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嫌な人が現れた時の対処法

職場にこんな人がいる。


絶対に人を助けない。
どんなに周りの人が困っていても
知らんぷりをする。
いかに働かずにお金を稼げるか、
と常に考えている。
いかに上司に認められるかを気にしている。
立場が上の者に認めてもらうために
とにかく自分の手柄にしたがる。

私は愛をもって損得なく正直に
誠実に生きたいと思っているのだ。
それなのに、私の"ありたい自分"と真逆の人間が
なぜ職場という身近に現れたのだう。

何で私の周りにこんな人が現れたんだ。
プライベートであれば絶対に関わらない
タイプの人なのに。
なぜ職場にこんな人が現れたんだ。

少し前の私はこう思っていた。

「むかつくー!!」と心の中で何度も思っていた。


こんな時、どういう風に考え、
どう対処したら良いのだろうか。

それは、
「起こる出来事は全て最善だ」と思うこと
である。


これはどういうことかと言うと、

低い視点・狭い範囲で考えると、
こんな人が周りに現れて自分が気の毒、
感情が乱されて最悪、運が悪いなぁ、
と思うかもしれない。

しかし、高い視点・広い範囲で考えると、
後のためにこれはとても良い経験になる。
つまり、最善が起きているのだ。

私の場合も、最善の出来事だったのだ。

・どんな人間も「受け入れる」ことができるような器の大きな人間になるための練習になった。
・自分と違う価値観を持った他人をジャッジしていたと気付くきっかけになった。
・思う通りに動いてくれない相手に対し、"伝える"ことでどうしたら動いてもらえるのかを考えることが大切だと気付いた。
・思う通りに動いてくれない相手にイライラすることは、他人を「コントロール」しようとしていることになると気付いた。

経験から人は学ぶのだ。
つまり、この経験がなければ気付かなかった、
学べなかったことがたくさんあった。

これは、どんなことにも言えることなのだ。

すべての出来事は最善である。

どんなに嫌な出来事であっても、
それはあなたに大切な何かを
気付かせるために起きているのだ。

その大切な何かとは、
きっとあなたの今後の人生にとって、
とても大切なこと。

私の例で見てみよう。

私は「愛をもって」生きたいのだ。

愛とはどんな人間をも受け入れる
大きな海のようなものだ。

たとえ自分が苦手な考え方を持つ人が
現れたとしても、”慈愛”の気持ちを
持つことが本当の「愛」。

すべての生き物に対し、
コントロールしようとせず、
自由に生きさせてあげるのが本当の「愛」。

自分を大切にするために、
自分のために正直に”NO”と
言ってあげることも自分に対する本当の「愛」。


そう、私は「愛をもって」生きたいと
決めていたにも関わらず、
愛が何かを忘れていた。

だから、私が愛を思い出すきっかけ
となるような人物が私の目の前に現れたのだ。

それは、私の今後の人生において、
最善の出来事だった。


自分の人生において、
大きく感情が揺さぶられるような出来事が起きた時、
それは大きな気付きを得るチャンス。

その気付きは、後にあなたを大きく飛躍させるだろう。


大切なことは、
どんなネガティブな感情を抱かせるような
出来事であっても、
「あなたにとって最善が起きている」
これを信じること。


そうすると、あなたは、
どんなときも平穏に生きることが
可能になっていくだろう。


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