マスクと感情表現
今日のお昼は会社の近くのお蕎麦屋さん。
鴨南にしてみた。お肉がプリプリとしていて美味しゅう御座いました。
テレビのワイドショーでは
「日本人は何故マスクが平気なのか?」
と話していて、なるほど、文化の違いってすごいなと感心した。
「目は口ほどに物を言う」
これは馴染みのことわざだ。
日本人は目で感心を表現するらしい。これに対して、欧米人は口で感情を表現するらしい。
それは絵文字にも現れ、日本の絵文字は目に変化をつけるものが多いのに対し、欧米の絵文字は口に変化をつけるものが多いのだそう。
それは悪役の表現にも違いをつけ、日本の悪役はサングラスで目を隠しがちなの対し、欧米の悪役は口元を布で隠すものが多い。
更に生後7ヶ月の赤ちゃんで実験した結果もはっきりと別れる。赤ちゃんが人の顔のどこに注目しているかを多数のカメラで撮り、視線を分析。その結果日本人の赤ちゃんは殆どが目を見ているのに対し、欧米人の赤ちゃんは殆ど口元を見ているという。
赤ちゃんの学習能力の高さに驚かされる。脅威の速さで、その種族事の感情表現を学び取って行ってるのだ。
赤ちゃんに言葉を教えたりはするだろうけど、誰が「ほら、あの人の目を見て!怒ってるでしょう?笑っているでしょう?」って教えたりするだろうか?
教えられなくても学ぶ。ん?それが空気を読むってことなのか?
教えられても、次から次へと抜け落ちて行く自分の衰えた学習能力に嘆きそうだ。
マスクをしていても目と目で通じ合える、そんな日本人の能力。
少し、素敵だなって思った今日のお昼。
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