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ブラック企業からホワイト企業に転職した話

月の休みが平均2日だった会社から、現在は月の休みは約8日の会社に転職した。以前の会社は月の残業時間が約100時間超え、現在は残業が月に約20時間になった。

ただ、給料面では格段に下がったが、好きなことに時間を割けるようになり、メンタルが安定したうえ、転職先がメンタル超ホワイト企業だったので、精神的にも安定した。

前職場はこころの余裕がなく、人を労わることがなく、人を落として自分の価値を上げているようだった。こころの余裕ののりしろがなく、荒んでいた。現在、「最近寒くなったから、風邪ひかないようにね」と自分より忙しい上司が声をかけてくれる、その一言でこころが豊かになる会話があるような職場。

忙しければ、人は本当にメンタルを病みそうになるし、前職の時は友人に会う時間も家族に会う時間も作れず、誰にも愚痴も何も言えない、聞いてもらえない日々、自分の中に抱えきれない気持ちと言葉を抱え込んでいた。高速時間も長いのでストレスのはけ口を作れる場所、時間すらなかった。そんな会社はお金で人を拘束し、縛り、感情も縛って逃げ場が無かった。ただ、一緒に働いている人たちが心から嫌いというわけでは無かった。今思えば全員が心が不安定な会社であったように思う。

お金で人を縛るのという表現は、人によったら善、人によったら悪になる。

お金をたくさんもらっているのだから、これくらいは当然だ、と思う考えもあるだろうし、お金をたくさんもらっているが、拘束時間が長すぎる、という考え方は人によっては違う。きちんと法律に則って納得がいく残業代が出ていれば違ってくるかもしれない。(わたしの場合、月額いくらの給料でいくら働いても残業代は無かった)

人によってお金>時間か、お金<時間はそれぞれ違う。お金の価値=時間の価値の人も居るかもしれないし、それは人それぞれの考え方で、それを認めることも大事なことの一つだと思う。そしてそれを選択するのも自分を大事にすることの一つだと思う。

わたしにとってお金の価値は比較的高い方だけれど、前職ではそれ以上に、このままの状態だと自身が精神的に良い方向にいかないのではないか、このままずっとこの仕事をしていけるのか、今までできていたメンタルを保つための事が全くできていない、と気づいてしまった。結局、自分を大切にするのも、自分の機嫌を取るのも自分自身しかいない。

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