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Body of War.

レヴィ・ストロースさんという人類学者の
動画を観ていた

レヴィさんは「研究は足で稼ぐ」と
机の上から飛び出し、世界中の未開の地へと赴いた

未開の地の部族の方々など、彼らとともに過ごし、
彼らがたいへんに
論理的、合理的であり
いかに知的欲求の高い人びとであるかを説いている

「大きなコミュニティを維持するには
大規模な戦争、科学
文明が必要であるが

小さな民族を維持するには
科学はない方が合理的、という構造がある」

「人間の知能自体には
対した差はなく
誰もが、最終的には おなじ結論にたどり着く」

「個人差が生まれるのは、試行錯誤の回数」

そういえば未開の民族の人たちって
小さな紛争などはあっても、
環境を破壊・汚染するような
大規模な戦争ってしてない・・・

ぜんぜん話は飛ぶけれど・・

「Body of war」というドキュメンタリー映画がある

”トーマス・ヤング”という方が
9.11のあと、「敵をやっつけるのだ!」となり、
軍へ志願し、イラクへ赴くのだけど

彼は、戦地で負傷し
前の戦争では助からなかったような傷を負い
米国の進んだ医療によって、なんとか一命をとりとめる。

帰国後も絶えず大量の服薬や
医療ケアを続けながら
想像を絶する痛みのなかで、反戦を説く活動を行う。

敵を倒そうと思って戦地へ出向いたのに、
実際に現地へ行ってみると
たいへんな違和感を覚えたとのこと。

「われわれ、軍人に
そして現地の方々に、謝って下さい」

ジョージ・ブッシュ元大統領に手紙を書く。

彼は最終的に、生き続けることを拒んだ。
戦争が生み出した体。

「イラクで何があったのか。わたしたちだけが、知っている」。

彼の痛みについて、時々想いを馳せるのです。

レヴィさんのお話に戻ると
呪術的な儀式や祭り、踊り、民謡などは
科学的とはいえないけれど
ひとびとの精神面のケアをするはたらきがある

科学にはそれがない(?)。
よって戦争が必要になる・・???ムズカシイ/(^o^)\

「ディベート(言語での議論)を、戦争を引き起こすことによって
体験している」・・・むむむ・・・

むずかしい・・

筆者は長崎育ちのため、そして世代的にも
「平和教育」をしっかりと受けてきた世代。
祖母や、いろいろな高齢者の方の
戦時中のこと、被爆体験の語りなどを聞いてきた。


・・でも頭がごちゃごちゃしてきたぞ~(´ー`)

また、話は飛ぶのですが
わたし、ずっと欲しかったオーブンを買ったのです
パレスチナ伝統料理「ムハッサン」を作りたくて・・

でも毎日、ネットでガザの惨状を見ていると

作れなくなった。
以前は、パレスチナのお料理を作って
ネットにアップしていた
祈りを込めて

それも、出来なくなった、
出来ない。


大事に育てられたお野菜を食べたり
少数民族の人々などの生活に触れたい

なんとかバランスを保って


彼らは言う、
「知って下さい」
「祈って下さい」

お金をくださいとはひとことも言わないんだね


筆者は鬱のひどい人生だったのだけど
最近、医療機関にて”知的・発達障がい””自閉症”の
診断が下った。
そのため、複雑な事は理解が難しいのかと思われますが


(※当事者の声(医学的には現代社会に適応出来ないとして診断が下っても、
われわれの鋭敏な嗅覚や聴覚が、感覚での情報処理が、自然のなかでは役立つかも知れないよ!!ぷんぷん!))


戦争についてはこちらに書いたように
二分できるものではないと思う。
わたしがもっと勉強ができたら
いろんなことわかるのになぁ、ああ


知識を理解・・・ムズカシイ・・・




ごはんを作ろう、ごはんを食べよう
祈りながらごはんをつくろう


この混沌とした世界で
混乱しながら

ごはんは食べよう


”「戦争の終結を見ることができる者は、戦死した者だけだ」という言葉を思い出す。ギリシャの哲学者の言葉だそうだ。”
下記記事より


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