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『怒りの感情』は6秒でコントロールできるかが勝負。僕には無理だった話


昨日、ちょっとだけ
『イラッ』としてしまいました。

ある店で
ノートPCをつかって
調べものをしていたんですが、
前、左となり、左前と
4人組の70歳くらいの
男性グループが雑談していました。


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密を避けているのか
4人掛けの各テーブルに
ひとりづつ、座っていて
テーブル越しに話をしている。

その時点で
「ちょっと違うんじゃないですか」
と思っていたんですが、
しばらくすると

突然、隣のいた一人の男性が
『お兄ちゃん、これ調べてくれない?』

とめっちゃ笑顔で
名刺幅の細長い紙を
渡してきました。

『お前誰やねん?』です(笑)

元々、ちょっと『イラッ』と
している状態のときに
新たな『イラッ』が追加されました。

やってあげる理由はない。

やるべきか、
『仕事中です』と
断るべきか考えること、
約2秒。

結果的には受け取って調べました。

ただ、調べ始めるまで、
さらに10秒くらい考えました。

こっちは仕事中、
相手は『お前誰やねん?』

『○○すべき』という強いこだわりと、
マイナスの感情の2つがそろうと
怒りは発生すると
何かの本に書いてありました。


今の状況はパーフェクトにふたつの
ことを満たしている。

『知らない人にいきなり
 何かをお願いしてはいけない』

『仕事の時間を奪われている』


でも、冷静になってみると
やることは大したことじゃない。

昔の人は自分にできないことを
人に気軽にお願いしていたんだろうな。

逆に自分が何かをお願いしたら
気軽にOKしてくれる人たちなんだろうな。

そう考えると
自分の器がものすごく小さいと
感じ始めました。

いろいろと考えた結果、
笑顔で
『はい、調べましたよ』

と紙をお渡ししました。

男性も
『お兄ちゃん、ありがとうね
 仕事、がんばって』

と笑顔で帰って行きました。

科学的根拠があるか
どうかは分かりませんが
怒りの感情のピークは6秒と
言われているそうです。

自分の感情を表に出す前に
6秒間、冷静に考えることって
大事かもしれませんね。
分かってはいても
ぼくには無理なようです。

自分の感情が
あてにならないことって
良くありますからね。

あとから聞いたら誤解だった。
冷静になったら
大したことじゃない。

よくよく考えたら
すごく有難いこと。

自分はまだまだ、
器が小さい。

それが判明した週末でした。

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