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無印良品に学ぶこれからのカメラマンの在り方

どーも、ゆー。です。

あなたは無印良品利用しますか?
僕は結構利用します。

と、言ってもここ1、2年くらいで頻繁に利用し始めましたが、それまでは全くと言って良いほど利用してませんでした。

そもそも奥さんが無印良品が好きで、それに影響されるように僕も無印の商品を揃えるようになりました。

無印良品がカメラマンという仕事にもかなり参考になると思ったので、今回は記事にして行こうと思います。



1.無印の商品って100円ショップでも揃うよね?って思ってた

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僕は最初奥さんに対して
100円ショップでいいじゃん、なんで倍以上する値段のものを買う必要があるん?
って言っていました。

でも
「いいから使ってみて!全然違うから!」
と言われ、しぶしぶ100円ショプの3倍くらいするスプーンを買ってその日カレーを食べてみたんです。

すると。。

「めっちゃうめぇ。。。」

全然味が違うんです。
これ「ほんとかよ?」って思う人もいるかもしれませんが全然舌触りも違うし、本当に味が変わります。

これはスプーンやフォーク、器には『厚さ』があって人には美味しく感じる丁度いい厚さみたいなのがあるみたいなんです。

そこから僕は無印良品にハマって食器や家具、文具まで無印で揃えるようになりました。

『本物であればちゃんと人ってお金を出すんだ。。!』

それを学んだのが無印良品だったんです。



2.無印の企業理念は「これがいい」ではななく「これでいい」

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会社というものはほとんどに『企業理念』が存在します。

これは個人でも例外ではなく、僕自身も紙に書いて家の壁に貼ってたりします。

無印の企業理念(正しくはブランド理念)は『「これがいい」ではなく「これでいい」』これは無印の公式HPにも記載されています。

つまりこれ何を言いたいかっていうと

「お客様の生活に『当たり前にある』を目指す」ってことなんです。

違う言い方をすれば生活に根付くって感じですね。

これってですね、僕は「カメラマンも一緒じゃね!?」って思ったんです。

相手が個人の人だったとしても、企業さんだったとしても
「当然のように同じクオリティで価値観と写真を提供してくれる」
ということが重要になってくるんだ!って思ったんです。



3.どうやったらカメラマンはお客様の生活に根付けるのか?

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起業当初僕はいろんなイベントをやってみました。
スポット的にやるので目新しさとか、映えとかを意識しながらやってたんですね。

そうすると色んな人が来てはくれるんですが、リピーターにはなってくれないんです。

これにはすごい悩みました。
毎回毎回新規のお客さんばかり集客してると絶対疲弊してくるし、ちょうどコロナの影響もありリピーターさんの重要さを痛感していた時期でもあったんです。

そこで僕がひらめいたのが
「無印良品を参考にしたらいいじゃん!」
ってことでした。

そもそも単価は違えどめっちゃ無印利用してるし
「俺って無印のリピーターだから自分の考えを紐解いていったほうがよさそうだ!」
って考えたんです。

まず消費者目線で無印をなぜいつも利用するのかを考えたときに1番は

商品のクオリティも値段も丁度いい

って思ったんです。
っていうかそれ以外出て来ませんでした。

あなたが今まで受けてきたサービスで、めっちゃ感動した!!って思ってもリピートしなかったサービスって結構ありませんか?

2回目は別にいいかなぁ。って思ってるお店ではなく
なんとなく立ち寄ってしまうお店を想像すると良いと思います。

おそらくそういうお店って『全てが自分にとって丁度良いお店』なはずなんです。

つまりお客様の生活に根付くというのは言い換えれば

お客様のライフワークになる

ということでもあるんです。

そのために「このカメラマンは丁度良いよね」って思ってもらうことが重要なんですね。

それこそが個人でカメラマンをやる意味だと思っています。



4.スタジオや写真館ではなくお客さんがあなたを選ぶ理由

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フリーのカメラマンが写真を撮る理由ってなんだと思いますか?

言ってしまえば、スタジオの方が価格が安くて一定のクオリティで写真を撮ってくれます。
それが大手の役割でもあるんですが、それをフリーの僕らがやろうとすると絶対に疲弊します。

誤解を恐れず言うなら、大手のスタジオなどは100円ショップで、フリーのカメラマンは無印を目指すべきなんです。

それぞれ何が違うのかというと『機能的価値』か『情緒的価値』の分け方だと思っています。
この二つの価値の意味はこちら

「機能的価値」とは、その商品やサービスの機能面や品質面において、顧客に提供できる価値のことです。 「情緒的価値」とは、その商品やサービスを見たり、利用したりした際に、顧客が体感できる精神的な側面での価値のことです。
出典:https://www.waca.associates/jp/knowledge/35714/

大手のスタジオに撮影をお願いしたいと思っている人は
安く写真が撮れたらそれで良い
と思っている人をターゲットにしています。

でも、お客さんの中には
ちゃんと良い写真を良いサービスを受けて撮ってもらいたい
と思っている人もいます。

僕らはそういうお客様をターゲットにしないといけないんです。

それこそが今求められてる『情緒的価値』な訳で、お客さんがスタジオではなくあなたを選ぶ理由になるわけです。



まとめ

無印良品は情緒的価値を上手くPRして商品を売っています。

奥さんが
「別に買うものはないけど、かなりの頻度で行ってた」
と言っていたんですが、その時の心境をこうとも言ってたました。

「思考を整理したい時とかによく行く」

これはつまり『ブレてない』『一貫性がある』という部分に繋がってきます。

それを写真でお客さんに提供することができればあなたの写真もライフワークになって行くはずです。

ぜひ意識してみてくださいね✨


ゆー。でした!🙋‍♂️





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