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青少年向け図書がちょうどいい!食品ロスについてパンづくりから学ぶ

えらぶLab.というゼロウェイストshopを立ち上げましたが、
環境や現状については、知らないことだらけ。

おまけに老眼な上に鳥目。

一番有効に使いたい夜に本が読みづらいのが悩み。

地元の図書館でよく本を借りるのですが、
限られた蔵書数で、いまひとつ、かゆいところに手が届きません。
特に環境系の本は、私には難しいことが多いのです。

ある日ふと、子どもや青少年向け図書コーナーを覗いてみました。

そして、この本に出逢いました。

「捨てないパン屋の挑戦 しあわせのレシピ」
(井出留美著/ あかね書房」

なにより大きな文字に救われ、一瞬で読み切りました。

内容は、パン屋の息子であるパン嫌いだった田村さんという方が、
地球や人にやさしいパンづくりを追求して、自分らしいしあわせなレシピに辿り着くまでのストーリーです。

パンの世界のお話を通して、わかっているようで理解しきれていなかったことがとてもクリアになりました。

人に伝えるにも平易でいい。

もちろん、ここから、現実や真実を確認する作業は必要ですが。

買い物は自分たちの未来を選ぶ投票なのです。

聞いたことはあっても、
具体的にどういうことか。

パン屋の田村さんの体験を通して
知ることができます。

選挙のとき、どの候補が自分たちの未来をまかせるのにふさわしいか選ぶように、どの食べものを自分たちの未来にのこしたいかと考えて、買うものを選ぶのです。

ここでも選ぶことの重要性が語られていますね。

有機小麦農家がたくさんつくり、パン職人がそれでパンをたくさん作り,消費者がそれを買ってたくさん食べ、その美味しさにしあわせになります。

需要が上がれば,供給も増え、値段がこなれるという好循環が生まれます。

それによって、この好循環を長く持続する未来が得られます。
薪がまで焼いた、とびきり美味しく体にやさしいパンを、手頃な値段で食べられるのです。


また、海外小麦の輸入時にかけられる
「ポストハーベスト」という農薬についても
初めて知りました。

輸入小麦は良くない、という漠然としたイメージしか持っていませんでしたので、よりリアルに、おそろしくなりました。


食品ロスや労働時間についてなど、
考えさせられることがいっぱい。


おすすめ本です。
お近くの図書館で見かけたら、読んでみてくださいね。

たまには、、、、、本のご紹介でした。

環境のこと、地球のこと。
勉強中の私です♡


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