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美術館のすすめ

2022年9月の投稿です
元記事はこちら


312

これ、何の数字だと思いますか?

正解は、東京都にある美術館・博物館の数です
(2018年)

美術館といっても千差万別
規模から展示品のジャンルまで様々ですが

今日はわたし流の美術館の楽しみ方をご紹介します!

場所

特に美術愛好家でも何でもないので、作品の古今東西は問いません。
電車で行けるところならどこでもOK。とりあえず電車に乗り込んで、車内で考えます。
その時に利用するのがNAVITIME。路線や場所で絞り込むなり、延々にスクロールするなりして今日の美術館を決めます。

あらかじめ決まっていれば、この作業は必要ありません。

時間

多くの美術館が17:00~18:00に閉館するので、15:00ごろまでに動き始めます。
朝イチのこともあるし、お昼を食べてからのこともあります。
休館日もあるから注意が必要。閉まっていたらその時はその時、近くを散歩して適当に喫茶店にでも入ればいいです。そんな日もあります。

持ち物

財布、鞄、携帯、カーディガン、学生証。この5つがあれば何とかなります。
館内寒いので特に夏はカーディガン必須。人の多い美術館に行く時は、耳栓かノイズキャンセリングイヤホンがあるとなおよし。鞄はチラシが入るくらい大きめだといいです。

館内での過ごし

①美術館では静かにしましょう。あくまで主役は展示品です。

②勝手を知っている場所なら気分に合わせて見たい作品や展示室へ移動します。初めての場所なら案内板やパンフレットを見て、順路に沿って歩きます。

③歩いている間に自分にとって魅力的に映る作品があったらラッキー。誰の作品か、いつの時代か、どこの国か、など説明を読んで頭に入れておきます。それ以外の時は考え事をしていてもいいし、純粋に作品を見ていてもいいし、何も考えなくてもいいです。自由。

④疲れたら座ります。遠くから作品を見るのも楽しい。それを見ている他の利用者の様子を見るのも面白いです。

⑤時間と自分と相談して、いつまでここにいるか考えます。気分次第。今日はもういいかなーと思ったら、パンフレットがまとめて置いてある場所を探します。

⑥都内や全国の特別展の情報や、新しく開いた美術館の情報は、ネットもいいけどチラシで知りたいです。気になるチラシを数枚取って鞄に入れます。このチラシは次に美術館に行く時に参考にします。絶対行きたい場所はその場でリマインダーアプリのTo Goリストに入れます。

⑦美術館に庭園がついていたり、建物そのものに特徴があるならその鑑賞も忘れません。体が元気なら、全身で楽しむのもありです。

⑧自分と相談して、お茶するか、帰るか、散歩するか、どうするかを考えます。

美術館から出たら

①お茶をしたい気分の時は、店が決まっていれば目的地まで歩きます。決まっていなければ、喫茶店が多い地域なら自由に歩くか、地理に明るくなければ駅まで歩きます。

②散歩するならただ歩きます。念のためマップアプリを開いて、自宅までの経路案内を開始しておきます。

ふとした時に現在地から家までどれくらいかかるか把握します。あんまり遅いと親に心配をかけるので。

③帰るなら近くの駅まで歩きます。そこからは電車で自宅に向かいます。その間になんとなくメモアプリで日記をつけます。

お茶をしたなら美味しかったかも書き付けます。特に思うことがなければ何もしないです。電車内での過ごし方はその日の私次第。歩いて帰れる距離の時は、散歩を楽しみます。Podcast音楽ラジオを聴いてもいいし、何もしなくてもいいです。

家に帰ったら

チラシやパンフレットを引き出しにしまいます。ファイリングするより引き出しに入れる方が私は好きです。

おわりに

母が大の美術館好きで小さい頃からお供していたのもあって、美術館は私にとってとても身近なものです。旅行先ではミュージアムとつくものには必ず訪れています。

美術には全く詳しくないし信奉している芸術家もいないので、これは私だけの秘密の趣味です。

でも、だからいいんです。

📍Musée d’Orsay, Paris

コメント抜粋

パリの美術館、すてきです…!!
日本とパリだと全然美術に対する考え方も、美術館の感じも違うと思うのですが
投稿主さんは何か違いを感じたりしましたか?
日本と比べて芸術が身近な部分はもしかしたらあるかもしれませんが、そんなに変わらないと思います。私はパリに住んだことがなくて、ヨーロッパに数年住んだだけなのでよくわからないですが。

美術館そのものの違いでいったらそれこそ規模が違います。これはパリに限らず欧米と日本の違いになると思います。
写真のオルセーも広い方ですが、同じくパリにあるルーヴルやロンドンのブリティッシュミュージアム、バチカンのバチカンミュージアム等は全て見ようと思ったら1日では足りません。

館内に子どもが多いことも特徴だと思います。観光客も多いでしょうが、美術館側が子どもが楽しめるようにパンフレットに仕掛けを施していることが多いです。スタンプラリーがあったり、iPhoneでARが楽しめたり、いろいろあります。

日本と比べて作品がガラスにも包まれないでそのまま置いてあることも多いです。代わりになんらかのセキュリティが施されているんでしょうが、鑑賞はそのほうがしやすいですね。

キリスト教色の強い国、特にカトリックや正教会系の国だと教会にも貴重な作品が多くみられます。教会は住民に身近なものなので、もしかしたら日頃から芸術に触れる機会が多いのかもしれません。日本でも神社やお寺は身近ですよね。灯篭や鳥居、提灯はどこにでもあるけれど、西欧の人から見れば芸術作品です。日本展が開かれればすぐに話題になるくらい「和」は欧米人の大好物だし、私は和洋どちらも大好きです。

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