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コーチングが効果を発揮する時【必要としている人に届け⭐️】

こんにちはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。

今回も【コーチング】の話です。

コーチングやカウンセリングについての話をしていく理由は、僕が普段考えていること、仕事内容の紹介もしていくだけではなく、どんなことをやっているか分からない「コーチング」「カウンセリング」についてお伝えしていくことで、興味を持って頂くこと、これだったら私も受けてみようかなとか考えて頂きたいなと思っているからです。

僕が行っている「ダイエットコーチング」というものについて、少しずつ触れていっているのですが、どんなに人に最も効果的なのか?という話をしていきます。

今回の話はこちらの本を参考にして書かせて頂いています。

おそらく、コーチングをされている方なら誰しもが持っている本かと思います。基本的なところから丁寧に書かれている本なのでお勧めの1冊です。

○コーチングを必要としているのはどのタイプか?

ダイエットの「お悩み」を持っている方はたくさんいますが、どんな悩みなのかは人それぞれ違います。

例えば、初めてダイエットをしようとしている方が「何をしたら良いのだろうか?」「何から始めればいいのだろうか?」と悩んでいるのと、万年ダイエッターの方が「何をしてもうまくいかない、どうしたらいいんだろうか?」と悩んでいるのとでは、悩みの質が違いますし、おそらくどうすればその悩みを解決することができるか、その道筋も違ってくるわけです。

もし、ダイエットでお悩みのあなたが「ダイエットコーチング」というものにご興味を持って頂けているのであれば「私はコーチングを受けるべきなのだろうか?今がそのタイミングなんだろうか?」とちょっとお考えになられているのかもしれません。

今回の投稿ではコーチングが効果的に機能するのはどの状態の時なのかをパターン化してお伝えしていきます。これはダイエットに関係なく組織内において上司が部下に対するコーチングの際にも活用することができます。

以前にも書かせて頂きましたが、コーチングは「成果志向」が強いものであって、成果をあげるためにクライアントには「変化」を求めていきます。

コーチはクライアントに対して対話を通じて「目標達成」に向けて関わっていきます。この間には信頼関係はもちろん必要ですが、それと一緒に変化の必要性を伝えるためのある程度の緊張感ある対話の時間を作る場合も時には必要になってくるわけです。人はいわゆる「コンフォートゾーン」にいる場合にはなかなか変われないと言われているので、変わるためにはある程度の緊張が必要になってくるわけです。

まずコーチングを受ける前のメンタル状態としては、この緊張と緩和がある対話に参加できるだけのエネルギーがあり、精神的に安定していることが必要になってくるのです。この状態にない場合は、コーチングを積極的に勧めることはなく「カウンセリング」を勧める場合があります。

<今回のモデル>
では、今回のモデルは【初心者ダイエッターNさん】ということにしましょう。初心者ということで、何から手をつけていけばいいのか分からず、誰かのフォローがないと最初の一歩を踏み出すことに躊躇している状態です。

もし、あなたがこのNさんを目標達成に向けて引き上げるとするのであれば、どのようにしますか?


というわけで、今回はこのマトリクスを用いていくことにします。
縦軸に【知識・情報量】そして、縦軸に【意欲・モチベーション量】という設定です。上並びに右にいくにつれて【+】になるとします。

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今回はダイエットが大テーマなので、【ダイエットに関する知識・情報量】ということで縦軸を考えていくことにしましょう。細かいケースが考えられますが、今回は四分割ということでおおよその感じでイメージして頂ければと思います。

ー●意欲が高いが、知識・情報量が少ない場合

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ダイエットを始める時って最もモチベーションが高いと思いませんか?

「よーし!やるぞ!」
「痩せて絶対に綺麗になってやる!」
「この服着れるようになるんだ!」

などなど。目標や目的は人ぞれぞれ違うにしても、モチベーションは高いはずです。

こんなNさんがダイエットの知識や情報量も少ないまま始めたら、一体どうなることが予想できるでしょうか?

「これでいいのかな?」
「リバウンドしたりしないかな?」
「失敗しちゃったらどうしよう」

とか色々考えてしまう場合もあるかもしれません。

前回の投稿で「コーチングの際に使うスキル」の話をしました。

例えば、コーチがクライアントに対して質問をしたり、話をしっかりと聴くようなことをしても、結果が良い状況になるか分かりません。何を言おうか、何を回答しようか迷ってしまうのではないでしょうか。知識・経験がないので、例え信頼関係があっても萎縮してしまうケースもあり得ます。

もしあなたがこのようなNさんの状況だったら、何をしてほしいと思いますか?

【どうやったらダイエット成功するか、教えてください】

みたいな感じで、アドバイスだったり直接的にフォローしてほしかったりと「リード」を求めたくなりませんか?

なので、こういうケースの場合には一般的には「コーチング」は機能しにくいと言われているのです。

ー●知識・情報量は徐々についてきているが、意欲が低下している場合

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「なかなか思うようにはいかないな」

当初はもっとあっさりとダイエットが成功すると思っていたにもかかわらず、現状そうなっていないので、時間の経過とともにちょっとずつモチベーションが下がっていきます。

これを読んでいるあなたも経験があるのではないでしょうか。人は成果や結果をなるべく早くに求めたがる性質があるのです。「ジム」とかがいい例で、最初はモチベーションが高いのでジムに通う頻度も高いのですが、筋トレをしてもすぐに筋肉がつくわけでもないし、一生懸命にやってもすぐに成果が見えてきません。継続して正しく行えばもちろん成果が上がっていくのですが、これを続けることができる人は少ないです。なぜ?時間の経過とともにモチベーションが下がってくるからです。

Nさんも同じような感じです。時間の経過とともにダイエットに関する知識も入ってきたし経験も積んできています。でも、成果がなかなか出ないのでモチベーションが下がってきてしまっているのです。

もし、こういう状況の場合だったら、あなたはどんなことがあると嬉しいですか?持ち直せますか?やる気が湧いて来ますか?


誰かがタイミング良く、あなたのところにやって来て何か声をかけてくれます。

「大丈夫!今はキツい時かもしれないけど、頑張っている。安心していい、Nさんは少しずつだけど成長しているし結果も出て来ているじゃないか」

このように励ましてくれるかもしれません。
もしかしたら、このようなことを言ってくれるかもしれません。

「最近調子はどうですか?うまくいっていますか?今のままで成果が出にくいなら、他の方法も考えられるのではないですか?」

このような指摘をしてくれるケースも考えられます。

1つのことに夢中になったり、一生懸命突っ走っていると、その1点に向けて走っているせいか、周りが見えにくくなり視野が狭くなってしまう場合があります。

そんな時に気遣い問いかけをしてくれる人がいると「はっ!」と気づかされることってありませんか?それと同時に「私のことを見てくれているんだ」という安心感を得られませんか?

これがモチベーションを立て直すきっかけとなります。

時間の経過とともに最初の時に比べて知識も経験もついてきているのですが、これって自分では気づかないケースが多いです。さらにモチベーションも低下してしまっている状態だとここで足を止めてやめてしまう場合があるのです。

こういう状況下にいる人こそ「コーチング」が機能します。最後にここの話はもう1度触れます。

最初の段階のように指導者が単純に「リード」していく段階ではないのです。こういう場合は行動を起こしている者に対しては「承認する」「理解する」「問いかける」「考えさせる」というコミュニケーションが効果的になってくるのです。

ちなみに、コーチングは上であげたように「承認する」「理解する」「問いかける」「考えさせる」というコミュニケーションを取っていきますので、即効性・緊急性には欠けます。

「何がなんでも早く痩せたいんです!期限が差し迫っているんです!」というようなケースの場合にはコーチングは向きません。

ー●Nさんが成長していった場合

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Nさんに対するコーチングが効果を発揮すると、徐々にモチベーションを取り戻していくでしょう。

じゃあ、この段階においてはもうコーチングは不要なのか?と聞かれたら「そうではない」と回答します。この段階にいる方も油断はしないで頂きたいのです。

どういうことかというと、一時的にモチベーションは上がったにしてもこれがずっと継続できる保証はどこにもないということなのです。時間の経過とともに間違いなくキャリアは積んでいきますが、だからといって自分に絶対の自信があるか?と言われたらそうではない状態です。

なのでもし、「誰かの助けが欲しい!こういう場合はどうしたらいいのでしょうか?」と思ったら、すぐに声をかけることが大事です。自力で何でもこなそうと思わないことがポイントなのです。

コーチはこの状態にいるクライアントにも、目を離さずしっかりと見ています。なぜ?助けを求められたらすぐに駆けつけたいからです。この段階まで来ている方には、こちらから過度に介入はしません。本人の意思だったり考えを優先にする、自尊心を大事にしていきたいからです。

その後も順調にキャリアを積んでいき、目標達成をすることができました。

ここまで来るのには、うまくいったこともあれば、思い通りにいかなかったことだってたくさんあるわけです。

このような経験を生かし、今度は自分の力で自発的にダイエットをしていくことができるようになるんです。コーチングの目指すところはここにあります。

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○まとめ

今回は【初心者ダイエッターNさん】をモデルとしましたが、コーチングを受けるにはふさわしいタイミングがあるのです。なので、僕も「この人はコーチングを受けるべきかどうか」というのはしっかりと判断してから勧めることになります。

もし、あなたが「ダイエットコーチング」に興味を持っていらっしゃるのであれば、今自分がどのような状況下にいるのか一度確認してみるのも良いかもしれません。

とは言っても、自分は判断つかない場合もあるかと思いますので、その場合には僕にコンタクトを取って頂ければ、気軽にお話でもできたらと思っています。

「あなたは僕のダイエットコーチングを受け入れられますか?」

さて、今回は以上となります。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

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