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印象がガラッと変わる!フォントの選び方



はじめに

こんにちは、塩です。
最近リリースされて、「18TRIP」というソーシャルゲームに使用されているフォントが専用タイプフェイスだと話題になっていましたが、フォントにこだわっているものはこの世にたくさんあっても、フォントを新規開発するコンテンツは珍しいと感じました。


フォントへのこだわり

そもそも、フォントをこだわるのは一体なぜでしょうか?
かの有名なエヴァからフォントの選び方について考察してみましょう。

エヴァで使用された『マティス-EB』の特徴

Fontworksの書体「マティス-EB」
画像引用:https://fontworks.co.jp/column/394/

たっぷりとした筆と墨を連想させる雄渾な書風。デジタル時代にあってもエッジの柔らかさとインパクトの強さを兼ね備えた、個性的な書体といえる。特に『EB』は、同じマティスの『L』と比べてもインパクトが強く、独特の情感も感じられるのがポイントだ。

引用 : http://route2015.evastore.jp/interview/01/2/

選定の理由は、「マティス-EB」が持つ『見た目のインパクトと表情の豊かさ』がポイントになっているようです。
作品の世界観やクオリティを担保するために、フォントへのこだわりは必要不可欠なものになったのではないかと感じました。

また、フォントの印象は人間に心理的な影響を与えます。
特にゴシック体や明朝体は、見せたいモチーフとのイメージが合わなければかえってフォントだけが悪目立ちしてしまうでしょう。
もし仮にエヴァがインパクトを求めて、キルラキルと同じラグランパンチやモリサワフォントのボルクロイドあたりのゴシックを使用していたなら、エヴァの繊細で丁寧に描かれている心情変化を表現するのは難しいかもしれませんね。
「マティス-EB」は、ジャンプ率を変えて大胆に見せることは可能ですし、明朝体の流れや細やかさを表情の豊かさと捉えることもできます。


フリーフォントで印象は変えられるのか

実際にフォントにこだわろうとすると、フォントは値段も高く、どれを購入したら良いかわからない方も多いと思います。
そんな時は、フリーフォントを活用してみることをおすすめします!
優れたフリーフォントはこの世にたくさん存在するので、まずは自分好みの推しフォントを探してみるとかでも良いです。

参考程度に、汎用性の高いものや、アクセントになる特殊なフリーフォントがDLできるサイトや個性的なフォントをリサーチしてみました。

もじワク研究

ここでしか入手できない面白いフォントがまとめられているサイトです。
使用の際のクレジット表記(著作表記)は不要。商業利用可。

BOOTH

フォント・書体で検索すると色々なフリーフォントがDL可能な穴場サイトです。個人的に汎用性が高そうな推しフォントも合わせて紹介します。

先ほど紹介したラグラパンチのような、さらに四角い形状のフォントも発見しました。

こちらは路線図のようなフォントでとてもユニークですね!個性を出したい時など、よいアクセントになりそうです。

フォントグラフィック

大正期に設立されたカナモジカイによる昭和10年台の機関紙で紹介されたカタカナをベースに日本語化したフォントサイトです。
一部商業利用可。

Moryson Font

おしゃれな英語フリーフォントがDLできます。個人利用のみ無料。


おまけ

「Svgl」

様々なサービスロゴをSVG形式でDL可なサイトを発見したので共有します。


さいごに

今回はフリーフォント紹介がてら、フォントへのこだわりについてや、選び方について思考しました!このnoteを最後まで読んでくださった方のフォントライフがより豊かなものになることを願っています。
少しでも参考になれば幸いです!お読みいただきありがとうございました。


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