〈新潟vol.2〉艶々な海鮮丼で「あゝ日本海」、冷えた体にあら汁が沁みた話
新潟旅行記vol.2です。前回の記事はこちら。
海鮮丼を求めて
新潟空港に着いたのは12:40ごろ。おなかはぺこぺこ。お目当ては人気回転寿司「弁慶」だったのですが、インターネットで確認したところ、なんと驚きの8時間待ち。なんじゃこりゃ!
そこで、前もって調べていた空港近くの料理屋さんへ行くことに。「直感的にここはかなり良いと思う」と言いながら10分ほど早歩き。
車がいっぱい停まっていて、期待が膨らむ。お魚が並ぶケース前のカウンター席に通していただき、「うわぁ、特等席だー!」と喜ぶ我々。
夫は生ビールを注文。お酒とセットで出していただきたのはお豆腐にめかぶが乗ったもの。いいねぇ!
メニュー表を開くと、握りに海鮮丼、魅力的な定食が数種類と大充実なラインナップ。
え、どうする?元々は握りを食べる予定だったわけだし、ここは握りか?と言いつつも、握りはこのあとつまむかもしれないしということで海鮮丼に。
待つこと10分、とうとうやってきました。日本海の幸を盛りに盛った贅沢すぎる海鮮丼が!
目の前に現れたのは見目麗しきツヤッツヤな海鮮丼。いや、これを海鮮丼と称して失礼ではないのか?と思わされるほどの輝く丼がやってきました。
天ぷらを小皿に移すと、またキラキラが増す。なに、これはもう至福すぎるんですが!
どれから食べよう?とわくわくしながら貝を口に含む。あゝ日本海。これを食べれただけで、来た甲斐がある。何ならもう帰ってもいいくらい。
お刺身もちょうどいい厚切りで、どれを食べてもその都度うなる。つあ〜〜、たまらん!
お盆の上にはあら汁と小鉢も。湯気の立つあら汁には、あらと呼べないような身付きのものも。
圧巻の見た目にテンションが上がり、瓶ビール(グラスは2つ)とカキフライも注文。食べるぞ!
カキフライには輪切りのレモンとタルタルソースが添えられていました。カキフライを食べ、ビールをゴクッ。えぇ、最高ですよ、最高。
災い転じて福と為す。弁慶への未練なんて皆無でした。もう、大満足。何なら穴場(実は有名なのかもしれませんが)を見つけた幸福感でむしろ良し。
心もおなかも満たされ、改めて新潟の地に繰り出します。続きはvol.3にて!