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不安を晴らす

未来にこうなったら嫌だなー、怖いなーって思うことがあると不安になる。多くの場合、それを避けようとしがちだ。色んなケースがあるけど、その不安に向き合わない限り何年も続く不安もある。それで悩み続けている人は勿体ないのかもしれない。

実際に不安に思っていたことに直面したらどうなるのか?

ほとんどの人が対応しようとするだろう。そして乗り越えたり、助けてもらったりして乗り越えられることが多い。痛みを伴ったり、失うものがあったりもするのだけど、結果、人は乗り越えていくのだ。逆に直視しないとずっと恐いままだ。不安というのは見えないから恐かったりする。

対処法は?

本当になんとかしたいのであれば、

・何が本当に避けたいのかを明らかにする

・起こったらどう対処するのかを決める

・起こらない回避策を具体的に考える

後、個人的によく使うのはカーネギーが言っていた「最悪の事態を想定し、それをじっくり味わってみる」だ。

この最悪の事態のシミュレーションの何がいいかって、私の場合はまずその最悪の事態になったことはないからだ。結果はいつも思っていたほどのショックはないということになる。あるいは先に痛みを感じたから実際に起きた時には覚悟ができているというのもあるのかもしれない。

原因側の人でいること

後、大事だと思うことは、自分が選択している、選択できるという意識を持つこと。結果側の人でいると、起こったことをただ受け止めることになってしまう。そうすると、誰かや何かのせいにして無力を認めてしまう、それを重ねることで自分には力がないんだと思い込んでしまうことになる。そうするとさらに不安が増すという負のスパイラルになる。

人は不安に思っていることに対して直視することも、避けることもできる。それを自分が選択しているということに気づけば、別の選択をすることもできるということに気づく。そうすると別の現実だって起こる。

不安はそれぞれで、それぞれが自分たちのフィルターで思い描いたもの。不安に思っていたこととは違う現実が起こる可能性もあるのだ。だったら備えるべきことを備えてという自分にできることはやってみる。それだけでも不安は減り、心の波の状態を和らげることができる。そうやって心穏やかに過ごしたいから私は不安と向き合うことを選択している。


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