自分の成功はたまたまだったと思うべき理由
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という格言があります。そして、勝ったときも負けたときも、その原因を探そうとするのが人間です。
勝ったときは自分のおかげ、負けたときは周囲の環境のせいというのが大体の相場です。問題なのは、自分の行動が成功の要因だと思い込んだ時です。そうなると、勝ったときの自分の行動に縛られてしまいます。
「開業してから道行く人たちに毎日元気に挨拶をしていたら、お客さんが増えた」と言っている人がいました。その後、その人は経営者側になり、部下