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未来は何が起こるか分からないから不安。でも未来は何が起こるか分からないからこそ希望が持てる。

日本を代表する文豪の夏目漱石。
作家デビューのきっかけはなんと偶然。


文壇デビューは意外にも38歳と遅く、
そこに至るまでは波乱万丈。

英語教師として
ロンドンに留学しましたが、
重度のノイローゼが理由で帰国。

その時に友人に勧められて、
気晴らしに書いた小説が、
あの名作『吾輩は猫である』
なんだそうです。

誰もが知るあの名作の誕生の
きっかけはなんと、
『気晴らし』『偶然』
だったようです。


僕は本などを購入する際に
時間さえあればなるべく店舗に
行くようにしています。
ネットで検索してポチっと、
クリックすれば済む話しなんですが、
検索やネットには偶然の
出会いや無駄がない。
本との出会い、情報との出会い、
人との出会いです。


店舗で偶然目にする情報など、
自分の心境によって、響く言葉が
変わったり、偶然出会った本によって、
インスパイアされる事だってある。
また、店舗だと転機になるような
人との偶然の出会いがあるかもしれない。



人生における素晴らしい
『偶然』手に入れる情報や
人との出会いを、効率的にピンポイントで
設定することはなかなかできない。





スタンフォード大学の教育学、
心理学の教授である、
『ジョン・クランボルツ氏』は
米国のビジネスマン数百人を対象に調査を行い、
結果的に成功した人たちのキャリア形成の
きっかけは、80%が『偶然』である
ということを明らかにしました。



80%の人が最初から
偶然を狙ったわけでも
目標に向かって計画していなかった
訳でもありません。


ただ、たいていの場合、
計画が思い通りには進まず、
さまざまな偶然が偶然を呼んで、
いろんなことが重なり、
結果的には世間から『成功者』と言われる
位置にだどり着いているという
人が圧倒的に多い。


80%の人が偶然によって、
キャリアが生成されると
分かっている以上、
努力はむしろ『いい偶然』を
引き寄せるために向けておこない、
計画を立てて、そのための
習慣を身につけるべきだと
ジョン・クランボルツ氏は語っています。


それを『計画された偶発性』
という理論としてまとめました。




『偶然を招き入れる
  ための計画や努力』



人間のキャリアは必ずしも
用意周到な計画によって
形成されるのではなくて、
まったく予想もしていなかった
偶然の出来事によって生まれることがある。
むしろ、その方が圧倒的に多い。


『いい偶然』を引き寄せるために
   一番、必要なのは『好奇心』だそうです。



自分の専門分野だけでなく、
いろいろな分野に視野を広げ、
関心を持って、いろんな分野の
人たちとの交流の機会を持つこと。



二つ目は『粘り強さ』
最初はうまくいかなくても
粘り強く続ける事で偶然の出来事、
出会いが起こりやすい。
その出会いによって、
新たな展開の可能性が増える。


三つめは『楽観性』
自分が目指すところへ真っすぐに
向かっていけるとは限らない。
上手くいかない事も当然、多々あります。
そんな時も自分は成長していると
ポジティブに捉えられる人が
キャリアをどんどん、
広げていくことが出来る。



未来は何が起こるか分からないから不安。
でも、未来は何が起こるか
分からないからこそ希望が持てる。



個人的にはアウトプットも
『いい偶然』を引き寄せるための
有効な手段の一つなんだと思っています。
これまでの経験から強くそう思います。



何かを成し遂げようと思った時に
才能や努力は関係なくて、
偶然とか運で決まるという
身も蓋もない話をしているのではなくて、
才能と努力なしに何かを
成し遂げるのは難しいけど、
才能や努力さえあれば、
100%成し遂げられるとは限らない。


そこには数多くの
偶然や幸運が関わっていて、
自分のチカラだけでは
とうてい、コントロールすることが
出来ない何かが必ず必要となる。


これから僕はどんな
『いい偶然』と遭遇して、
それが僕をいったいどこへ
導いてくれるんだろう?


そう思って、わくわくしながら
今日も一日を過ごしたいと思います。


今日も素敵な一日を
お過ごしください。
『いい偶然』に遭遇したら、
ぜひ、教えてくださいね。



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