【小説】つまらない◯◯◯◯ 37
多くの人は、具体的に褒めてあげたいとも、具体的に褒めてもらいたいとも思っていなかったりするのかもしれない。褒める側はよくわからなくても褒めておくものだと思っているし、褒められる側もよくわからないなりに褒めてくれているものだろうとわかっているうえで、それを当たり前に思っているのだろう。それしかないのが当たり前だから、ただ積極的に褒めてあげるだけで、褒める側も気分がよかったりするし、多くの人にとっては、そうやって積極的に褒めてくれる人は接していて気分のいい人だったりするのだろう