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085 よもすがら【令和訳百人一首】

【原文】

夜もすがら 物思ふころは 明けやらで

閨のひまさへ つれなかりけり

(俊恵法師)


【個人的解釈】

恋人を待って一晩中思い悩んでいるこの頃は

なかなか夜が明けず

朝の光が差し込まない寝室の戸の隙間さえ

恨めしく思う。


【感想】

激エモ案件じゃねえですか…。

色んな人が夜の長さを色んなものに例えてきたけど

寝室の扉を恨めしく思うのは、なんかいい。でもやばい女すぎる。

でも恋愛してる女は全員もれなくメンヘラですからね。

心が健康な恋愛をしている女なんていないから。( 偏見)

心が健康な恋愛ってそれ恋愛じゃないから。(大偏見)

一緒にいて落ち着く相手より、ドキドキする相手がいいよ。

漫画脳だからさ、永遠に夢見させてよ。シンデレラコンプレックスさせてよ。


【令和に言い換え】

あなたから連絡が無い夜は永遠に感じる。

いつまでたっても寝室のカーテンから光が差し込まないの。


【備忘録】

・夜もすがら:一晩中。夜通し。

・もの思ふ:思い悩む。

・閨:ねや。寝室。

・ひま:隙間。

・つれなし:薄情だ。


【自己評価】

★★☆☆☆

カーテンを光差し込むくらいの隙間開けんな。ちゃんと閉めろ。

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