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映画振り返り感想 2017・2018前半編

 どうもこんにちは。

 最近、映画館へ足を運ぶ回数がめっきり減ってしまって、どうにかして映画館で映画を見る回数を増やしたいと思う今日この頃なんですが、そんなことを考えてるとふと「ここ数年で、自分って何回くらい映画館で映画を見てるんだ……?」という疑問が頭によぎったんですよね。

 一旦気になったのなら、ちゃんと調べ終わるまでモヤモヤは晴れないだろう、と思い調べると、2017年から今年(2024年)の3月までで全部で75回見に行ってました。映画オタクの人からすると少ない数だとは思いますが、出不精な自分がこれだけ見ているのは正直快挙だと思います。

 なんで2017年という中途半端な年から計算しているのかというと、そこら辺の年から意識的にアニメや映画を見るようになったからですね。高校生の頃です。

 で、せっかく計算したんだから、その記録としてnoteに簡単な感想記事でも書いておくべ!と思い、今回の記事を書き始めました。映画館で観た映画を2017年から時期順に書いていき、そこにちょっとした感想を付属する形で記録に残していきたいと思います。

 あくまでも『映画館で観た(もしくは公開当時にリアルタイムで見た)映画』のみに絞っています。あとからサブスクで見た映画などは入れていません。

 それでは早速、始めていきましょう。

・2017年

 2017年、自分が高校生だった頃に見た映画です。この年見た映画は5本ですね。

・デジモンアドベンチャー tri.第4章「喪失」

 1本目はこれです。……1本目がこれは結構キツくないっすかね、というのは置いておいて。

 デジモンアドベンチャーtri.シリーズは、第1章公開当時からリアルタイムで見ています。見てはいるんですが、自分の地元では公開されている映画館が1つもなくて、泣く泣くps4に課金して見てました。ps4くん、あの時はありがとうな。

 肝心の内容はまぁ微妙というか……そもそもtri.自体が総じて微妙なんですが……そんな中でも、3章は割とシリーズの転機になりそうな話だったので「これから面白くなるかな!?」と少しだけ期待していたんですけど、この4章を見た後ではそんな淡い期待も砕け散りました。

 tri.の中ではまだマシな方だとは思うんですが、それでも微妙には変わりなくて。なんというか『突き抜けて酷くはないので、必然的に話題にしづらい』ぐらいの微妙さでした。

 3章で選ばれし子供たちとパートナーデジモンの関係性がリセットされてしまったので、空とピヨモンがずっとギスギスしていて見るのが辛かった、くらいのことは覚えてるんですが、本当にそれくらいですね。見どころも特になかったので、視聴当時も「うーん、うん」くらいでスルーしてた記憶があります。

・名探偵コナン から紅の恋歌

 2本目はこれです。これは面白かった!面白かった記憶がありますよ!

 元々、自分はコナンの熱心なファンというわけではないんですが、劇場版はなんだかんだ毎年見てました。この頃までは。なので結構記憶に残っています。

 この頃のコナンって、アクションに全振りしだした頃だった気がします。自分はアクション大好きなので振ってくれて嬉しかったんですが、それでも『序盤はアクション多め・クライマックスシーンのアクションは控えめ』というリソース配分がイマイチ納得がいかなかった思い出があります。普通逆じゃない?

 でもお話はめちゃくちゃ面白かったです。ミステリー要素については、正直自分は門外漢なので何とも言えないんですが、そんな自分でも序盤から終盤までちゃんと楽しめました。いい映画だと思います。

・劇場版ポケットモンスター キミにきめた!

 3本目はこれですね。この映画ね、結構好きなんですよ。世間の評判は悪いけど。

 全体的に話が重かったりするのも好みだし、特に『ポケットモンスターという存在がいない世界(現実世界?)にサトシが迷い込む展開』が物凄く好きで。ああいうメタ展開に弱いんですよ自分。首藤剛志さんが考えていた、幻のポケモン劇場版3作目にも通じる部分があると思います。

 自分が覚えてる限りでは「キミ決め好きです!」と言ってる人は周りにいなかったと思うんですが、それでも推していきたい1作ですね。原点回帰したような感じで展開される序盤のストーリーも好きなんですよね。自分は初代世代ではないんですが、なんというか目頭が熱くなるものがありました。

・デジモンアドベンチャー tri.第5章「共生」

 うわ、出たよ。これが最終決戦兵器ですね。別名・懲役89分。

 ……いや、この映画が好きな人もいるかもしれないので、あまり悪し様に言うのもそれはそれでどうかとは思うんですが、思うんですが。リアルタイムでこれを見た時、自分は「金返してくれ」と思いました。確か1500円くらいは取られた。ps4に。許さんぞps4。

 とにかくひたすらにつまらなかった記憶があります。というか上の予告+もう一つ出ていた予告を見ておけば、映画の大体の内容がわかってしまうという「最早それ本編いらねぇじゃん」現象が起きてた記憶があります。

 劇中で主人公の太一が「一体、俺たちの敵は誰なんだ!!」と叫ぶシーンがあるんですが、自分もそう思ってました。「一体、俺たちは何と戦ってるんだ!!」ってずっと思ってました。なんで好きなアニメの続編映画で映画と格闘しなきゃならんのですか。

 この映画を見た後はほとんど放心状態でした。一番最後の6章がまだ残ってたんですけど「果たして5章でこんなになってるのに、6章まで受け止めきれるんだろうか……」と不安になっていた覚えがあります。間違いなくこの世の終わりの1本でした(?)。

・ご注文はうさぎですか?? 〜Dear My Sister〜

 2017年、最後の1本はこれでした。正直この映画に関してはほとんど記憶がありません。

 元々映画を見に行った理由が『友達に誘われたから』で、その当時の自分はごちうさを見てなかったので、どんなキャラがいるのか、どんなストーリーなのかもよく知らないまま見に行ってました。まぁあの頃はめちゃくちゃごちうさが人気だった気がするので、こまごまとした情報は耳に入ってきてましたけど。

 ごちうさと言えば、中学生くらいの時にアニメイトのバレンタインイベントかなんかで、友達数人と集団でアニメイトに押しかけてあいことばを言ってチョコを貰ったりしてました。青春だなぁ。青春なのか?普通に恥ずかしかった記憶はあります。

 ごちうさとかのきらら系アニメ、昔は「いや~言うても自分はこういうの興味ないしなぁ、死ぬまで縁はないやろな」みたいなことを考えてた記憶があるんですが、数年後に見事にぼざろにハマってギターを購入しました(未開封)。聞いてるか、7年前のしっぽライターくん。ギターは買ったらちゃんと開封するんだぞ。

 以上で2017年の映画は終わりです。

・2018年

 2018年は、デジモンアドベンチャーtri.との長きに渡る戦いの決着が着いた年なので、今でもかなり思い入れがあります。この年は前半だけで4本ですね。

・名探偵コナン ゼロの執行人

 まず1本目。この年まではコナンを毎年見てた気がします。というか見てました。福山雅治の主題歌がカッコよかった記憶があります。

 でも、この映画は正直個人的には微妙というか……予告で原作者の青山先生が「コナン映画史上、最もスペクタクルなラスト!」って言ってますけど、あの終わり方のどの辺がスペクタクルだったのか、自分にはイマイチよくわからなかったです……。

 安室さんはカッコよかった気がします。最早記憶が朧気ですが。アクションシーンやミステリー要素に至ってはほぼ何も覚えてないです……申し訳ない。でも確か、この映画がイマイチだったから「翌年からはもういいかなぁ」って感じでコナンは見に行かなくなった気がします。

・レディ・プレイヤー1

 これ!2本目これです!!めちゃくちゃよかったですこれ!!2018年に見た映画の中で一番好きでした!!

 ガンダムとかメカゴジラとか金田のバイクとかがわちゃわちゃ出てくるだけでオタク的にはもう満点なのに、さらにストーリーもVRモノとしてちゃんと面白くてもう言うことないっす。最終的に「現実も大事だよね」という結論に着地するんですが、その結論も嫌味ったらしくなくて好きです。

 この映画の公開中に「劇中にデジモンの太一とアグモンが出てるぞ!」というツイートが出回っていた記憶があるんですが、結局探してもいなかった気がするので、デマじゃないかなぁと思ってます。いや、もしかしたら出てるのかもしれないですが。見つけた人は教えてください。

 そういえば確か、これは両親と一緒に見に行った記憶があります。両親もまあまあ満足してた記憶があるので、やはり映画のツボは親譲りなのかもしれないですね。いや、ちょっと違う気はするけど。まぁ親子そろって楽しめてよかったです。

・デジモンアドベンチャー tri. 第6章「ぼくらの未来」

 とうとう来ました、最終章。

 正直、5章が悲惨すぎて放心していたので6章ではもっと酷いことになるのを覚悟していたんですが、意外にも5章が酷かった部分のピークだったみたいで、6章はまだ比較的マシでした。いや、それでも酷かったっちゃ酷かったんですが……。

 というか、放心している間に映画が終わった気がします。6章は記憶が薄い。実際、映画そのものよりもその前後に公開された『デジモン新作アニメプロジェクト、始動!』みたいなニュースに心をやられてた気がします。後のラストエボリューション絆のことですが、この時は「tri.みたいなのがもう1回来るの!? もう体持たないよ!!」とゲッソリしてました。

 結果的にラスエボはそんなに酷くはなかったのでまだよかったんですが、それにしてもとにかくtri.の6連撃が効きすぎて瀕死状態でした。2度とこんなのは味わいたくないっすね……。

 後にtri.と並ぶほどの酷さと(自分の中で)言われるようになったデジモンアドベンチャー:、通称アドコロなんかは本家デジアドとは完全に別世界線なので、切ろうと思えばすぐ切れるのがありがたかったです。それでも2クールぐらいは見ましたけど。

 と、長々と愚痴ったものの、これほど酷い映画シリーズには2024年現在でも未だ出会ってないです。そういう意味では貴重な体験になったのかも。

・劇場版ポケットモンスター みんなの物語

 最後はこの映画。

 サトシが少女漫画っぽい画風になってたりヒロインの女の子がやたらとケバかったり、放映前は内容共々不安だったんですが、いざ見てみると中々良かったです。

 ただ世間の評価がよかったのに対して、自分はキミ決めの方が好きだったのでそこは少し複雑な思いを抱いたりしたんですが……まぁでも面白かったのは良いことですよ。ゼラオラがカッコ良かったのも覚えています。今思えばケモナーの人からも人気があったように思います。確かに人気出そうな見た目してるもんね。

 この頃は確かウルトラサンムーンでしたっけ?DS持って行ってゼラオラ受け取ったのはいい思い出です。ポケモン映画はここからコロナのあおりを受けてほとんど映画公開しなくなっちゃったんでしたっけ。寂しいな、また映画公開して欲しいな。


・まとめ

 以上で、今回は振り返り感想を終わりたいと思います。7年分の映画を書くとなると、流石に1つの記事だけでは到底収まりそうになく……6つくらいに分けて投稿する予定です。途中で力尽きるかもしれませんが、その時は生暖かい目で見守ってもらえれば。

 次の記事では、2018年の後半と2019年に見た映画について書いていきたいと思ってます。それでは、また次回。

(見出し画像引用:Amazon.co.jp: デジモンアドベンチャー tri. 第6章「ぼくらの未来」 [Blu-ray] : 花江夏樹, 坂本千夏, 三森すずこ, 重松花鳥, 細谷佳正, 山口眞弓, 田村睦心, 櫻井孝宏, 吉田仁美, 山田きのこ: DVD

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