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「余裕を持つ」ということ。

 ご無沙汰しております。本城雫です。

 なんだか全然いつも通りに書ける気がしないので、ちょっと書けるように書くことにします。ノリがかなり違うと思うのでご注意ください。



 このところ、忙しすぎてどうにかなりそうです。といっても怒られてへこんでなのはいつも通りなんですけど。ただただ拘束時間が長い、そして日長業務が終わらない。ほとんど毎日午前様、休みの日は職場に遊びに行くという体でお仕事三昧。今月まともに休んだのはたぶん二日ぐらいでしょうか。そういうわりには、効率のいい仕事の仕方とか、改善とか、微塵も考えてないので、自業自得かなと思うところはありますが。

 今日も今日で休日出勤。あまりにも行くのが嫌すぎて三度寝くらい抵抗してから出勤です。一応休みなので時間も決まっておらず、嫌だなぁと車に乗り込んで。

 普段運転するときは、仕事でも私用でも、だいたい予定とか時間とかそういうものがあったりして、間に合わせたり、時間節約を考えたりで、わりと急ぐことが多いです。車の運転自体は嫌いではないんですけど、あまり何も考えずに運転することは減りましたね。

 ただ、今日ばかりは、そんなあくせくしなくてもいいでしょ?と休日ということをたてに、のんべんだらりと運転してました。時間は何となく気にはしているけれど、まあいいよね、くらいの気持ちで。普段の自分からは考えられないほどのんびーりとした速度と気持ちで、もちろん周りに迷惑はかけない程度に。

 するとなんだか、なんというか。うまく言語化できないんですけど。すごく気分がよかったんですよね。ハイになるとかテンション上がるわーとかそういうのではなくて。そう、落ち着く。それです。

 この余裕がもたらす落ち着きを味わうのは、本当に久しぶりのような気がします。仕事が終わらず焦る、帰る時間が遅すぎて寝るまでの時間をむさぼるように過ごす、そして家にいても電話が鳴って休まらない。そんな毎日を繰り返しているうちに、余裕というものを忘れていたようで。

 唐突に味わったそれは、なんとも不思議な気分で。そのおかげで仕事がバリバリ上手くいきましたーなんてこともないんですけれど。ただ、「おぉ…なんかいいな…」ってなりました。

 語彙力が死滅してるのがばれてしましますね。黙りましょうか。黙りませんね。


 この「余裕」があることの大切さは、知識として知ってはいましたけれど、実感したのは初めてかもしれません。以前にもあったのかもしれませんけれど、私が完全に忘れているのでアウトです。初、余裕の大切さ。

 私にとって先ほどの時間が、どれほどの心の慰めになったか。なんでもないただの移動時間なんですけれど、自宅でダラダラしている時とは違う、なんとも言えない満足感がありました。

 好きなことをするにしても、時計ばかり気にしてやっていることが多い昨今。今も実は、書きながら時間を気にしています。そろそろ寝る時間かしら。いやまだ今日なら大丈夫。

 そうして終わらない仕事と、限られた趣味と、最低限の生活だけで成り立つ今のサイクルで、余裕を感じる隙間ってあんまりなかったんですよね。たぶん充実はしている。しているけれど楽しくはなくて。きっとそういう「余裕」が足りてないせいなのかなと、ふと思い。

 何度もnoteに書いてきた通り、考えることが苦手なので、その余裕が自分に何をもたらしたかとか、なぜそれが必要なのかとか、ぼんやりとしかわかりませんけれど。ただ本能的に「あ、これいるわ」と感じた瞬間でした。

 ひょっとして、生きるのを楽しむのに、余裕って必須なんじゃないです?とか自分の人生に光明を見出した気分ですね。問題はその物理的余裕と精神的余裕を併せてとれる時間を捻出できるかどうかにありそうですが。


 とここまで書いて、そもそも今日の余裕について気づけたのはこちらのnoteのおかげでした。

どんな立場の人にも、一日一杯のお茶を飲む習慣を届けたいんです。データに表れなくても、ひとやすみを必要としている人はたくさんいる気がするんです。

 残念ながらお茶を飲んで感じたわけではなかったんですけど、たぶん私にとっては、あの時間が心の「ひとやすみ」だったんじゃなかろうかと思います。より好く生きるのに、きっと必要な時間なんだろうなと。

 誰かのその時間を作ることがもしできたなら、それはその人が好い人生をおくるための手助けに違いなくて。宿木さんの試みはまさにそれなんだなぁと、感心してあこがれて、うらやましくて、それから、ぜひ手伝われたいと思うのでした。


 ちなみにこのnoteはあきらとさんが教えてくれました。

 いつも素敵な記事に出会わせてくれてほんとありがとうございます。お忙しいはずなのにどこでそんな時間捻出してるんですか。素晴らしすぎる。




 よし。

 長らく書かなかったせいで、いつもみたいにはいきませんでしたけれど。これはこれで、まぁ、いいですよね。書きたかったことは、きちんと、書けたし。

 今後も定まらず、試行錯誤しながらばらばらと書いていく予定です。もうなりふり構ってられないので、書きたいと思ったときに、書けるように、書くつもりです。そのうち詩とかもこっちでも書きたいし。

 それでは、良い夢を。





 文筆乱れてお目汚し。失礼致しました。

 本城 雫

いつも見ていてくださって、ありがとうございます。 役に立つようなものは何もありませんが、自分の言葉が、響いてくれたらいいなと、これからも書いていきます。 生きていけるかな。