天草騒動ハイライト2・蘆塚忠右衛門の最期
天草騒動のテイストを知ってもらうために、ハイライト・シーンを少しだけここに掲載します。以下は、「64.蘆塚忠右衛門討死の事」から抜粋。
(落城後、一息ついていた幕府軍の前に、突然、一揆の軍師、蘆塚忠右衛門の率いる伏兵が現れる)
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最後の一戦で蘆塚は、紺糸縅の鎧に同じ毛の兜を着け、二尺五寸の太刀を佩き、十文字槍を小脇に抱え、佐志木佐治右衛門と池田清左衛門を組頭として左右にしたがえ、一揆四十人を後ろにしたがえて、真っ黒な集団となって討って出て、黒田の先手の野々村、浦上