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内田徹「漆琳堂」8代目当主
2023年8月24日 17:38
こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。前回は日本一の漆取扱量を誇る福井県越前市の漆問屋、箕輪漆行(みのわしっこう)の代表取締役社長 蓑輪利一さんに、漆の精製技術や豊富な商品について紹介していただきました。後編では漆の貯蔵庫に移動し、普段の仕事を通じて感じる漆の良さやこれからの漆の可能性について語っていただきます。漆を取り巻く環境の変化
2023年6月24日 13:55
こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。前回からしばらく経ちましたが、コロナ禍も少し落ち着き、ようやく世の中が再び動き出してきた感じがいたします。職人探訪でも引き続き、漆器にかかわるヒト・モノ・コトをお伝えしていきたいと思います。どうぞおつき合いください。第9回目は、越前漆器の産地、河和田(かわだ)のお隣、越前市にある箕輪漆行(みのわし
2021年8月31日 09:18
こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。第8回目は、鯖江市で丸物漆器の下地を手がける三崎茂さんをご紹介します。下地は塗り物の基礎となる重要な工程です。完成すると見えなくなってしまう部分ではありますが、漆器のクオリティが大きく左右されるといっても過言ではありません。三崎さんには漆琳堂の器の下地もお願いしていますが、さすがこの道50年のベテ
2021年7月9日 10:05
こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」2018年8月、漆琳堂と40年以上の付き合いだった蒔絵師・小林直彦さんがお亡くなりになりました。突然の、出来事でした。今回は漆琳堂を支えてくれている父母とともに、蒔絵師・小林さんの活躍を振り返りました。内田母「パタンと亡くなって、急死。昨日まで生きてた人が、次の日、いなくなったって感じ。」ーほん
2021年5月13日 16:21
こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。第6回目は、鯖江市で紙器(化粧箱)を製造する奥村紙器製作所の奥村省造さんをご紹介します。日常生活のさまざまな場面で見かける箱。お菓子などの食べ物を入れたり、靴や服飾品を入れたりなど、収納や贈答のシーンには必要不可欠なものです。私たちがつくる漆器にも化粧箱は欠かせません。贈り物は化粧箱で第一印象が左
2021年4月26日 11:48
こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。第5回目は、鯖江市河和田地区で長年お椀などの丸物の「研ぎ」を手掛ける赤川礼子さんをご紹介します。漆器は木地や下地、塗りなど、工程ごとに多くの職人たちがかかわり、つくられています。なかでも、下地から中塗り、上塗りと漆を塗り重ねるごとにバトンを受け取っているのが「研ぎ師」です。「研ぎ」は、漆を塗った器