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聖利の美酒を

克己する事。

己に克つことは
あらゆる全てに克つ事に他ならない。

皆が僕自身に過ぎないのだから。
全ては僕自身の乗り越えるべき自分自身。
イベントもどんな現象も
それは克己する為に目の前に現れる。

クエストのようなアミューズメントパーク。
とてもスリリングなアトラクション。
それもまた
ミラーボールとしての地球の姿🪩✨

監獄ではない。
かつて僕は
『地球とは【恥球】という監獄なのではないか』
と考えた事がある。
闇を見つめればこその発想だと思う。

僕の人生とは
ただ罰を受け入れる為の人生だったのかもしれない。

そのように意図したから
そのように地球は機能してくれた。

であれば
やはり僕は勝利者だ。

完全に地球をそのように治めたのだ。

地球すら宇宙すらも
僕の思いのままという証。

決める。
意図する。
求める。
願う。
欲する。
夢見る。

そのようにしなくても
既にそのように在る事を深いレベルで感じる。

宇宙は既に手中に在る。
地球儀を回すように地球を回しているのだ。

勝たなくていい。
勝てば敗者が生まれる。
敗者を僕は創らない。
僕はただ克って在るだけで良い。
乗り越えて在るだけで良い。

勝とうとしないから
マウントを取る事もしなくて良い。
勝とうとしないから
競わなくて良い。
克つことで
敗けは生まれないから
安心して克てば良い。

ここまで生きてきた。
お陰樣でなんて謙遜は要らない。
僕が克って生きてきた。
それを噛み締め感じ切る。
克己の美酒を堪能し切る。

僕は克己の美酒を味わうどころか
目の前の美酒を放置してきたのだ。

遅過ぎるなんて事はない。
今尚、目の前に美酒は在る。
克己の美酒とは経験の宝。
誰にも奪えはしない美酒。
僕にしか手に取れない盃だし
僕にしか味わえない美酒なのだ。
経験による感覺(体感)こそ誰にも奪えぬ宝。
ならば
今こそ僕は聖利(しょうり)の美酒を酌もう。

これは予祝としての乾杯の意味もある。

今までの聖利への労いと
今ある聖利の証(命)への感謝と
これからの聖利への祝福として。


負け戦には挑まない。
己に負けない戦法を取り入れる。

克てない時は
己に負けない生き方で。

それは勇氣ある聖利の為の撤退となる。


一番を狙うリスクを避けて殆どの人は生きている。
一番を狙って
いざ負けた時のダメージを避けている。
負けて馬鹿にされないように。
『ほら言わんこっちゃない』
なんてダメ押しされないように。

僕は敗者を続けてきたから分かるのだけれど、
別に馬鹿にされたって大した事無かったです。
馬鹿にされ続け闇を見つめ続けた僕が言います。
馬鹿にされても大した闇ではありません🤗
己を怖がらない事。
未知を恐れぬ事。

どのみち、いきなり一番にはなれないのなら
徐々に一番へと乗り越えていこう。

段階を踏む事で負けにくくなるし
勝つ為の戦法として有効だ。


僕は敗者の氣持ちを知っている。
体感レベルで知り尽くしている。
僕は闇から逃げなかった。
大いなる闇の経験がある。

だからこそ
誰よりも敗者に寄り添える。
闇の中にある人を手に取るように思いやれる。


敗者のままでいる事もありだと思う。
それはそれで
そのような樂しみ方があるのが分かる。
僕がそのように
このアミューズメントパークを樂しんだから。


逃げない胆力が僕には在る。
闇を樂しめる能力がある。
パラレルセルフ(他者)が努力しても手に入れられない宝刀を僕は所持している。

この胆力を全て聖利へと捧げる。
この能力をありったけ聖利へと振り切る。

飾り物にしていた宝刀を手に取ろう。

敗者を創らぬ宝刀を抜く。
敗けたままで王者に成れはしないだろう。
王に成るには王者から。
他者の承認の要らない王者として
まず僕は在ろう。
王はゆくゆくで良い。
己を急かさぬように。
己が焦らぬ事。

己に敗けぬ事。
全ては僕だ。
己に負けぬ事。


負けて僕自身を敗者にしないし
斬った相手(自分)も敗者にしない。


全員を勝者に。
全てが克つように。

言葉で考えれば無理がある。
しかし
もはや言葉という常識を僕は斬っている。
そして
僕は生まれ変わる。

常識とは僕自身。
僕が常識を創り上げ、その常識で僕を縛っていたもの。

僕は常識を斬った。
もう常識に縛られる世界に僕はいない。


殆どの成功体験とは
負ける可能性から逃げた結果に過ぎない。

僕は成功じゃなくて
聖利として在るのだ。


“逃げるが勝ち“を続けるのなら
大樹にはなれないだろう。

大樹とは
それこそどこにも逃げられないのだから。


聖利の在り方として
大樹は立っている。

誰も敗者を創らない。
だから
大樹に人は集うし鳥も虫も憩う。
動物が集まる事でエネルギーを回している。


僕は大樹としてただ在るもの。
“在ろう“としない。
ただ在るものとして。


祭統 白宇






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