大阪コリアタウン(3) カフェ・オルレさん「済州島の路地」
2023年4月29日にオープンした、大阪コリアタウン歴史資料館。
奥には韓国カフェがあります。
あまり知るひともない「カフェ・オルレ」さんへ。
カフェ・オルレ(Cafe Olle)さん
大阪市生野区。大阪コリアタウンに見なれない「しろいたてもの」
大阪コリアタウン歴史資料館です。
左手に、みどりの細い空間。のびる石畳のみち。路地のようです。
なんだか大阪じゃないような、すがすがしい空気。みどりの路地のさきに見えるのが……
カフェ・オルレさんです。
もより駅は……
●JR大阪環状線・Osaka Metro(大阪メトロ)鶴橋駅…徒歩約13分
●JR大阪環状線・桃谷駅…徒歩約12分
オルレとは
韓国の済州島。わたしたちは「さいしゅうとう」といっていますね。
韓国での読みは済州島。
約100年前、日本への直行便ができました。
ことばもわからない日本・大阪へ。
働き手として、たくさんの韓国の人たちがこの地に住みました。いつか故郷の済州島に帰ることを夢みて。
オルレとは、済州島のことば「家に通じる、せまい路地」
わたしは、カフェ・オーレと読んでいました。恥ずかしいことです。お菓子のオレオでもありません。
済州島の家族。狭い路地の奥の家。石の上をあるきます。
いまは、なつかしいふるさとへの散歩道。
ここは波のおとや海風もありません。
想像することしかできませんが、路地にも意味・歴史があるのですね。
みどり・青の空間の美女
あおいトビラと注文カウンター。
石畳はつづきます。しろい壁が波うち、ドリンクやスイーツがお出むかえ。
左手のしろい木枠のむこうは大阪コリアンタウン歴史資料館(有料)です。
大阪コリアンタウン歴史資料館からは、当日に限り入場券提示で出入り自由です。
韓国語が聞こえます。カフェのママさんかしら。若い女性スタッフもいます。
みどりとお花、散歩道のような路地を通ったせい?
気持ちよい空間に感じます。
「いらっしゃいませ (笑顔)
……水だしコーヒーは売り切れました」
「マカロンやクッキーは甘いです、チーズケーキはそんなに甘くないです」
女性スタッフの丁寧な説明。
それよりも、おどろいた。
彼女の美しいお顔に。
小顔・色白・スタイル……!
圧倒されてしまいました。
「あ、甘くないチーズケーキと、アイスコーヒーください」
キレイすぎる女性を前に、甘いものが食べれない!
スイーツのお店のスタッフは、キレイすぎない子がいいな……
つい、余計なことを考えてしまいました。
船室のような カフェ2階
外のテーブル席も2階席も空いていました。2階にします。
注文済み引き換えカードをもらい、階段を上がります。
深い青のタイルがひんやり。
済州島・せまい路地の奥。
カフェ・オルレは、まだあまり知られていないのです。
白い壁の傾斜。なんとなく船に乗っていて、船底の部屋をみているような……
眼下には済州島の海ならぬ、大阪コリアンタウン歴史資料館。
もしかしたら、ここは。
カフェ・オルレさんは、済州島からの直行便の再現かも……
アイスコーヒーは、濃いめです。酸味がなくておいしい。
カップも青い。平和な船旅です。
さっぱりしたチーズケーキ。
ホントに甘くないです。もたれない。
なのに食べごたえあります。
あの美人スタッフのお顔がうかぶ。
なにごとも見えない努力。
努力なくして、ありえない。
甘くないチーズケーキを
ペロリと完食。
せまい路地をもどる、わたし。
きょうは甘いおみやげはナシ!
せめて、路地を抜けるまで。
◆大阪コリアタウン記事◆
いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに
さいごまでお読みくださり、
ありがとうございます。
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