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2023/6/26週|Paul Grahamのアドバイス

金曜の深夜から発熱し出して日曜の朝まで寝込んでおりました。金曜から微妙に喉の痛みを感じていたのですが、、扁桃腺腫れやすいのですよね。。汗
何もしていない土曜日はやけに長く感じました。眠いのだか眠くないのかよくわからない中で時に微睡み、、数日ぶりに帰還したような感覚です😅

迷ったら、面白さに最適化する

Paul Grahamが直近でHow to Do Great Work(素晴らしい仕事をするには)というエッセイを更新しており、読みました。

個人的に刺さったポイントをいくつか下記に抜粋します。非常に長いエッセイですが、ぜひ上記の原文を読んでみてください。(自分もまだ咀嚼しきれているわけではない…)

・次のレシピは、あなたが非常に野心的であることを前提としている。
・最初のステップは、何に取り組むかを決めることだ。あなたが選ぶ仕事には3つの特質が必要だ。それは、あなたに生まれつきの適性があることあなたが深い関心を抱いていること、そして大きな仕事ができる余地があることである。
・何に取り組むべきかを考える方法は、働くことだ。何に取り組めばいいのかわからないなら、推測すればいい。おそらく何度かは間違った推測をするだろうが、それでも構わない。複数のことを知るのはいいことだ。異なる分野間のつながりに気づくことで、大きな発見が生まれることもある
・プロジェクトは何にするべきか?あなたがワクワクするような野心的なものなら何でもいい。あなたが成長し、プロジェクトの趣味が進化するにつれて、刺激的なものと重要なものが融合していくでしょう。
・ワクワクするような好奇心は、偉大な仕事のエンジンであり舵でもある。好奇心はあなたを駆り立てるだけでなく、好奇心の赴くままに任せれば、何に取り組むべきかを示してくれる。
・4つのステップ:①分野を選ぶ、②フロンティアに到達するのに十分な知識を身につける、③ギャップに気づく、④有望な分野を探る。画家から物理学者に至るまで、偉大な仕事を成し遂げた人は皆、実質的にこのようにしてきた。
・自分が過剰なまでに興味を抱いているものを見つけたら、次のステップはそのことについて十分に学び、知識のフロンティアのひとつに到達することだ。知識はフラクタルに広がり、遠くから見るとその端は滑らかに見えるが、1つに近づくほど学ぶと、その端は隙間だらけであることが判明する。
・次のステップは、そのギャップに気づくことだ。脳は世界の単純なモデルを作るために、そのようなギャップを無視したがるからだ。多くの発見は、他の誰もが当たり前だと思っていたことについて質問することから生まれている。その答えが奇妙に思えれば、それに越したことはない。偉大な仕事には往々にして奇妙さがある。絵画から数学に至るまで、このようなことはよく見られる。 それを作り出そうとするのは影響を受けるだろうが、もしそれが現れたら、受け入れよう。
・たとえ他の人たちが興味を示さなくても、いや、むしろそうでなければなおさらだ。もしあなたが、他の誰もが見過ごしている可能性に興奮し、彼らが見過ごしていることを正確に言えるだけの専門知識を持っているなら、それはあなたが見つけるのと同じくらい良い賭けだ。
ステップ2と4は、ハードワークを必要とする。偉大なことをするためには努力しなければならないということを証明することはできないかもしれないが、経験的な証拠は、死亡率に関する証拠の規模に匹敵する。 だからこそ、自分が深く興味を持てることに取り組むことが不可欠なのだ。興味は、単なる勤勉さでは不可能なほど努力する原動力となる。
最も強力な3つの動機は、好奇心、喜び、そして何か印象的なことをしたいという願望である。時にはこの3つが融合し、最強の組み合わせとなる。
大きな賞は、新しいフラクタルの芽を発見することだ。知識の表面に亀裂があることに気づき、それをこじ開けると、中には世界が広がっている。
・何に取り組むべきかを見極めるという複雑な仕事について、もう少し話をしよう。それが難しい最大の理由は、ほとんどの種類の仕事がどのようなものか、やってみなければわからないからだ。つまり、4つのステップが重なっているのだ。自分がどれだけその仕事が好きなのか、どれだけその仕事が得意なのかを知るまでには、何年もその仕事に取り組まなければならないかもしれない。
・若くて野心的だが、何に取り組めばいいのかわからない人はどうすればいいのか?受動的に流され、問題が解決すると思っているようではいけない。しかし、体系的な手順はない。偉大な仕事をした人の伝記を読むと、いかに運が絡んでいるかがわかる。偶然の出会いや、たまたま手にした本を読んで、取り組むべきことを発見しているのだ。 だから、自分自身を運の大きなターゲットにする必要がある。たくさんのことに挑戦し、たくさんの人に会い、たくさんの本を読み、たくさんの質問をするのだ。
迷ったら、面白さに最適化する。分野というものは、それについて学ぶにつれて変わっていくものだ。たとえば数学者がやっていることは、高校の数学の授業でやっていることとはまったく違う。だから、さまざまなタイプの仕事がどんなものかを示すチャンスを与える必要がある。しかし、その分野について学ぶにつれ、ますます興味がわいてくるはずです。そうでない場合は、おそらくあなたには向いていないでしょう。
・自分の興味に従うというのは、どちらかというと受動的な戦略のように聞こえるかもしれないが、実際には、あらゆる障害を乗り越えて従うことを意味する。拒絶されたり、失敗したりするリスクもある。だから、それなりの大胆さが必要なのだ。
・偉大な仕事をするための要因とは、能力、関心、努力、そして運である。運は定義上どうすることもできないので、無視してもいい。そして、もしあなたが実際に偉大な仕事をしたいと思っているのであれば、努力を前提とすることができる。つまり、問題は能力と関心に帰結するのである。 自分の能力と関心が結びついて、新しいアイデアが爆発的に生まれるような仕事があるだろうか?
・真面目であることの核心は、知的に正直であることだ。
好奇心は最高のガイドだ。好奇心は決して嘘をつかず、何に注意を払う価値があるかについて、あなた以上に知っている。
・多くの人が、素晴らしい仕事をしようとすることができる。それを阻むのは、謙虚さと恐怖心の組み合わせである。ニュートンやシェークスピアになろうとするのはおこがましく思える。そのようなことに挑戦すれば、きっと失敗するだろう。
・素晴らしい仕事をしたいのか、したくないのか。今、あなたは意識的に決めなければならない。
・僭越なことは気にしなくていい。それに、もし難しくて失敗したとしても、それが何だというんだ?それよりももっとひどい問題を抱えている人はたくさんいる。実際、それがあなたにとって最悪の問題であるなら、あなたは幸運だろう。
・そう、あなたは懸命に働かなければならない。でもまた、多くの人が懸命に働かなければならない。そして、もしあなたが非常に興味深いと思うことに取り組んでいるのであれば(正しい道に進んでいるのであれば必ずそうなるだろうが)、その仕事はおそらく多くの同業者よりも負担に感じないだろう。

上記で紹介した以外にも、質問の過小評価、若さと年齢の長所、コピーの良い方法と悪い方法、仕事の累積効果についてなど、様々なトピックが含まれているエッセイでした。
上記引用からは、良い仕事をするには、まず好奇心の赴く領域でとことんやってみる、のをより多く繰り返すことに尽きると言うのがよく理解できます。また、素晴らしい仕事に至るプロセスも再現性がある形で書いてくれています。
ここまでプロセス化されていると自分がいる分野をきちんと言語化して、プロセスを実施してみたくなります、今後コーチングのテーマにしてみようかなと思います。

📓この記事について

株式会社タイミーで執行役員CMOを務めている中川が、マーケティング関連の仕事をしている中で感じたことを綴り、コツコツと学びを積み重ねる『CMO ESSAY』というマガジンの記事の一つです。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。オードリーのオールナイトニッポン 📻 で毎週フリートークしているのをリスペクトしている節があり、自分も週次更新をしています。
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