内田徹「漆琳堂」8代目当主

1976年福井県生まれ。 大学卒業後に家業である創業227年の塗師屋、漆琳堂に入社。 …

内田徹「漆琳堂」8代目当主

1976年福井県生まれ。 大学卒業後に家業である創業227年の塗師屋、漆琳堂に入社。 10年余り祖父・父から漆器製造の下地・塗りを習い、 産地最年少で越前漆器伝統工芸士に認定される。 2019年漆琳堂の代表となり、現在に至る。

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    越前硬漆 刷毛目 / 椀S N-03

    越前硬漆 刷毛目 / 椀S※4月下旬より発送予定お味噌汁や、和え物、サラダやヨーグルトなど少し小ぶりで、一品付け加える器にちょうどいいサイズ7サイズの中でも、一番人気のかたちです。■食洗機対応様々な実験を重ねた食洗機対応の漆科学塗料を一切使わず、100%天然漆を使用しています。■越前硬漆(えちぜんかたうるし)漆が最も硬くなるのは塗り上げてから100年後ともいわれ、完全硬化には長い年月を要します。「越前硬漆」は福井県、福井大学との産学官の連携によって堅い塗膜を実現した、食器洗い機にも耐えうる漆。現代の食生活にも沿うように独自の形状と美しい彩りに仕上げており、日用の食器としてお使いいただけます。■刷毛目(はけめ)技法手塗りによる刷毛目を活かす「刷毛目技法」は塗り上げた後に塗り直しをすることができないため、卓越した技術を必要とします。細かい傷が目立ちにくく日常使いにおすすめです。サ イ ズ:φ103×H55㎜容 量:300㎖素 材:本漆手塗り・木合(木粉とソフミー樹脂の成型品(木粉52%))専用パッケージ付き※電子レンジは使用できません。
    ¥4,400
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    越前硬漆 刷毛目 / 椀S N-02

    越前硬漆 刷毛目 / 椀S※4月下旬より発送予定お味噌汁や、和え物、サラダやヨーグルトなど少し小ぶりで、一品付け加える器にちょうどいいサイズ7サイズの中でも、一番人気のかたちです。■食洗機対応様々な実験を重ねた食洗機対応の漆科学塗料を一切使わず、100%天然漆を使用しています。■越前硬漆(えちぜんかたうるし)漆が最も硬くなるのは塗り上げてから100年後ともいわれ、完全硬化には長い年月を要します。「越前硬漆」は福井県、福井大学との産学官の連携によって堅い塗膜を実現した、食器洗い機にも耐えうる漆。現代の食生活にも沿うように独自の形状と美しい彩りに仕上げており、日用の食器としてお使いいただけます。■刷毛目(はけめ)技法手塗りによる刷毛目を活かす「刷毛目技法」は塗り上げた後に塗り直しをすることができないため、卓越した技術を必要とします。細かい傷が目立ちにくく日常使いにおすすめです。サ イ ズ:φ103×H55㎜容 量:300㎖素 材:本漆手塗り・木合(木粉とソフミー樹脂の成型品(木粉52%))専用パッケージ付き※電子レンジは使用できません。
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    越前硬漆 刷毛目 / 椀S N-01

    越前硬漆 刷毛目 / 椀S※4月下旬より発送予定お味噌汁や、和え物、サラダやヨーグルトなど少し小ぶりで、一品付け加える器にちょうどいいサイズ7サイズの中でも、一番人気のかたちです。■食洗機対応様々な実験を重ねた食洗機対応の漆科学塗料を一切使わず、100%天然漆を使用しています。■越前硬漆(えちぜんかたうるし)漆が最も硬くなるのは塗り上げてから100年後ともいわれ、完全硬化には長い年月を要します。「越前硬漆」は福井県、福井大学との産学官の連携によって堅い塗膜を実現した、食器洗い機にも耐えうる漆。現代の食生活にも沿うように独自の形状と美しい彩りに仕上げており、日用の食器としてお使いいただけます。■刷毛目(はけめ)技法手塗りによる刷毛目を活かす「刷毛目技法」は塗り上げた後に塗り直しをすることができないため、卓越した技術を必要とします。細かい傷が目立ちにくく日常使いにおすすめです。サ イ ズ:φ103×H55㎜容 量:300㎖素 材:本漆手塗り・木合(木粉とソフミー樹脂の成型品(木粉52%))専用パッケージ付き※電子レンジは使用できません。
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    越前硬漆 刷毛目 / 椀S N-03

    越前硬漆 刷毛目 / 椀S※4月下旬より発送予定お味噌汁や、和え物、サラダやヨーグルトなど少し小ぶりで、一品付け加える器にちょうどいいサイズ7サイズの中でも、一番人気のかたちです。■食洗機対応様々な実験を重ねた食洗機対応の漆科学塗料を一切使わず、100%天然漆を使用しています。■越前硬漆(えちぜんかたうるし)漆が最も硬くなるのは塗り上げてから100年後ともいわれ、完全硬化には長い年月を要します。「越前硬漆」は福井県、福井大学との産学官の連携によって堅い塗膜を実現した、食器洗い機にも耐えうる漆。現代の食生活にも沿うように独自の形状と美しい彩りに仕上げており、日用の食器としてお使いいただけます。■刷毛目(はけめ)技法手塗りによる刷毛目を活かす「刷毛目技法」は塗り上げた後に塗り直しをすることができないため、卓越した技術を必要とします。細かい傷が目立ちにくく日常使いにおすすめです。サ イ ズ:φ103×H55㎜容 量:300㎖素 材:本漆手塗り・木合(木粉とソフミー樹脂の成型品(木粉52%))専用パッケージ付き※電子レンジは使用できません。
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    越前硬漆 刷毛目 / 椀S N-02

    越前硬漆 刷毛目 / 椀S※4月下旬より発送予定お味噌汁や、和え物、サラダやヨーグルトなど少し小ぶりで、一品付け加える器にちょうどいいサイズ7サイズの中でも、一番人気のかたちです。■食洗機対応様々な実験を重ねた食洗機対応の漆科学塗料を一切使わず、100%天然漆を使用しています。■越前硬漆(えちぜんかたうるし)漆が最も硬くなるのは塗り上げてから100年後ともいわれ、完全硬化には長い年月を要します。「越前硬漆」は福井県、福井大学との産学官の連携によって堅い塗膜を実現した、食器洗い機にも耐えうる漆。現代の食生活にも沿うように独自の形状と美しい彩りに仕上げており、日用の食器としてお使いいただけます。■刷毛目(はけめ)技法手塗りによる刷毛目を活かす「刷毛目技法」は塗り上げた後に塗り直しをすることができないため、卓越した技術を必要とします。細かい傷が目立ちにくく日常使いにおすすめです。サ イ ズ:φ103×H55㎜容 量:300㎖素 材:本漆手塗り・木合(木粉とソフミー樹脂の成型品(木粉52%))専用パッケージ付き※電子レンジは使用できません。
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    越前硬漆 刷毛目 / 椀S N-01

    越前硬漆 刷毛目 / 椀S※4月下旬より発送予定お味噌汁や、和え物、サラダやヨーグルトなど少し小ぶりで、一品付け加える器にちょうどいいサイズ7サイズの中でも、一番人気のかたちです。■食洗機対応様々な実験を重ねた食洗機対応の漆科学塗料を一切使わず、100%天然漆を使用しています。■越前硬漆(えちぜんかたうるし)漆が最も硬くなるのは塗り上げてから100年後ともいわれ、完全硬化には長い年月を要します。「越前硬漆」は福井県、福井大学との産学官の連携によって堅い塗膜を実現した、食器洗い機にも耐えうる漆。現代の食生活にも沿うように独自の形状と美しい彩りに仕上げており、日用の食器としてお使いいただけます。■刷毛目(はけめ)技法手塗りによる刷毛目を活かす「刷毛目技法」は塗り上げた後に塗り直しをすることができないため、卓越した技術を必要とします。細かい傷が目立ちにくく日常使いにおすすめです。サ イ ズ:φ103×H55㎜容 量:300㎖素 材:本漆手塗り・木合(木粉とソフミー樹脂の成型品(木粉52%))専用パッケージ付き※電子レンジは使用できません。
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【職人探訪vol.12】 技の研鑽はライフワーク 蒔絵師・助田幹夫さん

こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。 越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。 第12回目は、福井県鯖江市河和田で漆器に装飾を施す蒔絵師、助田幹夫さんをご紹介します。 漆工芸の技法である「蒔絵」は漆器に漆で文様を描き、その上に金や銀の粉を蒔いて固め、光沢の出る研ぎを繰り返し、高度な技術を使って装飾していきます。 漆器といえば、黒色や朱色で塗り上げた艶やかなお椀やお盆を思い浮かべる方が多いと思いますが、漆は塗ることで美しく丈夫にするだけでなく、接着剤みたいに

    • 【職人探訪vol.11】 木の性質を見極め、計算され尽くした手仕事で漆器産地を支える 指物師・山下弘行さん

      こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。 越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。 今回は私たち漆琳堂と長い付き合いのある山下弘行さんをご紹介したいと思います。 山下さんは河和田で3代続く指物師。「室(ムロ)」をはじめ、漆器づくりに欠かせないさまざまな道具を手がけています。  ※ムロは産地によって「風呂」と呼ぶところもあります。 漆器を回転させて乾かす「回転風呂」山下さんとのお話の前に、まずは「ムロ」についてご紹介したいと思います。 ムロとは漆を塗った器を乾

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        こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。 越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。 前回は日本一の漆取扱量を誇る福井県越前市の漆問屋、箕輪漆行(みのわしっこう)の代表取締役社長 蓑輪利一さんに、漆の精製技術や豊富な商品について紹介していただきました。 後編では漆の貯蔵庫に移動し、普段の仕事を通じて感じる漆の良さやこれからの漆の可能性について語っていただきます。 漆を取り巻く環境の変化ーーすごい量の漆ですね。これは中国産ですか? ほとんどが中国から輸入された生漆

        • 【職人探訪vol.9】 漆のことならお任せあれ!日本の漆器産地を支える箕輪漆行 前編

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        【職人探訪vol.12】 技の研鑽はライフワーク 蒔絵師・助田幹夫さん

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          「大本山永平寺御用達」の名誉を賜りました。

          創業1793年(寛政5年)伝統工芸越前漆器の塗師屋「株式会社漆琳堂」は、2023年に創業230周年を迎えました。 みなさまのおかげで、この節目を無事に迎える事ができました。 また、伝統工芸である「越前漆器」をつくり続けてきた「漆琳堂」として、2023年2月に「大本山永平寺御用達」の名誉を賜りました。 越前漆器は伝統工芸品であると同時に、日々の暮らしで使われる生活道具でもあります。 美しさと堅牢さを兼ね備える漆器をいっさいの手間を惜しむことなくつくり続ける。それが漆琳堂

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          【職人探訪vol.8】見えない部分へのこだわりにこそ職人のプライドが光る。下地師・三崎茂さん

          こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。 越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。 第8回目は、鯖江市で丸物漆器の下地を手がける三崎茂さんをご紹介します。 下地は塗り物の基礎となる重要な工程です。完成すると見えなくなってしまう部分ではありますが、漆器のクオリティが大きく左右されるといっても過言ではありません。 三崎さんには漆琳堂の器の下地もお願いしていますが、さすがこの道50年のベテラン。すべて手作業で均一に塗り進めていく様子に、あらためてその技術の高さを目の当

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          【職人探訪vol.7】塗師一家が惜しむほどの繊細な技術を持つ蒔絵師・小林直彦さん

          こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。 越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」 2018年8月、漆琳堂と40年以上の付き合いだった蒔絵師・小林直彦さんがお亡くなりになりました。突然の、出来事でした。 今回は漆琳堂を支えてくれている父母とともに、蒔絵師・小林さんの活躍を振り返りました。 内田母「パタンと亡くなって、急死。昨日まで生きてた人が、次の日、いなくなったって感じ。」 ーほんとびっくりやったね。越前漆器は、プロの料理人に時間をかけて使われてきてる。例えば

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          【職人探訪vol.6】漆器に化粧箱あり。寸分の狂いない箱を手作業でつくり続ける・奥村省造さん

          こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。 越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。 第6回目は、鯖江市で紙器(化粧箱)を製造する奥村紙器製作所の奥村省造さんをご紹介します。 日常生活のさまざまな場面で見かける箱。お菓子などの食べ物を入れたり、靴や服飾品を入れたりなど、収納や贈答のシーンには必要不可欠なものです。 私たちがつくる漆器にも化粧箱は欠かせません。贈り物は化粧箱で第一印象が左右されてしまうこともあるため、漆器だけでなく箱も私たちの商品にとって大事な要素な

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          【職人探訪vol.5】「研ぎ」が漆器の出来栄えを大きく左右する。この道62年の研ぎ師・赤川礼子さん

          こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。 越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。 第5回目は、鯖江市河和田地区で長年お椀などの丸物の「研ぎ」を手掛ける赤川礼子さんをご紹介します。 漆器は木地や下地、塗りなど、工程ごとに多くの職人たちがかかわり、つくられています。なかでも、下地から中塗り、上塗りと漆を塗り重ねるごとにバトンを受け取っているのが「研ぎ師」です。 「研ぎ」は、漆を塗った器の表面の凹凸をなくし、次の工程で作業する塗師が漆を塗りやすくするために行うもの。

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          毎朝のルーティン

          道元禅師が伝えた朝のルーティン 人それぞれ自分のルーティンってありますよね。 有名なところでいうと、プロ野球選手がソックスを右足から履くとか、 毎朝カレーライスを食べるとか、ですかね。 プロスポーツ選手に限ってはゲン担ぎで行うのがルーティンかもしれないですね。 私も高校野球していた時はお尻のポケットに 決まったタオルを入れるのがルーティンだったということを 思い出しました。笑 そんなことはどうでもいいのですが。 調べてみると、 ルーティンとは「決まった時に行う、決まった一

          【職人探訪vol.4】漆に魅了されて移住した若手職人・嶋田希望・宮沢結子・髙橋菜摘

          こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。 越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。 第4回目は、漆琳堂若手職人の嶋田希望(しまだ・のぞみ)・宮沢結子(みやざわ・ゆいこ)・髙橋菜摘(たかはし・なつみ)です。 今回は、聞き役として村上なつかさんに入っていただきました。 村上さんは、2020年に昨年鯖江市に移住し、産業観光イベント「RENEW」の事務局長としても産地で活躍されています。 漆に魅了されて移住してきた職人たちに、このまちへ来た理由や漆器への思いを語ってもらい

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          【職人探訪vol.3】職人と作家を自由に行き来しながら、新しいものづくりのスタイルを探究する蒔絵師・山本由麻さん

          こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。 越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。 第3回目は県外から福井に移住した、蒔絵師の山本由麻(やまもと・ゆま)さんをご紹介します。 山本さんが暮らすのは、鯖江市のお隣、越前打刃物の産地である越前市。 包丁の「柄」を製作する山謙木工所で、蒔絵をを手がけています。 山謙木工所は今年9月に、和包丁の柄と工芸品に特化したギャラリー「柄と繪(えとえ)」をオープンしました。 山本さんはギャラリー内の工房で、柄や漆器に蒔絵を施してい

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          「マイクロツーリズム」で新たな発見

          是非行ってほしい宿がある。 福井の永平寺の門前にある「柏樹関」である。 https://www.hakujukan-eiheiji.jp/ 今夏に行った宿。 地方に住んでいるとなかなか地元の宿に泊まることはないのだが、 コロナ禍で近場に旅行するという、「マイクロツーリズム」がささやかれはじめ、自分も新たな発見をするいい機会だと思い行く気になったのだが、出張以外でしかも近場の高級宿に泊まるのは新鮮であった。 夏季休暇の真っ只中で予約はなかなかとれずに、キャンセル待ちでようや

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          【職人探訪vol.2】新しい技術や素材を取り入れ、進化し続ける下地の職人・森田清照さん

          こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。 越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。 第2回目は越前漆器のなかでも角もの(お盆や重箱)の「下地」を手がけている森田清照(もりた・きよてる)さんをご紹介します。 下地とは木地の状態を整えて補強し、漆を塗れる状態にすること。 あまり知られていないかもしれませんが、堅牢な漆器をつくるためには欠かせない大変重要な工程でもあります。 下地では、木地に布や和紙を貼って補強することがあります。通常は漆を塗り重ねて見えないようにする

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          生活に座禅を取りいれてみた話。

          工藝と禅、永平寺の投稿から少し日があいてしまいましたが これまでに経験したこと。 永平寺を訪れ、禅宗を肌で感じた次のステップとして 実際に座禅を組んでみようと思い、座布を購入した。 自分専用のMY座布だ。 自分は座禅という型や、道具などの型から入るタイプだ。 座布を今後の人生の後先に購入することは なかなかないだろうからしっかりしたものを選んだつもりだ。 座布は黒い布で覆われていて、折り目が幾重に重なるのが見た目の特長。 (折り目は数えてみたら18の襞で出来ている) 後部

          生活に座禅を取りいれてみた話。

          【職人探訪vol.1】どんなものにも描く緻密な技術。産地の第一線で活躍する蒔絵師・森田昌敏さん

          こんにちは。漆琳堂8代目当主、内田徹です。 越前漆器を支える職人たちを訪ねる「職人探訪」。 第1回目は越前漆器の産地、福井県鯖江市河和田(かわだ)地区の蒔絵師で伝統工芸士でもある森田昌敏(もりた・まさとし)さんをご紹介します。 蒔絵とは、漆器の表面に漆で絵や模様を描き、その上に金や銀の粉を蒔いて研ぎ磨いたもの。 漆琳堂が塗りを手がけた椀の蒔絵も、森田さんにお願いすることが多いのですが、どんなに緻密な模様も早く正確に仕上げる森田さんの技術に、全幅の信頼を寄せています。

          【職人探訪vol.1】どんなものにも描く緻密な技術。産地の第一線で活躍する蒔絵師・森田昌敏さん