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SHOコラムVol.13【安倍晋三元総理の銃殺事件から思うこと】

こんにちはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。

久しぶりのコラムです。

そして久しぶりのコラムでこんな内容を触れることになるとは思いもよりませんでした。

○はじめに

7月8日金曜日 
日本中を揺るがすとんでもないニュースが入ってきました。

これを人づてて聞いたのですが、僕の第一声が「えっ!!!!…….」です。

まさにこんな感じでした。びっくりした後の沈黙を表現するとこのようになります。

え?なんで?どうして?何があったの?

言葉にならないというのはまさにこのことを言うのでしょうか。とにかくショッキングな出来事でした。

事件が起きたのが「大和西大寺」という駅で、鉄道ファンなら絶対に知っているであろう駅で起きたのも、まさかあそこで…という想いを増幅させました。僕は関東在住なので大和西大寺に行くことはほとんどないけど、きっと行くことになったら思い出しちゃうんだろうなぁとか。

こんなことを言ってしまうと非難されるかもしれませんが、「心肺停止」と報道されていたのですが、僕はもう助からないと思いました。そして、病院に搬送され、ご家族の方も到着した後5時3分に死亡と報道されました。

奥様が到着してから息を引き取ったという情報も出たりしましたが、僕はそう思っていません。祖父を亡くした時もそうでしたが、正式な死亡時刻は医師が出します。なのでもっと前に亡くなっていたと推測します。

これについて、一部メディアが正式な死亡時刻より早まって報道したとかも言われていますが、僕はこれはナンセンスだと思います。


なぜそう思うのか?


僕は父親から祖父が亡くなったという連絡をもらって病院に駆けつけました。僕の場合は「死んでる」という事実が入ってから病院に行ったけど、家族心情的には死亡が確認する前に行きたいし立ち会いたいと思うはずです。だから、仮にもう亡くなっている事実があっても正式な死亡としないはずだし、公表するはずがないんです。家族のことを配慮すれば。

だから、その前に事実であってもこのような情報はリークするのは人としてどうなんだ?と思います。


ちょっと個人的私情を挟んでしまいましたが、今回の事件は「なんで」がかなり多いんです。

・なぜ安倍元総理を狙ったのか
・未然に防ぐことができなかったのか
・犯人はなぜこんなことをしたのか
・犯人の家庭環境は
・なぜ宗教なのか

この事件に関しては、色んな人が考察して記事にしていますので、僕はこの5点について自分になりに考えたことをまとめていくことにいたします。

ご興味がある方は是非最後まで読み進めてください。

○なぜ、安倍元総理を狙ったのか?

これは公表されている記事から引用して考えていきます。

「安倍晋三元首相の政治信条に対する恨みではない」

また、公式には「特定の宗教団体」という発表しかされていないので、具体的な名前を出すのはどうかと思いますが、一部のネット情報によると

母親が統一教会にのめり込み、多額の寄付をする等して家庭がめちゃくちゃになった

自分の母親が統一教会の信者で、安倍晋三が統一教会と親しいと知って狙った

というような趣旨の供述を犯人がしているという記事が上がっています。

この犯人は奈良に住んでいて、安倍元総理が奈良に演説しに来ると知っていて犯行に及んでいる、また事前に岡山の演説の際にも行っていたり、武器を準備していることから計画的犯行だったと推測されます。

辻褄が合っているようで合っていない気がしてならないのですが、どんな理由があったにしても、この行動は許されるものではなく断固として非難する以外にありません。この犯行に至って情状酌量の余地はないかと思います。

要するに、彼にとっては「安倍元総理と統一教会とか関係性があったから狙った」という理屈なんでしょう。

○未然に防げなかったのかどうか

これはかなり叩かれています。

一発目の銃声の後、二発目を防げなかったのかーとか色々言われていますが、これは無理と言っては語弊があるかもしれないけど非常に難しかったと考えます。

これを言ってしまうとおしまいですが、前例がなさすぎます。日本の警備ではこの手の犯行に対して慣れてなさすぎると思いました。なので、これを教訓として同じことが起きないように警備強化に務めていく、そのためには何をしていけばいいのか考えていく契機となるでしょう。

悔しいのは安倍元総理を守ることができなかったSPの方、並びに警察の方、そしてこの選挙戦に関係する候補者の関係者の方々。

そして、ご家族の方々。。。

いわゆるこれは「テロ」に値すると僕は考えます。

アニメで例えるのは不謹慎かもしれませんが、ヤムチャがサイバイマンをやっつけたと思ったのにいきなり飛びついてきて自爆してくるとは思いもよらかったはずです。それくらい予期せぬ出来事だったはずです。

これでSPを叩くのは僕はちょっと違うんじゃないかなって思います。後でも触れますが、この犯人の行動力は凄いと思っています。力の使いどころが違ったんです。

○犯人はなぜこんなことをしたのか?

武力による政治への圧力。

どんなに考えても、頭をどれだけ捻っても理解できません。考えることができません。

だからこそなんです。


「なんでこんなことするの?」


世の中の多くの方が思ったのではないでしょうか。僕もその中の1人です。上でも触れたのですが、この犯人が言うには「母親が統一教会にのめり込み、多額の寄付をする等して家庭がめちゃくちゃになった」というところに原因があるのでしょうが、それが理由でここまでするのか?という話なんです。

安倍晋三元総理は、歴代の日本の総理大臣の中でも記録にも記憶にも残る人物の1人であることは間違いありません。良くも悪くも注目された人物ではありましたが、日本のために尽力されてきたという事実は間違いないでしょう。

そんな人物をテロ行為によって殺害してしまうわけですから、これはよっぽどの覚悟がないと出来ない、常人のマインドでは決して出来ないことを彼はやってしまっているわけです。

僕の友人は「やったことは褒められたことではないけど、行動力だけはすごい。捕まる覚悟だったし」と言ってましたが、確かにそうだと頷けます。


この一瞬の行動では理解することができないので、僕はカウンセリングと同じよう、こういう時は過去に過去にへと遡って考えます。彼の人物像に興味を持ち色々と調べてみました。

○犯人の人物像

一番最初に目がつくのは、幼少期に父親を亡くしているということ。そして、そこから母方の祖父の家に引っ越したと書かれてあります。

そこから読み取れる2つのことは
・父親の記憶はほとんどない
・母は母で孤独で寂しい思いをしていた
ということです。もちろん僕の勝手な推測です。

・成績優秀
・真面目で努力家
・運動神経も良い

これだけみたら、なんでこんな事件起こすんだという学生時代を過ごしていたのではないかと思ってしまいます。

家族構成は5人
父:幼少期に他界

兄:5〜6年前に自殺

ということで今は3人家族だったということでしょう。兄の死因は書かれていなかったので分かりませんが…ネット記事を読む限り母が特定の宗教団体(統一教会か?)に深くのめり込んで家族がバラバラになって…それを恨んでいるということでした。

こちらの記事を読んでみると、海上自衛官だった約20年前に親の宗教活動について同僚に相談しているようなのです。

もしかしたら、母親はパートナーを亡くしてから孤独を感じ何かすがるものが欲しくて宗教にのめり込んだのかもしれません。となると犯人はAC(アダルトチルドレン)の可能性があると思いました。

大人になってからは精神的疾患を持ってしまった可能性も否めません。仮に診断履歴がなかったとしても潜在的にそうだった可能性だってあります。真面目で努力している人ほどその傾向が高いんです。

1つ前の記事と合わせ読んでも、去年秋頃から犯人の心身の容態が変化してきたことが伺えます。ネット記事を読んだだけでは推測しかできないので断定することはできませんが、かなりのストレスがかかっていることだけは間違いないでしょう。

これは僕の主観も入っていますが、挨拶などの基本的なコミュニケーションが出来ないというのは社会人としてあり得ないんです。なので、通常の精神状態なんだろうなということが伺えます。


「こんなはずじゃない俺の人生」
「なんで俺だけこんな目に遭わないといけないんだ」
「許せない」
「こんな世の中間違っている」
「こんな世の中にしたのは誰だ」
「……あいつ(安倍元総理)だ」


こんな恐ろしい思考回路が働いてもおかしくないんです。

ただし、考えたとしてもこれを実行できるのはほとんどいません。なので、先ほども申し上げた通りで彼の行動力だけは凄いんです。

なんでこのようなことに彼の行動力が使われてしまったんだ…という視点で見ると非常に残念にしか思えません。今まで自分で武器を作ってそれで実行に移すなんて犯人いましたか?おそらくいない。それを自分で作ってしまうのだろうから、とにかく計画性がすごいんです。


○まとめ

とにかくショッキングな1日でした。

日本中がざわついた1日。この事件がショッキングすぎて何もする気が起きない、特にネットやテレビは一切見たくないという人が続出しました。僕の周りでもたくさんいました。

僕はあえて自分から情報を取りにいきました。事件の瞬間を映していた動画もありましたが、正直見るのはしんどかったけどあえて何度も観ました。

それは、このような事件から目を背けたくなかったからです。日本でこんないたたまれない事件が起きたという現実を受け止めたかったからです。


真実はまだ分かりません。もしかしたら真実は闇に葬られる可能性があります。今回の事件はそれほど異例中の異例で、見えない力がどこかで働いているかもしれないからです。

首を突っ込むとかそんなことをする気はありませんが、今回の事件はたまたまものすごい行動力を持っていたが故に起きたことで、同じようなことを考えている反乱分子はたくさんいると思っています。それだけ今の世の中に不満不平を持っている人がいるということです。

今まで政治に興味関心を持っていなかった人も、これをきっかけに今の日本がどのような状況にあるのかを考えてみても良いのかなと思います。

急に政治活動を始めた方がいいとか、どこかの政党を支持した方がいいとかそういうことを言いたいのではなく、我々一般人ができることはしていこうという話です。我々が持っている権利は行使しようということです。


また、宗教について。

先に申し上げておくと、僕は特定の宗教を信仰していなくて、いわゆる無宗教信者です。

憲法では政教分離を謳っているにもかかわらず、なぜ「政治と宗教が繋がりやすいか」を考えると、それは選挙にあると考えます。

国会議員になるためには、選挙に当選しないといけません。

選挙に当選するためには、たくさんの票を獲得しないといけません。

たくさんの票を獲得するためには、支持する人をたくさん集めないといけません。

だから「どこで人を集めるか」というところなんです。

もし、あなたが手っ取り早く人を集めようとするなら、どうしますか?



おそらく「たくさんの人がいる集団・団体に支持を得よう」とするはずです。

これはお店でもきっと同じ。お金を持っているお客様にサービスをたくさんする、そしてたくさんお金を落としてもらう。ちょっとしたお金を使わないお客さまは軽く扱う…そんなことがあります。あってはならんかもしれないことなのかもしれませんが、やっぱりお金を使ってくれる人を大事に扱う傾向があるのは否めないでしょう。


これと同じ。

たくさんの票を入れてくれる団体を贔屓する。その人たちを優遇する政策を作る、持ちつ持たれつの関係が築かれているのが今の政治。その1つが宗教団体なだけなんじゃないかと思うんです。宗教がダメとかじゃなくて、多くの票を入れてくれる1つにすぎないというのが僕の考えです。

政治の世界では「数こそが力」なんでしょう。票がないと国会議員になれないのですから。とにかく票が欲しいと国会議員でありたいと思っている人は考えるはずです。そのためにはグレーなことでも何でもやるんだと思う人がいたってなんの不思議ではないと考えます。

世の中そんな綺麗ではない。
そう思っています。理不尽なことだってたくさん世の中でも、少しでも自分が生きやすい世の中であるために、自分の代わりに行動してくれる代議士を指名するためには選挙に行くしか一般人にできることはないのです。

圧倒的数を誇る権力者に対抗するには、非力ながらも寄せ集めてでも1人1人が持っている権利を行使して積み上げていくしかないのです。

すぐに変わることはないのは何でも一緒。コツコツと行動していくことしか道は開けないのです。


今回は以上となります。
ここまで読んで頂きありがとうございます。


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