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蔵書紹介:プログラムはなぜ動くのか/矢沢久雄

本の概要

『プログラムはなぜ動くのか 第3版 知っておきたいプログラミングの基礎知識』

プログラム・ソフトウェアが動作する根本的な仕組みおよびその周辺知識が解説されている。プログラムが動く仕組みを知ることでソフトウェア開発を本質から理解し、より高度な応用ができるようになることを目的としている。章立てにはCPU、メモリー、ディスク、2進数の計算、浮動小数点数、データ圧縮、OS、アセンブリ言語、ハードウェア、機械学習、C言語、Pythonなどが挙がっており、コンピュータサイエンスやソフトウェア工学の基礎知識の教科書にありそうなものが多い。

プログラミングやソフトウェア開発をする際には、本書で扱うような本質的で内部的・低レイヤーの知識は「あるに越したことはない」という位置付けであり、必要ではないし十分でもない。一応、表面的なスキルがあれば作ることはできる。しかし高度な開発やトラブル対応を臨機応変かつ再現性をもっておこなうためには、表面的なスキルだけではなく本質的な理解が必要になる。一人前のエンジニアになるためにはぜひ学んでおきたい。

購入経緯と読書状況

会社の後輩が勉強に励む姿に刺激を受けて、私自身の学習意欲が高くなった時期があり、SNSでの評判が良い上に骨太な本として知られる本書を購入した。しかしこの経緯があったというのに結局読んでいない。中身をざっと見た際に難しそうという印象を持ってしまい、手が出なくなってしまった。

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