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大阪・橘温泉(たちばなおんせん)さん

もこもこ・なつのくも。えがおのアサガオ。きょうも、わくわく。お湯がわいてます。



橘温泉たちばなおんせんさん

ここはメガネレンズ発祥の地・田島たじま
農村だった田島は、江戸時代の終わりにガラスのメガネを加工する技術を学ぶひとが出て「メガネのまち」となりました。


昭和の中期ころ、ガラスレンズ研磨業で日本一でした。
職人さんたちは銭湯で仕事の疲れを流していたのです。

大阪市生野区田島3-6-8
水曜定休(変更あり)
13:00~23:00

田島神社と田島小学校がおとなりに。公園もあります。さいきんは、だれもいません。

田島神社・メガネしめ縄

大阪では小中学校の統廃合がすすみ、休校になった田島小学校。
なんと、小・中一貫校として復活します。
また、校門が開く日をたのしみに。



町工場と銭湯のいやし

田島の銭湯は、早くからお湯が沸く。近くに銭湯が三軒あります。どこもサウナ・水風呂など設備が充実。

みじかい暖簾は見通しもよい


ほんとに仕事の疲れがとれます。銭湯は、町工場の職人さんや、地域みんなの楽しみです。


この地域の暖簾がみじかいのも、高齢のお客さまにはやさしい。
杖や手押し車を押すからだに、まとわりつかず、ひっかかりません。

橘湯さんは、ちっちゃいお風呂屋さんだけど、ちゃんとサウナ・水風呂もありますよ。

むかしの消火器


ユニークなつくりは貴重

暖簾のれんをくぐると、天上の真ん中がへこんでいます。おもしろいカタチ。

M字型

他の銭湯の多くは、真ん中が高くてカマボコ型。
橘温泉さんの天井はフシギです。なんとなく空間が広く感じます。

浴室の入り口には、ガラスを彫った模様があります。魚が泳いでいるガラスの絵。

鹿島湯さん(大阪市東成区)
玄関の上・すりガラスの絵あり
みどりのブロックも同じ
同じ施工会社かしら?

ふるい銭湯に残っています。
いまは、すりガラスの職人さんもいないのでは? たいせつに、ゆっくり浴室のドアをあけましょう。

バラエティーゆたかな暖簾
モダンデザイン!



田島のまちのこれから

田島のまち。南に大きな東部市場、近隣にも魚介類の卸問屋があります。
メガネレンズからはじまった労働者のまち。くらしをささえる銭湯。
田島には、ちょっと一杯、のお店も多いのです。

仕事のあとに、一杯。わざわざ田島まで来るビジネスマン。
また銭湯めぐりをする若いひとがいっぱいです。

田島の夏祭りも復活。これからも賑わいますように。



 田島、いいところですよ。



毎週土曜日は
「銭湯」の日


いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに

さいごまでお読みくださり、
ありがとうございます。

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