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地域の資源を再発見! 夏野菜の収穫体験レポート

自然環境豊かな三浦半島を舞台に、ローカルな体験をプロデュースするシテコベ。「漁業・農業体験などを通して、地域の資源や魅力に触れてもらいたい」という想いから始まったシテコベは、今年で4年目を迎えます。

これまでに野菜の収穫体験やとれたての魚をさばく漁業体験など、五感で楽しめる体験プログラムを提供してきました。今回は6月18日に開催された夏野菜の収穫体験の様子をレポートします。

▼過去の体験レポートはこちら

生産者の想いに触れる農業体験

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曇り空のなか開催された夏野菜の収穫体験には、子どもから大人まで70名以上の参加者が集まり、梅雨のモヤモヤした天気を吹き飛ばすように、畑には子どもたちの元気な声が響いていました。

今回は、京浜急行労働組合さま向けにオーダーメイドした農業体験プログラムを実施しました。

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農業体験の拠点となったのは、「農業は面白い!」をテーマに掲げる「ブロ雅農園」。農園では化学農薬をなるべく使わないようにしているほか、環境に負荷をかけない農業スタイル「環境保全型農業」を実践しています。

園主の鈴木 雅智さんは神奈川県のエコファーマーにも認定されるなど、農業体験を通して地域の食育活動も積極的におこなっています。

▼ブロ雅農園のSNSはこちら

農業高校で教員を務めたことのある鈴木さんならではのユーモア溢れる収穫体験は人気を集め、1年間で4,000人ほどの受け入れをおこなったそう。

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畑の肥料として牛糞堆肥の代わりにお茶やコーヒーのかす、カニの殻、きのこの石づきなど、本来は捨てるものをすべて畑に混ぜ込み、1年間で100種類以上の野菜を栽培するのもブロ雅農園ならでは!

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そんなブロ雅農園の畑で、カブ、じゃがいも、にんにく、きゅうり、4種類の野菜を収穫していきます。

4種の野菜を収穫

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それぞれの畑に移動しながら野菜の紹介と収穫の仕方を説明してもらった後は、収穫体験へと移っていきます。

まずは野菜ガチャコーナー。

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野菜の種をミックスして蒔いた畑から何が出るのか収穫するまでわからないというガチャガチャ体験。20連ガチャまでやってもいいという鈴木さんの言葉に「えー!すごい!」という声が聞こえてきます!子どもたちもガチャガチャと聞いて興味津々です。

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白いカブや赤いラディッシュのほかに、「あやめ雪」というレアな紫のカブが混ざっています。ぜひ見つけてください。

夢中になってあやめ雪を探したり、何が出てくるかわかならい野菜ガチャを楽しむ姿が見られました。

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2つ目は、じゃがいもつめつめコーナー。黄金男爵やメークイン、紫色のシャドークイーンの中から好きなものを袋に詰めていきます。

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3つ目はにんにくガチャコーナー。本来にんにくの時期は5月頃で、6月だと葉は枯れてしまっているものの土の中で成熟している状態だそう。今回は事前に鈴木さんが掘ったにんにくを配ってもらいました。

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最後が地這いキュウリコーナー。キュウリは縦に育てる栽培方法が主流ですが、ブロ雅農園では地面に這わせる方法で育てているそう。宝物を探すようにキュウリを収穫していきます。

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ほかにも初物の長なすや緑なす、白いなすびを収穫していきました。

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家族で非日常を過ごす時間は自然と笑顔が溢れ、大人たちも子どもの頃に戻ったような無邪気な姿も。短時間ではありますが、収穫体験前と後で表情が変わっていく様を見ることができました。

シテコベでは季節に応じた三浦半島の楽しみ方を企画しています

今後もシテコベではさまざまな体験プログラムを通して、地域の魅力の発掘や新たな学びを深める活動をおこなっていきます。日常生活の慌ただしい時間から少し離れて、自然と向き合いながら記憶に残る体験をしてみませんか?

日時や人数、ご希望の体験内容など、要望に合わせた団体向けのオーダーメイド体験もコーディネートいたします! プログラムの詳細やお問い合わせはHPをチェックしてみてください。

現在シテコベでは、体験の企画・運営をおこなうコーディネーターも募集中です!

興味のある方は下記までお問い合わせください。
お問い合わせ先:info@shitekobe.com

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