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私だけの詩領域

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詩の価値なんて知らないよ これは私だけの空だ
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#世界

夜道に咲く花

夜道に咲く花

夜道は危ない、と知ったのは大学生になってからだった。それ以前の私にとって、夜道は単に恐ろしく孤独なものであるだけで、危険なものではなかった。
街灯の少ない空にはぞっとするほど星が光っていて、隣に恋人でもいれば「綺麗だね」なんて言ってキスなんかできちゃうくらいの雰囲気で、でも私はたったひとりで、世界中の孤独を全部背負ったような顔をして、夜を徘徊していた。

実際、そんなに頻繁には徘徊していなかったは

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