【23卒】就活の現状と企業を選ぶポイント/2023年卒大学生活動実態調査 (3月1日)より
前回に引き続き、就職活動についての記事です。
先日マイナビより【2023年卒大学生活動実態調査 (3月1日)】が公開されました。
リクナビやマイナビは、毎月就活や求人倍率などの調査資料を出しているので、人事に関わる方はチェックしておいて損はないですよ!
内々定率は15.2%(3月1日)で早期化進行
現状の就活は、5月〜6月にかけてが内々定出しのピークですが、それ以前の内々定出しも毎年増えています。インターンシップが活発に実施されるようになり、学生の見極めを早期に行ってしまう企業が増えたためですね。
インターンシップの重要性
内々定保有者に、入社意欲の最も高い企業のインターンシップ参加状況を訪ねたところ、8割以上が参加したとの回答でした。早期接触だけではなく、志望意欲醸成にインターンシップが重要であることが分かります。
学生が重要視する企業のポイント
学生は主に上記の理由で企業を選ぶようです。TOPの理由である「安定性がある」という言葉は曲者で、人によって捉え方が異なってしまいます。考え方は何らかの要因で売上が安定している/潰れない(何らかの部分は企業によって異なる)と思ってください。
まとめ:現状の課題
個人的にはこの調査と市場の現状を見て2点、課題を感じます。
①企業側のインターンシップへの温度感
現在、WEB等も含めた1DAYのインターンシップ(仕事体験などと言う)が多くなっています。参加しないよりした方がいいと思いますが、人事のみが実施して会社説明会の延長でしかないものも多いです。
※地方中小企業は人事機能が手薄なため、上記のような内容であっても精一杯実施していることは理解しています。
あまりにも中身が少ないコンテンツに参加しただけでは学生はキャリアについてしっかり考えることが難しいため、正しい価値提供ができていないと感じます。
もし、インターンシップを実施するならば、会社で働く擬似体験と共に、会社を通じたキャリアのイメージを醸成するような価値提供が重要です。
②企業を選ぶポイントのズレ
上記の図に書かれてある重要視するポイントは、「労働者視点」が強すぎる気がします。これからは先が不透明な時代(VUCAと言われる)ですので、「経営者視点」というか、マクロな視点でも企業選びをするべきです。
下位の「社会貢献性」や「技術力・商品力」や「業界上位」を市場の拡大と同時に見ることで、今後その企業がどれだけ伸びそうかや、長いキャリアで必要なスキルをその会社で身につけられそうかを自分で判断できると思います。
企業側、学生側で課題だと感じたことを2点記載しました。ここまで読んでくださってありがとうございました。
本日は以上でーす。
しょーじん
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