のアーティスト活動の関わりとか、王室賛美の言葉を揶揄した最近の展示タイトルの話とか。この世代(85年生)の男性作家は普段あんまりフォーカスされないのでおもしろかった。
個人的には、故ワート・ラウィーがチラットの作品すべてについて批評を書いてくれて、それこそが作家活動を続けるモチベーションになったという話と、まだ東南アジア文学賞を取りたいと思う世代なんだという話がなかなかよかった。ハワイのやつとか初期の作品集は読んだことないので探してみようと思う。
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チラットの短篇はひとつ日本語で読める。王室への敬意と政治的意見の対立がもたらす、ふたりの男の関係の破綻と悲劇。テンポ良くダイナミックだけど、ひねりもきいている快作。実はこれは編集都合の短縮版で、来年あたりどこかで完全版の邦訳が出せる予定。
ビデオインスタレーション中心のチラットの個展『From Dawn Till Dust ฝ่าละออง』は、28日まで、バンコクのVS Galleryで。
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