見出し画像

054 わすれじの【令和訳百人一首】

【原文】

忘れじの ゆくすゑまでは 難ければ

今日を限りの いのちともがな

(儀同三司母)


【個人的解釈】

いつまでも忘れないという誓いの言葉が

永遠に変わらないとは限らないので

その言葉を聞いた一番幸せな今日、

死んでしまいたいよ。


【感想】

結婚当初の新婦の気持ちを詠んだ首。

えーもう結婚やめたら…と思っちゃったよ笑

相手の気持ちが変わらないことを信じられないって

うらを返せば、自分も相手に永遠は感じてない可能性もあるってことだからね。

浮気されても良いよって言う奴は、自分もしても良いと思ってる理論とおなじだからね。

結婚をゴールと思っちゃってるタイプだ。私かよ。

スタートなんだよ。結婚は。


【令和に言い換え】

いつあなたが不倫するか分からないから

プロポーズしてくれた一番幸せな今日が

永遠に終わらなければいいのにな。


【備忘録】

・ゆくすゑ:行く末。これから先、将来。

・もがな:だったらいいな。


【自己評価】

★★☆☆☆

結婚したい

(3秒ぶり73,927,402,749回目の感情)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?