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30代男性なら絶対共感!!ダイの大冒険で心震える名シーン【1選】

こんにちはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。

今回は【好きな漫画】の話です。以前NARUTOについて触れたので今回は2回目ということになります。

僕のnoteのメインコンテンツは【メンタルダイエット】であり、主にマインドやメンタル面について、そしてカウンセリングやコーチングについて書いていくものです。あとはファスティングとかね。たまに【性】の話。

にもかかわらず、マンガの話をしたり最近になって競馬の話やらもしてテーマがブレブレじゃないかって思う方もいるかもしれません。

確かに(納得)

で、でも!今回はちゃんとテーマに沿った話になります。先日書いたこちらの投稿でも

【勇気】という言葉が出てきましたが、今回の投稿もそれに関係している話をお伝えすることになるのです。自分の感情がたっぷり入る投稿になること間違いでしょうが、是非読んで頂けると幸いです。

ドラゴンクエストシリーズといえば、先日作曲家のすぎやまこういちさんが亡くなられてしまいました。日本が生んだ天才作曲家がまた1人亡くなられてしまったということで非常にショックを受けました。ご冥福をお祈り申し上げますとしか言いようがないほど悲しいことでした。

好きな曲が多いのですが、特にこの「冒険の旅」という曲が好きです。イントロの壮大感、これから人生の旅が始まるんだというような感じ、メイン音楽の疾走感などたまりません。実際にオケで聴くと号泣確定の曲なんです。

この曲とともに、僕の文章も読んで頂けるとなぜが僕も幸せな気分になります。早速本題に触れていくことします。

stand.fmでも話したのですが、まさかの40分くらい話すことになっています。ゆっくり聴いてほしいです。


○ダイの大冒険とは?

ウィキペディアではこんな感じで書かれています。

『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』(ドラゴンクエスト ダイのだいぼうけん)は、堀井雄二(監修)、三条陸(原作)、稲田浩司(作画)による日本の漫画、およびそれに基づいたアニメ作品。2019年12月時点で単行本の累計発行部数は4700万部を突破している。

ということで、大人気漫画・アニメ作品の1つです。この漫画は週刊少年ジャンプという週刊誌で連載されていて、1989年第45号から1996年第52号までの約7年間連載されていました。そう、かなり昔の作品なんですこれは。

1990年代となると、僕は1983年生まれなので、小学生〜中学生の時期です。もうね、ダイの大冒険は大好きでめっちゃ見てました!僕と同年代の方(特に男性)はダイの大冒険が好きな人多いのではないでしょうか?傘を持って逆手にして「アバンストラッシュ」をやっていた人いませんか?それ、僕です僕。でも僕だけじゃないはず!!!メドローア使ってみたいなって思った人いないですか?それも僕です、僕!!

というわけで、ちょっと熱くなってしまったんですけどなぜ、昔の漫画・アニメを今になってここで語っているのかその理由について次に話していきます。

○アニメでリニューアル放映中!!

このマンガはアニメ化されて、1991年10月17日から1992年9月24日まで、木曜19時 - 19時30分にTBS系列ほかで放映されていたのです。

こんな感じでyoutubeでもちらほら見かけたりします。今となっちゃ旧バージョンも好きなんです。特に好きなのがドラクエの音楽をふんだんに取り入れているところです。ドラクエ好きにはたまらないはずです。

しかし!非常に残念なことに、ストーリーとしては中途半端なところでアニメオリジナルストーリーが加えられて終了してしまうのです。大人の事情によるにしても、ダイの大冒険好きとしてはがっかりなわけです。主人公ダイとその父バランの「竜の騎士」の戦い前で終わってしまうわけで。この戦いはダイの大冒険の作中でも屈指の戦いで好きな人が多いんです。僕も大好きです、特にポップが...。うん。

そんな中で、去年びっくりするニュースが入ります。ダイの大冒険がリニューアルしてアニメ化されることが決まったのです。2020年10月3日よりテレビ東京系列ほかにて現在も放送中です。

今回のアニメはCGと作画のハイブリッドで制作されているのですが、これまじですっごいんです。バラン戦ぐらいからすごくないですか?(完全に見ている方向けの質問w)

最初はキャスト(声優さん)も違うし、ミュージックも違うし、レオナの髪色とか、ブラスじいちゃんの色とか少々違和感を感じていましたが、今はアニメの制作陣やキャストのダイの大冒険に対する愛の強さをひしひしと感じていまして、もう毎週見るのが大好きになっています。

特にこのシーンのポップ役の豊永さんは迫真の演技です、こっちまで泣けてきます。

「このシーンがアニメで観れるなんて」

これだけで30代男子は悶絶もんなわけで、さらにこの名シーンの迫真の名演。たまらんです。この「恨むぜ」と言いながらも全く憎んでないような感じを伝え切るのってめっちゃ難しいはずなんです。もう神回。

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あー申し訳ない。ついついまた自分の世界に入ってしまいました。本題に入ると言いながら、まだダイの大冒険についてちょっと触れただけで終わってしまいました。

ダイの大冒険ではこのような名シーン、名言などが多すぎます。どれを1位にするのかなんて正直決めることができませんが...どれがというなら僕は「これ」を挙げます。ダイの大冒険が好きな人で語りたいですまじで。まじお酒飲みながら朝まで語れる。

○アバンのしるし

ダイの大冒険の作中で主人公ダイ含め決定的に影響を与えた人物がいます。それが【アバン】です。

アバンは昔魔王を倒した勇者で、作中の初回登場シーンでは「勇者の家庭教師」ということでダイの前に弟子のポップを連れてデルムリン島にやってきます。

ダイが修行中の時に島に蘇った魔王がやってきて、その戦いでアバンはやられてしまいます。その後ダイが覚醒して魔王を追いやるのですが、師匠であるアバンはここでやられてしまったため、先生の仇をうつため、魔王を倒すためにポップとともに島を離れ冒険の旅に出る。これが始まりなのです。

「アバンのしるし」とは、言い換えればアバンのもとで修行した弟子のみに与える卒業の証なのです。これはペンダントのようなもので、不思議な力が込められているものです。

作中でアバンの弟子(アバンの使徒)と呼ばれるキャラクターは4人です。

・ダイ(勇者)
・ポップ(魔法使い)
・マァム(武道家)
・ヒュンケル(戦士)

この4人は全員「アバンのしるし」を持っています。これを踏まえて話を進めていきます。

○アバンのしるしが光らない

このシーンは物語がかなり進んだ場面で起きます。

倒すべき敵は「バーン」という大魔王なのですが、バーンがいるのが大魔宮(バーンパレス)というところで、自在に空を移動する要塞都市である上に、バーンの結界で覆われているためルーラ(移動呪文)で行くこともできません。要するに、行きたくても行けない状態なんです。

そんな中で仲間のパーティにいるフローラ(カール王国の女王さま)がある提案をします。これは破邪呪文を使って結界を封じようということです。この魔法は「ミナカトール」というものです。

ミナカトールで期待される効果は

・大魔宮の移動を止める
・ルーラでの侵入を可能にする


そうすれば、バーンパレスにも入れるだろうと考えたわけです。ただし、その呪文を使うためには「アバンのしるし」が必要で、アバンのしるしを持つ人が5人必要だということだったのです。

ん?5人?

と思った方がいると思いますが、4人は先ほど挙げた4人ですが、もう1つフローラ女王がアバンのしるしを持っていました。アバンはカール王国出身なのですが、アバンが勇者討伐の旅に出る前にフローラからお守りを頂いたので、その代わりに「アバンのしるし」を渡していたのです。フローラはミナカトールを使える資質がありそうなレオナにアバンのしるしを渡し、これで5人が揃ったわけです。

はい、じゃあこれでミナカトールが使えるようになりましたーってなったらいいけどそう簡単にはいきません。

まずは破邪の洞窟にいって習得しないといけない。この話は割愛。悪戦苦闘しながらレオナはミナカトールを習得します。

で、先ほど申し上げたようにミナカトールを使うためには「アバンのしるし」を持つ5人が揃うことが必要なのです。作中の言葉を使うと、これは“輝聖石”という貴重な石を磨き上げて呪法で凝縮したものなのです。アバンの家系に伝わる特別なアイテムで、聖なる力を高め、邪をはじく能力が秘められており、邪悪に打ち勝たんとする心の力を感知し増幅する力があります。その5つの輝聖石が正義の五芒星を描く時、5人の力が最高に高まってミナカトールの効力を最大限に引き出すのです。

ちなみに、アバンのしるしを持っていれば誰でもいいかっていったらそうじゃないのです。アバンが世界を救うに相応しい魂の持ち主だと見極めた者、すなわちアバンの弟子(使徒)である必要があったのです。

必要とされたのは「魂の力」というもので、ミナカトールに必要な5つの魂の力は...

・勇気
・慈愛
・闘志
・正義
・あと何か(文字がかすれて読めない)

ということで、輝聖石はその力に反応して輝くようになっていたのです。

1人1人アバンのしるしをもち、光らせることができるなら、どんなに頑張っても光らせることができないキャラがいました。

それがポップ...。

ポップが考えるには

勇気・・・ダイ
慈愛・・・マァム
闘志・・・ヒュンケル
正義・・・レオナ

ポップは自分の魂の力だけが分からず、何をしても輝かせることが出来なかったのです。

ポップは1人苦悩します。

「おれだけがみんなと違うっ…!!」

ダイは竜の騎士、マァムは両親が戦士と僧侶で勇者パーティの一行、ヒュンケルは子どもの頃から戦士、レオナはパプニカの王女、でも俺はただの武器屋の息子。みんなとは違うんだ!!と自分を責めます。

絶対に失敗は許されない、だけど光らない。このままだとミナカトールは失敗する、いてもたってもいられなくなったポップは師匠マトリフのところにいきます。

悩んでいるポップを見かねて、マトリフはポップに言葉を投げかけます。この言葉が本当に泣ける。深い。愛情が詰まりに詰まっているのです。

「お前がすべてに恵まれた奴だったら、ここまてにゃなれなかった。弱っちい武器屋の息子だったからこそ、誰よりも強くアバンに憧れ、苦闘の道も歯を食いしばってこれたんだ」「自信を持て。お前は強い」「俺の…自慢の弟子だ」「オレに“マトリフのしるし”とかいうのがあったらとっくにくれてやるところだ!」

と最後は笑いながら、はっはっはとポップに伝えるのですが、今これを書いている僕が泣きそうですマトリフ師匠。このシーン、早くアニメで観たいな。泣くだろうなオレ。

マトリフのポップの最初の印象って、とにかく悪かったのです。「オレがなんとかしてやらんとあいつ死ぬぞ」ですからね。そんなポップを1から鍛えていったんですが、そのストーリーを最初から知ってポップとマトリフのやり取りを見ると本当に泣けてきます。

○ポップの告白

というわけで、本番に臨むわけですが、結局光らなかったのです。

ミナカトールを使う場面の状況を細かく説明すると長くなるのですが、敵が襲ってきている状況で5人以外のものが食い止めているギリギリの状況なわけです。ミナカトールが成功しないと全滅の可能性すらあったわけです。そんな中で自分のせいで仲間たちを最大の窮地に追い込んでしまったことが耐えられないポップは、仲間の静止を振りきって逃げ出します。

そんなスキをついて無防備のポップに敵が攻撃します。強力な猛毒を秘めた「毒牙の鎖」を光弾にしてポップ目がけて投げつけます。その動きに気がついた者が2人いましたが、1人交戦中で手が離せませんでした。もう1人は「メルル」という占い師の女性です。この女性が自分の身体を盾にしてポップを守るのです。そして、メルルは毒牙の鎖の餌食になってしまいます。

「どうしてだよぉぉ〜〜!!!!!」

とカイジばりの狼狽をポップは見せます。自分のせいでメルルが死んでしまうことに絶叫します。「毒牙の鎖」の猛毒は強力で、僧侶クラスの解毒呪文では効果がありません。高位の賢者でもいないかぎり、治療が不可能という重傷だったのです。このままでは死んでしまうということです。

「なんでメルルが死ななければならないんだ!」

こういうポップにレオナが言い放ちます。

「バカ!メルルは誰よりもあなたのことを信じているの!彼女はね、君が好きなのよ!」

ポップはメルルの想いを知って動揺します。

「ひどい姫さま...自分で伝えたかったのに」と言いつつ、メルルは最後の力を振り絞ってポップに伝えます。

「ポップさんが、ずっと好きでした。はじめて会った時からずっと。いつもお調子者みたいにふるまっているけど、本当はとても心が強い人、どんなに苦しくても、どんなに怖くても、どんなに悲しくとも、最後は必ず乗り越えてしまう人」

そんなポップにメルルは憧れていたんです。ポップのそばにいたくて無理に危ない場所にまでついていってしまうくせに、思いはずっと伝えられなかった。言ってしまったら、今の関係が壊れてしまいそうで。どうしても伝える勇気が出なかった引っ込み思案の女の子なのです。

「ポップさんの好きな人の名前を言って」

最後の我儘を言わせてということでポップに尋ねます。メルルはポップが好きな相手が自分ではないということは知っていたのです。ポップの本心を聞いて自分が諦めるために、そしてポップに今まで越えられなかった一線を越えてもらうために、命の炎が尽きる前に言ったのです。

そして、メルルの思いを汲んだポップは叫びます。

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はいここです、ここ。つい画像を拝借してしまいましたが、ポップとマァムの表情を見てほしいのです。

男性目線として、この表情は「勇気を振り絞って告白した」というのがめっちゃくちゃ伝わってきます。そりゃそうだ、ずっと言えなかったんだもんね、ポップ。初めて会った時から意識してて、でも自分が強くないから、認められたいから必死に努力してきたんだもんね。ヒュンケルが好きなマァムも知ってるし、言えなかったんだよね。もうね、たまらんのですよ男としてもこの告白の瞬間が。たまらんのだよ。「よくぞ言ったポップ」となるわけです。ダイの大冒険を読んでいる男性陣みんなが感動するシーンだと思いたい。

そして、この時のマァムの表情。「えっ....わ、たし?」みたいな感覚なのでしょうか。ポップを恋愛対象としては全く見ていなかったので、突然の告白で呆気に取られているのです。すぐにこの事実を受け止めることができないんです。この続きは物語の先にあります。

何はともあれ、この告白をした瞬間、ポップの「アバンのしるし」が輝きはじめます。ポップの魂の力こそ「勇気」であり、勇気をふりしぼった一歩により、ポップは真の「アバンのしるし」使いとなったのです。

この後の話もしたいのですが、とりあえず今回はここまで。

僕はこの「ポップの告白のシーン」がダイの大冒険の作中の中で最も心が震えたシーンに挙げます。

「勇気」ってすごいですよね。一歩踏み出す勇気って本当にすごいエネルギーを生むなってこれを見て改めて思います。ただ、この勇気を出すこと、告白すること、想いを伝え表現することって簡単なことじゃない。難しい。だからこそ、ここから生まれるエネルギーって大きいなって。

アドラー心理学では人生には3つのタスクがあると言われています。仕事のタスク、交友のタスク、愛のタスク。この中では「愛のタスク」が最も難しいと言われています。人は「幸せになる勇気」があればこのタスクも達成できると。愛とはなんなのでしょうか。それをこれからも噛みしめながら毎日を過ごしていきます。

今回は【勇気】に触れたくて、ダイの大冒険のストーリーから話をしてみました。長くなりましたがこれにて終わります。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

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<stand.fm>
https://stand.fm/channels/5f523fd46a9e5b17f7280815

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