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信用経済という罠【おらこんな村いやだ】

 これからは信用経済の時代、影響力の時代。本当でしょうか。
 ここでの「信用経済」は経済学用語の信用経済ではなくて、意識高い系が用いる人間関係が金になるという意味で用いられている信用経済についての話です。
 ここからは、いわゆる「それってあなたの感想ですよね」系の特に根拠のない私が感じていることを書いています。

 いま、若い人を中心に経済合理的に動く人が増えてる気がします。むかしはご近所さんだからという理由で、大して安くもないものを購入している人が多かったでしょうが、今は自分にとっての利益を最大化する消費行動をとる人が多くなっています。
 経済圏が広がり、経済規模が大きくなれば、そうなることは当然だと思います。村社会だと地域との繋がりなしでは生存すらできなかったでしょうが、現在はそんなことはありませんから。
 生存のための繋がりにコストを支払わなければいいのであれば、経済合理性に基づいて行動するのが最善というものです。

 話を信用経済に戻すと、「信用貯金だ」「圧倒的ギブだ」と叫んでいる「信用経済圏」は村社会と同じです。つまり、自活できない村人が相互扶助のために生存をかけて、茶番をやっているということです。
 ツイッターにもそういう人がたくさんいて、仲間内で割高な買い物したり、徒党を組んで旅人を追いはぎしようとしたり、村八分してたり。

 で、結論ですが、こういう村的なものって長(もしくはトップ層)にならない限り、うまみはなくて、ただ生存が許されるだけになるので、「俺が村を創る」「俺は村を乗っ取る」くらいじゃないと参加する意味ないよなということです。

 ツイッターでよくわからんポエムを毎日投稿している人、貧乏な村人になってませんか?


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