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(初心者向け)調べ物や学びのコツと楽しみ方をまとめてみた

はじめに

ネットで気になったことを調べてみて、本を読んで、新しいことを知って、得た知識について思いを巡らす。そんな時間の使い方もある。

勉強というと、難しいイメージを持つ人も多いかもしれないが、知らなかったことを解読するのは、買ったばかりのゲームの攻略や、作ったことない料理に挑戦することに似ていて、やってみると結構楽しい。

今回はやってみる方法から楽しむポイントまで、学ぶ楽しみの「コツ」を集めてみた。

調べ物の方法だけ知りたい人は目次の「調べ方のコツ」からどうぞ。


学びはここが楽しい!

「新しいこと知るのって難しい?」そんなことはない。

なぜなら本人が新しいと感じればそれは「学んだ」ことになるのだから。個人のペースでのんびりやればいいし、義務じゃないから好きにすればいいい。ある意味自由なのが趣味で学ぶということだ。

このページでは「どこを楽しめばいいのか」という個人的なコツをお伝えする。

 いつも見ているものの視点が変わること。

家に帰る途中、休憩中などぼんやりする時間に見かけるものの視点が変わってくる。

例えば空の雲を見て「入道雲が出てるから雨が降るかもしれない」とか思ったりするのも、入道雲は雨を降らす大きな雲だという知識があってこそ。

知識とは視点の拡張パーツみたいなものであり、無くてもいいがあったら現実と知識がリンクして、推理小説での伏線回収のように「こういう仕組みだったんだな」と感じる瞬間がある。

知識が繋がっていく楽しさ

知識は繋がっていく場合がある。例えば私自身はゲームが好きなのだが、ゲームには造語が多い。しかし色々やっていると買ったばかりのゲームでも「残り体力はHPで表す」「あのゲームに近いシステムね」「会心率は大事」など、そのゲームオリジナルの造語や構造を他の知識を応用して理解できたりする。

これと同じことが学問でもある。例えば歴史の知識が「この国は植民地時代に文化が変わったんだな」というように民族文化に関しての理解に繋がったりする。これはある意味世界のシステムをゲームのルールを理解するように解読しているとも言える。現実世界のよくわかってないことを解読して、繋げていける。

一見意味がないことにも意味を付けられる。

昔、SNSで「美大や音大は役に立たないから他と比べていらない」という話を見たことがある。確かに短期的な実用性は美大や音大には少ないかもしれないが、就職だってお金だって根本的には人が作り出した価値で、本質とした意味の有無では人が作り出した芸術と似たようなものだ。

そういう本当はなんの意味もない世界にお金や国籍など区分を付けて発展していったのが人間だ。そしてその辺の草とか昔の人とか宇宙とかにも同じように区分を付けて考えるのが学問だと思う。

調べ物のコツ

「なにか新しいことを調べたい!」そう思っても何から始めたらいいか分からない場合もあるだろう。
この章では何か調べたい時、まずどうすればいいかを解説している。確実な正解はないが、困ったときに役立つことを期待する。

1.ネットで軽く調べる

文明の利器を使おう。とは言っても今どきは嘘の情報も多くネットの内容は信用ならず、確実な情報は本の方が多い。

初心者にオススメなのは検索エンジンで「美術 歴史 本 おすすめ」の様に"本 おすすめ"というワードを入れて検索することだ。そうして出てきた本のタイトルでまた検索し、Amazonや読書専門SNS(読書メーターなど)に載っている本のレビューを読み比べ、本を買う。

ここでポイントなのはレビューの傾向だ。あまりに高評価すぎる本は逆に当たり障りのない薄い内容だったり、ちょっと怪しい情報の本だったりもするため、注意して選ぼう。

2.とりあえず図書館

本で調べるなら日本国内ならどの地域にもきっとある公共図書館をお勧めする。本屋は調べたい分野の初心者には適切な本を選ぶハードルが高い上に、そもそも専門書が少ない場合もある。

とりあえず知りたい分野の棚に行ってみて、本の背表紙を見てみるといい。ニッチなことが知りたいなら図書館のレファレンスサービスに聞いてみてもいい。

見つけた本の中身を少しめくって、自分のレベルに合ったものを選ぼう。

3.ちょっと難しそうな本も選ぶ

そもそも、基本的に専門書は素人向けの本も多く、専門知識はほとんどの場合本の中で解説が入る。それでも理解できなければネットで調べるか何となく読み流せばOKだ。

昔の有名な哲学書の翻訳などを手に取らなければ、おそらく読み切ることは可能なはず。

それでも理解できないくらい難しい本なのかは、とりあえず図書館や本屋で少し試し読みしてチェックだ。

本によってはその分野の参考書籍を載せてくれている物もあり、巻末の引用文献も後々役に立ったりするので、参考にすると良い。

まとめ

とりあえず初心者向けはこんなところだと思う。そこまで玄人向けの有益なものは載っていない気もするが、「他の人はこうやってるんだな〜」的なものを感じてくれれば幸いだ。

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