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【もったいない♡で いっぷく えらぶLab.】絵本「Life(ライフ)」との大切な出合い

先日、えらぶLab.の話をさせてもらった友人Mさんから
一冊の絵本が送られてきました。

私の話を聞きながら、以前読んだ本に似ている、と気づかれたそうで、
題名もわからなかったところを、
懸命に探して送ってくださったのでした。

「Life ライフ」
作=くすのき しげのり
絵=松本 春野
2015年3月1日初版(現在10刷)
株式会社 瑞雲社

冒頭は以下でした。

小さな町のはずれに、その店はあります。
店といっても、だれかが働いているわけでも、
何かを売っているわけでもありません。
でも、この店には品物がおいてありますし、お客もやってくるのです。

ここですでに、ドキドキしはじめました。

目の前に状況がくっきりと見えてきました。

店の名前は『Life(ライフ)』。

お客は、『ライフ』をのぞいて、必要なものや、気にいったものがあれば
持ってかえります。
そのかわり、自分が使わなくなったものや、だれかに使ってもらいたいものをおいていくのです。

こんなふうに‥‥‥。

(同書より)

このお店『ライフ』の存在やしくみが、
あまりにも、私たちが準備している「えらぶLab.」にそっくりなのです。

友人の話では、私の説明のなかで、
「持ってきたものに、メッセージカードをつけてもらう」
というところで、ピンっときたそうです。

このお話では、その後、来店者が次々紹介され、
何かを持ってきた理由、
そして、何かを持ってかえった理由が述べられています。

例えば、ある男の子の場合。
最初に登場するおばあちゃんが置いて行った花の種を持ちかえります。
以下の想いで。
「今年こそは、お父さんやお母さんに手伝ってもらわないで、
花をそだててみたいと思っていたからです。」

そして、絵本を置いていきます。
「すごくたのしくて、おぼえちゃった。ぼくもたいせつによんだよ」
というメッセージカードを添えて。

そして次の方が来て、絵本を手に取り、、、、、
という感じで、ものが巡っていきます。
メッセージにある想いとともに。

お話の終盤では、おじいさんを亡くされて意気消沈していたおばあさんが、
冒頭で置いていった花の種から、巡り巡って戻ってきたギフトにより、
生きる元気を取り戻すのです。

いいお話だなぁ。

この絵本の最後のページは、私の願いの代弁者でした。

きょうも、『ライフ』には、だれかが何かをおいていき、
そして何かを持って帰ります。

そう、見えるものも、見えないものも。

(同書より)

作者のくすのきさんが書かれたあとがきのなかで、
印象深い言葉があります。

「人は、(生かされながら) 生きている」

循環や、自然な流れのなかで、
人や、ものや、想いや、思い出、そして場さえも、
彼の言葉を借りると、
「(生かされながら) 生きている」。

最近、私自身がこう痛感する機会が多いです。

貨幣の尺度中心の考え方をちょっとだけ横に置いておいて、
こうした「愛情」、「想い」や「思いやり」を中心とした
新しい循環の感覚を、
私自身が「えらぶLab」で実践して体感してみたいと
願っているのです。

それらひとつひとつとの出逢いが、大切になればなるほど、
自分にとって必要な「もの」や「こと」、
そして、不必要なものが明確になり、
シンプルに暮らすことができます。

自分自身に関する本当のところも、
もっとわかってきます。

と同時に、
環境や自然、地球への配慮が、
ひとりひとりのなかに、
自然に芽生え、育っていくことも、
強く願っているのです。

自然や地球への恩返し♡。

新しい試みって、伝えるのが難しいと
ずっと悶々としていましたが、
私たちの代弁者である一冊の絵本が、
目の前に現れてくれました。

いらした方に、
まずこの絵本を、読んでみていただきたいですね。

松本春野さんの絵もあたたかく、
やさしくって、とっても素敵なんです♬

最高なギフトをくださったMさんには、
本当に大感謝です!

皆さんに、「えらぶLab.」のことを理解していただけたとしたら、
きっとMさんと、この絵本のおかげでしょう。

強力な助っ人を得て、
ますます今後の展開が楽しみです。


そうそう。
今月15日に、
「もったいない♡で いっぷく えらぶLab. お試し会」を
まずは町民に向け、一日だけ開催してみることにしました。

習うより慣れろ。

百聞は一見にしかず。


直前のドタバタについては、
追ってご報告したいと思います。


今日も読んでいただき、
ありがとうございました。

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