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「エッセンシャルオイル知識」~No.15~ 「エッセンシャルオイル知識」~No.15~ Palmarosa(パルマローザ)

Boujour~ Shiori.yです(*'ω'*)
今回でフローラルノートの精油のご紹介はいったんおしまいに。
まず第一声・・・
「あれ、写真が花じゃなくない…?葉っぱ?」
そうです、フローラルノートといっても香りのノート(音楽でいう音調)が”お花の香り”なのであり、植物も抽出部位も花とは限らないのです。(*'ω'*)なんと。
ということで香りと見た目でまずはギャップのあるパルマローザについてみていきましょう~(*'ω'*)ごーごー

精油情報

【精油情報】
学名
└Cymbopogon martini
科名
└イネ科
産地
└インド、ジャワ、スリランカ、ネパール
部位
└葉
抽出法
└水蒸気蒸留法
主な作用
└抗真菌作用、抗ウイルス作用、抗菌作用、収れん作用、神経強壮作用、創傷治癒作用、子宮収縮作用、瘢痕形成作用
2次的な作用
└抗寄生虫作用、鎮痛作用、免疫刺激作用
適用
└真菌感染症、鎮痛作用、免疫刺激
禁忌・注意事項
└妊娠中(出産時は可)
皮膚への強度
└穏やか
酸化の速さ
└普通
香りのクオリティー
└ミドルノート。穏やかな甘みのあるローズのような香り

えーローズっぽい香りなん?!とお思いの方。そうです、製品コストを下げるときにパルマローザが代用されていることもあるくらい、ローズっぽい香りがするんです。見た目と匂いが大違いですよね~!

ラテン語の学名の由来は、マルティーニさんが名付けたからmartiniなんだそうです笑。
変種がvar. motiaとvar. sofiaがあり、アロマテラピーには主に高品質なmotiaを使用します。
俗名はインディアンゼラニウム、ロシャグラス、ロシャなど。sofiaのほうは、ジンジャーグラスと呼ばれることもある。香りにはかなりの違いがあります。
熱帯地で栽培される植物でイネ科の多年草、レモングラスやシトロネーラと近縁種にあたり、見た目は、シトロネーラ、パルマローザ、レモングラスの3つがとてもよく似ているので臭いで嗅ぎ分けて判断するのだそうです。(本当に見た目は似ていてわからない・・・!)

主成分

【主成分】
モノテルペノール類:ゲラニオール(~85%)、リナロール(~4%)
エステル類:酢酸ゲラニル(~15%)
アルデヒド類:ネラール、ゲラ二アール、シトロネラール

ゲラニオールには子宮収縮作用があるので、陣痛が始まるまでは使用は避けてくださいね。

使用例

使用例
ブレンドしてできる製品例↓
・ヘアトニック
・フケ対策
・瘢痕形成用ジェル
など。

ちなみに、ローズの代替としては、
パルマローザとローズゼラニウムをブレンドするとそれらしい香りになります!(本物の品のあるかつ豪華でちょっとくささも感じる複雑な香りというよりも、もっとシンプルなローズの香りになります)。

フローラルノートはいったんおしまい。
次回からはハーバルノートについてお伝えしていきます~!!
では~Au boir★(*'ω'*)

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