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ありあまる

わざと手を離した

私にはもったいなかった

そのありあまる愛は

私には大きすぎた

そのありあまる優しさは

私には窮屈すぎた

そのありあまる居場所は

私には足りなかった

ありあまるあなたの全てを囲うキャパシティが

わざと手を離した

スローモーションで後ろに倒れ

別れ という崖を転がる

嗚呼、さよなら

私のありあまる想い達



#散文 #詩 #思い

最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキしてくださるととても嬉しいです。 してくださらなくても、目を通してくれてありがとうございます。