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冠攣縮性狭心症への道のり…最後までわからない病名は…

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私の小さな体のあちこちの不調のサインは、凄まじい心臓カテーテル負荷検査によって「冠攣縮性狭心症」へ繋がりました。そこに行き着くまでの道のりには一つずつ道しるべがあったのに…ずいぶ…
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#病名

最後までわからない病名は…Ep6(2)

最後までわからない病名は…Ep6(2)

ある日
ある瞬間
それはまた突然やってきた

まったく同じ奥歯の激痛鈍痛!
そして
それは
今度は喉元の真ん中に
下を向いて
這うように降りてきた

次の感覚の始まりだ
それは・・・

ゴックンと飲み込む入り口に
小さめのクルミの実を置かれているよう…
ゴツゴツ

丸めたわら半紙を詰められたよう…
ガサガサ

カップアイスの木のスプーンを
半分に折って差し込まれたよう…
ググッ

何かがそこにいる

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最後までわからない病名は…Ep6(4)

最後までわからない病名は…Ep6(4)

しかし
ある時また何かがやってきた

それは
いつもと何も変わらない朝…
今日は「これ~」と選んで
明るい色の肌触りのいいブラウスに
フワッと
袖を通した瞬間

次の次の次…の感覚だ
それは・・・

左肩が 痛い!
肩は いつも凝っていて重い
でも
凝りではない
痛みだ

私は「痛い」時に
それを感じなくするために
痛みと痛みの間(ま)を感じるよう
自分をコントロールするので
「痛み」の感覚が

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最後までわからない病名は…Ep6(5)

最後までわからない病名は…Ep6(5)

これは
次の次の次…の次の感覚なのに…

まだ
最後までわからない病名は…
そこには
たどり着かない

それは・・・

眠りついて…毎晩
夜中?明け方?
3時に目が覚めるようになる

それは
両手指が痺れるからだ
痺れる
こわばる
指が緊張していて曲げられない
ベッドから起きて
少し体を動かすと
少しずつ
痺れもこわばりも緊張も和らぐ
ん…?

昼頃には全く大丈夫
しかし
毎朝続くこの症状は
また

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最後までわからない病名は…Ep6(6)

最後までわからない病名は…Ep6(6)

私の体は…細分化された

「奥歯の噛みしめすぎ」
「逆流性食道炎」
「萎縮性胃炎」
「頸肩腕症候群」
「リュウマチ」

長い長い道のりだった

その症状は
すべての答えに繋がっていた

最後までわからない病名は…

それは・・・

かかりつけの病院の先生に
私に降りかかっているこの
諸々の
症状を告げると

高血圧が時々あること 
家族性高脂血症があったことから
大きい総合病院へ紹介
それは循環器

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最後までわからない病名は…Ep6(8)

最後までわからない病名は…Ep6(8)

薄れる意識の奥で
今までのあちこちの不調を
一つひとつ思い起こしていた
私の体…
ごめんね…

最後までわからない病名は…

それは・・・

階段3段目くらいから
目の奥で火花が散り
全身にバケツで水…のような冷や汗
胃が真反対にひっくり返るほどの吐き気
頭にヒビがが入っているような頭痛
自分の体に起こっていることが
もうなにがなんだか訳がわからない
助けて…

「検査なんてやっぱりしなければよか

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