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天上のバレエ・地上のダンス(40)なにかを習うということ

ヒップホップダンス発表会終了。短期間で集中しての振り付け。バタバタのレッスン。
中高年レッスン生4人、頑張りました。ありがとうございました。


客席から

じぶんのダンスは客観的には、どうなんだろう。
オットと娘と、孫。発表会に観にきてくれたので聞いてみました。


「おとなの生徒さん、よかったよ!」
娘の第一声。
うまかった、わけではない。
逆にチームの若手のダンスは、観てて下手に見えたらしい。

そんなことがあるのかしら。
若いし、だだしくダンスを踊っていたのに。
娘にとったら、同年代の若者のほうが高評価と思っていました。
意外です。


人生のアクやクセが強い中高年。
きっと「じぶんの見せ方・アピール」が若者を上まわっていたのでしょう。
それしか、考えられません。断言。

客席から観ていて「必死で頑張った感」が出たのでしょう。
……それが好感を持たれたのでは……


若者には簡単な振り付けでした。
中高年には、すこし無理があったのかもしれない。
振り付けを上まわる人生の経験値。
人生のアジやら哀愁の「おもろい出汁だし」が濃かったのですね。きっと。


娘の身内びいきも少なからずある。
「ヘタすぎて、見てられなかった」と言われなくてよかった。


ダンスの先生の指導法

先生は、ぜったいに怒らなかったのです。キッズクラスでは、人前に出る意識を厳しく指導していました。
「そのダンスでいいの?」


おとなの場合、それをやってしまう、上から目線と即退会。
「練習しといてくださいね」と、やんわり。


とにかく「全員もれなく、舞台に押し上げる」
ここにラインを引いていたのでしょう。


生徒が前日練習まで振り付けを覚えてなかったら、どんな先生でも怒るはず。
終始、えがおの先生。
なぜだろうと思っていました。
ガツンと怒ったほうが「手っとり早い」し、時間の無駄にもならないのでは?


そうか。
先生からの無言のメッセージ。
経験することが、いちばんの上達
ダンスに限らず、習うより慣れろ!
恥かいたり失敗したことは、あとあと後悔として残るもの。
失敗するほうが、手っ取り早い上達への道。


発表会、勉強になりました。


次のレッスンから、仕事で欠席の工藤くんとミライさん。
ダンス、やめずに続けますと、頼もしいことばを置いて。
新年度の大変なときに、お疲れさまです。

麻宮サギさん、あいかわらずのマシンガントーク。きょうも、かまってちゃん全開。
「覚えられへん~!」
「手を動かしたら足が止まるぅ」


本人は気づいてない。
ちょっぴり覚えるの早くなっていることに。



毎週木曜日は
「ダンス・バレエ」の日

いつもこころにうるおいを
水分補給も わすれずに


最後までお読みくださり、
ありがとうございます。

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