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人間が「友だち」を形成できる人数の限界は150人



人間は人生を通じて本当に
多くの人と出会いますが、
実際に名前を覚えているのは
500人程度だそうです。

ちなみに僕は200人くらい(笑)



人間が『仲間を形成する能力』の限界は150名




ただ、私たちが
『仲間を形成する能力』の
限界は『150名程』だと
考えられています。

人間の脳の処理能力の関係上、
それほど大勢とは
『友達にはなれない』ようです。


これはイギリスの
人類学者である
ロビン・ダンバーによって
『ダンパー数』として
科学的に提唱されました。


新石器時代の農村の
規模はだいたい150人。
軍隊のひとつの隊の数は150以下。
これは、古代ローマから
現代まで基本的な単位『150』は
変わらないそうです。

組織は150人を超えると
急に問題が発生し始めるそうで、
それを知っている企業などは
各部門の従業員数が
150人以下になるように、
部門という形で
分割する戦略をとっています。



インターネットによって150人ではなくなった




ただ、昨今、facebookなど実名制により、
インターネット上に
人間関係が乗り始めたこと、
人間の脳の記憶の一部を
SNSが代替してくれていることで、
その『150』という数が
変わってくるのでは
ないかと言われています。


それを研究して論文を
発表した方がいます。

それによると
SNSでは『230名以下』のユーザーと
一定の割合でコミュニケーションを
とることができる。と発表しています。

いずれにしても、
人間は『密』な友人関係を
維持できる人数に限界があるようです。


マーケティングの世界でも、
『密』な少人数に
向けてどう情報発信するかが
重要であると発信している方が
増えているように思います。

実際に、商品などの口コミの70%は、
インフルエンサーではない
一般のユーザーによるもの。



『数値化』されない『目に見えない部分』の重要性





フォロワーを増やしていくのも
良いですが、
いかに『密な関係』を構築、
維持していくかも同じように重要。


別の言い方をすると
『広さ』と『深さ』でしょうか?

ソーシャルディスタンスで
『密』は避けなければなりませんが、
人間関係はいかに限られた方々と
『密』になれるかが鍵のようです。

ただ、
『広さ(フォロワー数)』は
見ることが出来ますが、
『深さ(親密度)』は
数値化出来ません。

同じひとつの
『いいね』にも
深さがあることに気づきました。

読まずにおす『いいね』も
涙を流しながらおす『いいね』も
数字上は同じひとつの『いいね』


『いいね』の数や
『フォロワー数』などに
現れない部分の重要性が
今後、どんどん高まっていくと
感じています。

ネット社会になるまでは
元々、数値化されていませんでした。

『数値化』されない
『目に見えない部分』を
意識することで
目に見える部分が輝き出すことに
繋がるのかもしれませんね。


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