【エッセイ】広島くいだおれ放浪記(後半)2028文字
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<2日目>
2日目の朝。
窓の外から差し込む日差しで目が覚めました。
清々しい。いや、ちょっと眩しい。
ホテルの自慢の朝食バイキング「焼きたてパンとごちそう野菜の朝ごはん」を堪能した後、昨晩の友人と合流し宮島へ向かいます。
*
島に上陸。時刻は AM 11:00。
朝食でハッスルしすぎたためにすでに腹八分目に達していましたが、それがどうした。「くいだおれ放浪記」の名に恥じぬよう奮闘してきました。
今のところ食べている描写しかありませんが、ちゃんと島のお散歩も楽しみました。
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そんなこんなで宮島を満喫し、15時ごろ友人と別れる。
夕方からは今回のメインイベントのひとつ、ゆにおさんとの密会()である!
ゆにおさんはnoteを通じて知り合い、一緒に連歌を詠ませてもらったり、Twitterで交流させてもらっています。
小説や詩、エッセイ、日記など幅広い創作を手掛けており、どこからその創作意欲が!?とびっくりしてしまうほどエネルギーに満ちあふれたお方✨
広島ご在住で、翌日の文学フリマにも出店されています。
以前からぜひゆっくりお話してみたい!と思っていたところ、ラッキーなことに文フリ前日にお時間を頂けました☺いえい!
実際にお会いするのははじめて。
どきどきしながら、ご提案いただいた広島アンデルセンに向かいます。
パン部門で食べログ100名店にも選ばれているアンデルセンの本店。
お店の前できょろきょろしていると、声を掛けてくださる女性が!
「髪形ですぐにわかりました!」と。
あれ、そんなに個性的な髪形かしら……?
緊張したのはほんの一瞬だけ、想像どおりの非常に親しみやすいお人柄で、すぐにリラックスすることができました。
アンデルセンをただのパン屋と舐め腐って入ったら驚き。多種多様なパンに加え、ケーキ、お惣菜等々、美味しそうな商品が並んでいて目移りしちゃいます。
流石の人気店。イートインスペースは混みあっており厳しそうでしたが、これ幸いとばかりにワインの立ち飲みコーナーへ。
最後にケーキとデザートワインを頼みましょう♪ とニマニマしていたのに、2杯目を飲み終えたところでタイムオーバー。
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18:30~の広島芸人さんのお笑いライブ(笑)てんか に間に合わない!
けっこうギリギリで会場入り。
隔月で開催されているローカルのお笑いライブがちょうど文フリの前日にあるとの情報をいただき、ご一緒させていただくことに。
会場は公民館のような建物の一画。
手作りの垂れ幕や並べられたパイプ椅子が良い味を出しています。
こういう雰囲気好き。
メジャーな吉本漫才劇場くらいでしかお笑いライブを観たことがない私にとって、あの距離感でのライブははじめて。
小さなハコでの音楽ライブのような臨場感と一体感、芸人さんを身近に感じられる点が魅力的でした。
面白かった!!
皆さんそれぞれ異なる芸風での面白さ。
個人的に刺さったのはピン芸人の「中岡将司」さん。
ネタが良く練られていて、なんだか安心感をも与えてもらいました。
中岡さんは翌日の文学フリマに遊びに来てくださったうえ、お笑いDVDまでいただいちゃいました。(まだ観られてないけどたのしみ)
気になる広島芸人さんのライブレポもゆにおさんのBOOTHで買えるよ!
私も今ちょうど読み進めてるけど、ライブを実際に観た後だといっそう興味がわきますね^^
ゆにおさん、本当に色々とありがとうございました!!
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大充実の2日目を終え、明日はいよいよ文学フリマ!
すでに旅を終えたような充実感がありました(汗)
ホクホクした気持ちでホテルに帰ります。
そしてもちろん、ホカホカのお茶漬けをほおばったのでした。
(せーの! どんだけ食うねーん!✋)
広島くいだおれ放浪記 ~完~
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