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大阪・四天王寺のまわりをあるこう

ない、行こうと思っていたお店が。
世の中そんなものとは知りながら。
さあ、ごいっしょに。大阪・四天王寺かいわいを、あるきましょう。

きょうは過去記事の虫干しをします。
はじめて読むかたは、貼りつけ記事をチラリとめくり、すでに読んだかたは、堂々とおやすみしてください。
(1814文字)


四天王寺


大阪のまんなか、四天王寺さん。
各線・天王寺駅から登り坂。ゆるゆるとあるきます。むかしの街道ぞいを約10分、よい距離です。

熊野街道(現在の谷町筋)
大阪~四天王寺~住吉大社~熊野


「またか、四天王寺」どこからか、そんな声が聞こえます。たしかに読みあきたかもしれませんね。

有本珈琲問屋さん改装中

きょうは、これまでのふりかえり。
おかげさまで、たくさんの記事を投稿しました。ありがとうございます。


noteで投稿・600記事をこえると古い記事は、みなさまに表示されなくなるそうです。(じぶんは見れる)
さいきん、ひっぱり出しています。書き直したり。有料きじにしたり。

登り坂の参道をゆっくりと。もうすぐです。左手に、釣鐘つりがねまんじゅうのお店があります。名物・釣鐘のかたち、こしあんの和菓子。
すこし冷やかしましょう。



◆◆◆


四天王寺境内に消防署あり

釣鐘まんじゅう「総本家釣鐘屋」さんをすぎると、いよいよ四天王寺西門前です。五重塔などが見えてきましたね。
茶色い壁が見えます、あれは?

ここ茶色い壁のなかに、ちっちゃい消防署があったのですよ。こじんまりしてて、あったかいたてもの。わたしはスキでした。


戦争末期の大阪大空襲で四天王寺は焼失するも、この消防署は無事でした。奇跡の消防署も、老朽化のため解体・移転されました。かつてのステキな姿をどうぞ。かたちあるものは壊れるものです。



◆◆◆


 

金剛組さん

消防署が老朽化で解体・撤去。
ならば、それより古い神社仏閣は、なぜ壊れないのか。だれが建てたのか……。


わたしが小学生のころ (約50年まえ)
「四天王寺は、だれが建てたか知ってるか?」
「一万円札の聖徳太子やろ」
「ちゃうで、建てたんは大工さんや」
わはは、ひねたクイズを出していたものです。一万円札と五千円札の肖像は聖徳太子だったのですよ。見たことないが偉い人でした。


もちろん工事したのは専門の大工さんたち。ものすごい頭脳と建築技術……。


着きました。四天王寺西門前の石鳥居。
石鳥居に縄が、かかっています。これは?

奉納  石鳥居  
注連縄 (しめなわ)  
奉納者 株式会社 金剛組(こんごうぐみ)

【注連縄(しめなわ)】
神聖な区域とその外とを区分するための標(しめ)

Wikipediaより引用いたしました


この、しめなわの奉納者「金剛組」さんこそ、名にしおう神社仏閣の建築の始祖。日本の歴史を支えてきた偉大なるディアマンテスなのです。

金剛組さん
大阪市天王寺区四天王寺1-14-39

なんと西暦578年創業 !
四天王寺の建立からの宮大工。
四天王寺のお膝もとに本社があります。建築業界は、〇〇組の社名が多いのも金剛組さんがあってこそなのですね。

なぜかカフェのほうが目立ってる


四天王寺境内に、全国の宮大工発祥の地として「番匠堂」がありますよ。

番匠堂


四天王寺境内の六時礼賛堂と元三大師堂が、改修工事中です。工事前に撮影しておけばよかった。

 

いつもより観光客がすくないのは工事中だからかも。(令和8年3月末まで工事予定)

改修工事に金剛組さんあり


◆◆◆



フロレスタさん閉店

そうそう、今回はおいしいドーナツ屋さんに行こうとしてたのです。ながらく食べてなかったので。
なんと、なくなっていました!

居抜きで別の飲食店に

いつの間に。かなしいです。
記事はこちら。とくに読まなくてもいいですよ。


飲食店は、急に閉店します。
これだけは、しかたのないことです。続けるのはたいへんなこと。

これをたのしみに、おさんぽしましたが……。
ごめんなさいね。

ショックも文字数も、おおくなってきました。
四天王寺さんぽ・過去記事の虫干し、これにて終了します。


さいごに、聖徳太子(厩戸王)コレクションを見て帰路につきましょうね。

帰りも ご安全に
コテに持ちかえて まつりごと
また 来てね



【参考・引用 】
・金剛組 Wikipediaより
・四天王寺公式サイトより
https://shitennoji.movo.jp/

毎週日曜日は
「自由テーマの日」


いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに


さいごまで お読みくださり
ありがとうございます。

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