葛西真輔

2005年にIターンで知床に移住、地域団体でシカやヒグマ対策にどっぷり浸かり17年間、…

葛西真輔

2005年にIターンで知床に移住、地域団体でシカやヒグマ対策にどっぷり浸かり17年間、2022年に野生動物の調査や捕獲を行う専門会社を起業。道東を中心に仕事しています。

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最近の記事

♯7 聞いていないおじさんを撃退したオプトアウト~鳥獣対策の現場編~

みなさんは仕事をする際に、「オプトイン」と「オプトアウト」を意識していますか? 私は以下の木下さんのVoicyを聞いて初めて意識(認識)しました。 これまで意識していなかった「オプトアウト」なのですが、実は無意識に仕事で使っていて、その恩恵をしっかり受けていました。 今回はそんな「オプトアウト」について、アウトプットしていこうと思います。 オプトインとオプトアウト何かを実行する際に、許可する意思を示してもらうのが「オプトイン」、 反対に許可しない意思を示すのが「オプトアウ

    • 鳥獣対策の基本は守りと攻め、捕獲強化は避けて通れない

      新聞報道にある、「大切なのは頭数を減らすのではなく、人とクマの接触に伴うあつれきを減らすこと」、違和感を感じてスルー出来なくなりました。 何に違和感を感じたのか、掘り下げて考えてみることにしました。

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      • ピンホールマーケッティング、小さなを穴を狙っていけ!私の原体験

        自分の強みを持って強者が狙わないような小さな市場を狙っていく、これがピンホールマーケッティングです。 強者は強者であるがゆえ、利益の出る大きな市場を狙ってきます。弱者が同じ場所に乗り込んでも、とんでもない偶然やとんでもないラッキーがない限り、決して勝てないわけです。ましてや勝ち続けるなんてことは、ほぼ絶望的に不可能です。ということで、弱者は強者とは違う市場、小さな市場(いわゆるニッチ市場)を狙っていくこと、これが生き残り戦略となります。 自分の仕事の業種を言えますか?

        • 私にとっての弱者戦略

          ビジネススクールに入学あることをきっかけに知った木下さん、毎日のようにnoteとvoicyを聞いています。田舎は超車社会です。私も車での移動が多いため、音声コンテンツが充実しているのは非常に嬉しいです。車で移動しながら、隙間時間を使ってしっかり学んでいます。その影響で、radikoを聞く頻度がめっきり減りました。 そんな中、木下さんが9月に「ジブン株式会社ビジネススクール」を開校、遅ればせながら私も入学して、はれて木下ファミリーになりました。 インプットしながらアウトプットし

        ♯7 聞いていないおじさんを撃退したオプトアウト~鳥獣対策の現場編~

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        • 仕事の進め方アイディア
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        記事

          モンベルがクマスプレー(ベアスプレー)のレンタルを始めた

          クマに襲われそうになった場合、最終手段として有効なのがクマスプレーです。全国のモンベルストアがクマスプレーのレンタルを9月10日から開始しました。 クマスプレーは保安上の理由から航空機に持ち込むことができません。いままでは、事前に陸送サービスを使って移動先にクマスプレーを送っておく必要があったり、移動先でクマスプレーを入手できず、やむを得ず丸腰で歩くなんてこともあったのですが、このサービスを利用すれば移動先でのクマスプレー問題を解消することができます。 クマスプレーの常備

          モンベルがクマスプレー(ベアスプレー)のレンタルを始めた

          アライグマの東進が止まらない

          こんばんは、お疲れ様です。 北海道のアライグマがすごいことになっています! 15~20年ほど前、目立つのは道央圏(札幌の周辺)ぐらいでしたが、そんな状況は今は昔、現在は道央圏から北進&東進して、最前線は道北は稚内まで、道東は十勝地域まで目立つ範囲(高密度生息地)が拡大していってます。15年ほど前、道央圏のアライグマ被害はひどかったものの、峠をはさんだ十勝では被害はあまり目立たず、「アライグマは日勝峠や狩勝峠を越えない!」、こんなことを関係者のあいだで冗談で言っていたのがウソ

          アライグマの東進が止まらない

          課題設定に関する気づき

          最近、Noteを頻繁に活用しています。気になったものは課金して、必要ならメンバーになっています。特に木下さんのNoteは毎日のように聞いています(毎日のようにアップデートされます)。時間があるときは過去記事を掘り出して、車で移動しているときに聞いて、勉強するともにモチベをアップさせています。 課題設定と解決方法に話している24/8/29の回、私の中ではホームラン級でした。いままで感じていたもやもやを、ずばずばと見事にぶった切ってくれました。何度も聞いて反芻しています。 会

          課題設定に関する気づき

          狩猟に最適なウインチ

           狩猟にはさまざまな道具が必要です。狩猟を始めてゆくゆく必要となってくる道具、欲しくなってくる道具のひとつはウインチです。ウインチがあれば、捕獲した重たい獲物を車まで引っ張ってくるのも楽に行うことができます。いくつか紹介します。 PCW3000 PCW3000の特徴 持ち運び可能でありながらパワフルなウインチ メリット:10kgと軽量ながら強力な引っ張り力、信頼性のあるホンダ製エンジン デメリット:巻き上げ速度の遅さ、使用可能なロープの制約(専用ロープの使用が推奨されていま

          狩猟に最適なウインチ

          ボルト式ライフル銃を所有した仲間へ2

          juu今回は、クマを想定したライフル銃の口径選択に関する記事です。 クマを想定するのであれば、実績があるのは7mmレミントンマグナム、06(レーロク)、308、300WSMあたりが選択肢になるでしょうか。これからライフルを所持する人には、どれを選べば良いのか、どうやって選べばいいのか、さっぱりわからないと思います。記事を読んで、こうやって考えれば(調べれば)いいのかという風に思ってもらえれば嬉しいです。 海外サイトを参考にしよう ライフルに関しては、日本よりも海外サイトの

          ボルト式ライフル銃を所有した仲間へ2

          ボルト式ライフル銃を所有した仲間へ

          ボルト式ライフル銃を新しく所有したら、自分の銃を手足のように使えるようになるまで徹底して訓練することが必要です。 これを目標にしよう 私がいつも参考にしているのはこの動画です。何回見ても惚れ惚れするような動作、さすがプロの軍人です。注目して欲しいのは2点。1)しっかりほおづけしてる点、2)一発目を発射→弾倉から次弾を装填→二発目を発射→装填→薬室にしっかり送られたか確認、この流れをスコープを覗いたまま手元だけで行っています。一発目と二発目の発射の間隔は約5秒、最終的にはこ

          ボルト式ライフル銃を所有した仲間へ

          鉛弾に関する新聞記事

          鉛銃弾に関する記事が出ていたので、仕事で野生動物に関わる立場、狩猟者、環境保全を仕事にしている立場から、意見とコメントです。 私の現在使用している弾は主に銅弾ですが、過去に鉛銃弾を使用したことがあります(もちろん合法的に)。また現在も、ヒグマ向けに限定して鉛弾の使用に関する特別な許可をもらっています(野外で使用することはほとんどありません)。 鉛銃弾の使用を削減していく方向性に私は賛成です。記事にもある通り、鉛は有毒です。その一方で鉛には、重たい、柔らかいという、弾頭にす

          鉛弾に関する新聞記事

          雨のたびに草木が伸びているのを実感する季節。畑に植えた枝豆も庭の芝生も、ぐんぐん成長する。お盆を過ぎれば道東の夏は終わる。ぐんぐん育て!まもなく秋だ。

          雨のたびに草木が伸びているのを実感する季節。畑に植えた枝豆も庭の芝生も、ぐんぐん成長する。お盆を過ぎれば道東の夏は終わる。ぐんぐん育て!まもなく秋だ。

          とりあえず始めてみた

          過去にブログを立ち上げたことはあった。何年か続けた自分の記録(備忘録)、いま見返してみてもいいログになっている。 個人で仕事を始めるため、個人の仕事を始めるため、まずは手始めにnoteを始めてみようと思う。

          とりあえず始めてみた