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学びを結果に変えるアウトプット大全を読んで感じた事3つ

1.書籍について

『成長したい!』という願望は多くの人間が持ってると思います。
(最も、私はそこまで持っていませんが、、、笑)
成長するために多くの人間は沢山インプットをすると思います。
読書をしたり、資格学習をしたり。ITの人間であれば技術を学んだり。

しかし一方で、願望の数と同じくらい「自己研磨しているのに、
なかなか成長した実感が湧かない…」と思ったり「あの人は勤勉なのに
なかなか成長してくれない…」と感じ、悩まれる方も多いと思います。
私もその一人でした。
特に、所謂自己啓発系の書籍ではそう感じる傾向がかなり強く、「読む意味は本当にあるのだろうか…」と思い、焦燥感にかられることも数多く
ありました。

この書籍では【インプットした内容をどのようにアウトプットしていくか】
ということにフォーカスを当てており、成長に繋がる行動を学ぶことが出来ます。(最も、学んだらアウトプットしないとダメですけどね笑)

私がnoteに投稿・アウトプットをしている背景にもこの書籍から
影響を多分に受けており、効果を実感出来ます。
読んだことが無い人に是非読んでもらいたいと思い
【アウトプット】しようと思いました。


2.良いなと思った文章3つとその理由

本を100冊読んでも、まったくアウトプットしなければ、現実の世界は何ひとつ変化することはありません。インプットは「脳内世界」が変化するだけ。 アウトプットして初めて「現実世界」 を変えることができます。
約9割の人は読書をしたり、講義を受けたりしても、「わかったつもり」に なっているだけで、 実際は知識として記憶に定着していないのです。
つまり、インプットは ただ の「 自己満足」。「 自己成長」はアウトプット の量に比例するのです。

厳しい表現だと聞こえてしまう部分もあるかもしれません。
私にとっても非常に耳が痛い言葉でありました。
しかし実際にアウトプットを意識してインプットをしてみるとこの著者が
仰っていることも理解出来ると思うのです。

社会人になると誰かから評価されるようになるのは言うまでもありません。
それは上司だったり同僚だったり、あるいはお客様だったりします。
もしかすると、社会人になる前から人間は必ず誰かから評価を受けている
かもしれません。
人間は現実世界で見たことでしか、物事を図ることが出来ません。
「この人はとてもいい人だ。」「この人は仕事が出来る人だ。」
「このような人になりたい。」と思うのは全て目で見れるものを
汲み取ってのみ生じるものだと思います。
自分の価値を高めるためにはアウトプットでしかあり得ないということです

もし一人でコツコツ努力をしているのであれば、それは自分の為にも
外部に表現するべきです。
『努力は見せないのが格好良い』という言葉をたまに耳にしますが、
私は正直理解出来ません。外部から評価を得たいのであれば、
自分を表現するべきです。これは自己顕示ではなくセルフブランディング
です。

それにアウトプットをするためには、一度理解したと思われる知識を
自分の頭の中で咀嚼して整理する必要があります。
その咀嚼を通じることで理解がより深くなるのだと思います。
少なくとも私はそう思います。このような点もアウトプットは自己成長を
加速させる要因の1つと考えられる理由なのだと思います。


本を読んだ感想、映画を観た感想、テレビ番組を見た感想、スポーツの試合を見た感想、おいしいものを食べたグルメ感想。 何から 始めてもいいので、まずは「感想を人に話す」ことからアウトプットをスタートするといいでしょう。

上記の一文であったり、別の文章で『日記から始めてみる』というような
記載があるのですが、【アウトプット】という言葉の障壁を下げている良い
表現だと私は感じました。

【アウトプット】とか【行動】とか【成長】等の言葉についてですが、
正直私はそこまで好きではありません。仰々しく感じるが大きな理由です。
意識が無駄に高い人が良く使っているな~ということを社会人になり
強く感じ、そう思ってからあまり良いイメージがありません。
「アウトプットとか行動とか成長という言葉は自分には当てはまらない。
これらの言葉がもつハードルは自分の感じているハードルよりかなり高い
概念なんだろうな~」と何となく感じていたのです。
皆さんの中にもなんとなくそのように感じている人がいるのではないで
しょうか?

この筆者は私の考えを払しょくしてくれました。
外部にアウトプットすることはかなりハードルの高いものだと思います。
そうではなく、「日記でもアウトプットと表現していいのか!」とか
「何気ない会話もアウトプットなんだ!」という風に解釈出来る様に
なるとなんとなく「アウトプットしてみようかな?」と感じませんか?

私はアウトプットすることに怖さを感じるタイプの人間です。
それでも社内や社外にアウトプットしようと思えたのはこの言葉が
あったからこそだと思います。


人は何かに気づいたとき、脳の神経回路が繋ぎ変わるといわれています。その瞬間、体験は「アハ体験」と呼ばれている。「あっ!そうか」と思った瞬間に神経の回路、配線が繋ぎ変わる。脳内に新しい線路が出来る。つまり数秒前の自分とは異なる自分に自己成長している。その経験を瞬間的にメモして、新しく出来た道路を舗装・拡大していく。

アウトプットすることのメリットの1つとして、この【アハ体験】を
記憶に残しておくことが出来ることだと思います。

アハ体験直後はイメージとして、獣道が出来た状態だと私は
理解しています。その獣道は獣が通らないと自然に帰ってしまうものです。
人間の脳内も同じことで、つまりそのアハ体験を使わなかったり、
定期的に思い出したりしないと、新しく出来た脳内回路が失われてしまう
という事になります。これは非常に勿体ない事です。

私はアハ体験をしたときは、まず出来るだけ早く図式化しています。
文章だけだと、思い出せる可能性が低くなってしまうと感じているからです
また図式化したものをevernoteに貼り、文章も残すようにしています。
文章として残しておく時も出来るだけ頭の中に思いついた言葉の
通りメモをしています。
そうしておくことで、アハ体験した時と出来るだけ同じ環境を用意
出来るかなと感じており、それが次につながるかなと思っています。

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