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【読書感想】アウトプットが苦手な理由はコミュニケーションが苦手だったから

「科学的に自己成長を加速し、人生を好転させる」

本を開いて真っ白な最初の1ページ目に書かれている言葉。

これは著者、樺沢紫苑さんがこの本を書いた目的でしょうか。


【はじめに】でもこの本についてこう述べられています。

「日本一アウトプットをしている精神科医」である私が、数万時間を越える「アウトプット経験」をもとに確立した、圧倒的に結果がでる「アウトプット術」

『学びを結果に変えるアウトプット大全』


「人生を変えるのは、アウトプットだけ」とおっしゃられているようにアウトプットという形で、現実世界に影響を及ぼす行動を行わないと自分の頭の中のものを外に出す必要があります。


だから、「いろいろ学んでいるのに何も変わらないよぉ」と悩んでいた自分は単純にアウトプットが足りなかっただけだったんです。


というわけで、
今回はこの『学びを結果に変えるアウトプット大全(著:樺沢紫苑)』の感想文を提出させていただきます。



アウトプットを実践するために

本書を読んで「アウトプット」を難しく考えすぎていたな、と気づきました。

「話す」こともアウトプットだということで、それでもいいのかという安心感とアウトプットだと意識してやってみると思いのほかインプット内容と会話での関連も考えるようになることを気づきました。

それとアウトプットが習慣になっていた時期に気づきました。

その時期とは学生時代です。


学生時代はなぜあのようにアウトプットまでできていたのか?

どうして学生時代は自然と知識が身についていたのだろうか?
こんな疑問が浮かびました。


個人的な回答ですが、
インプットした内容をすぐにアウトプットする仕組みに強制的に参加させられてた、と思いました。


強制アウトプットの仕組みとして

  • 学んだ知識を使うことが次の学びで必要になるというカリキュラムや内容

  • 定期テストや小テストでの強制的な復習の機会の提供

  • 学習内容をいつどこでどのように使うかが明確だった

この3点がしっかり構築されていたと考えます。

ありがたし。といっても勉強は嫌いでしたが。



なぜ今はできないのか?

逆になぜ「今」はうまくアウトプットできていないのでしょうか?


これについても3つの理由を考えました。

  • いつどこでどのように必要になるか、使えるのかがわからない

  • 復習も意識しないとやることはない

  • 学習内容が単一の知識や情報でカリキュラムのように段階的になってない


そんな僕の疑問の解決してくれるように、
「アウトプット力を高める7つのトレーニング法」として
まとめられています。


”アウトプット力を高める7つのトレーニング法”とは

本書にある”アウトプット力を高める7つのトレーニング法”とは、

  1. 日記を書く

  2. 健康について記録する

  3. 読書感想文を書く

  4. 情報発信する

  5. SNSに書く

  6. ブログを書く

  7. 趣味について書く

それぞれの実践方法やメリットやテンプレートなども詳しく書いてあるので、これを読めばアウトプットの実践はだいぶ楽に感じるのではないでしょうか。


ちなみにこのnoteもSNSでブログでもあるので、趣味である本について書いているのは3~7を一度で満たせています。

noteとは別に手帳に日記や簡単な健康記録をつけているので7つ全てを実践中と言えるかもしれません。言わせてください。


アウトプットはコミュニケーション

アウトプットを積極的に行うことで、学んだ知識がこれまでの知識と紐づき、新たなアイデアや行動につながることは実感しています。

さらに、アウトプットはオンライン・オフライン問わず人間関係への影響を及ぼすというコミュニケーションであるということも教えていただきました。

結局、自分を成長させるためには”相手”が必要だということです。

”ひとり”にこだわると人は成長できない、難しくなるんですね。

ひとりにこだわっていた期間があったので、たしかに当時は全然成長なんてできていなかった実感があったので、とても納得できました。


まとめ

よりよく生きていこうと少しでも思うなら、アウトプットは必要なもの。

本当に効果のあるアウトプットとは、「相手」が必要なコミュニケーション。

そのため、アウトプットが苦手ということは「コミュニケーションが苦手」ということかもしれない。

逆に「コミュニケーションが得意」な人はインプットが苦手なのかもしれませんね。周りで話をすることが好きそうな人たちはあまり本を読んだり、勉強をしている印象が少ないなぁとも思いました。(個人的な意見です汗)

タイトルの「学びを結果に変えるアウトプット大全」の「学び」はインプットであり、自分の内側のもので、それを「結果」という自分の外側のものにするにはアウトプットが必須なものでした。

少しずつ、自分にとってやりやすいものから挑戦し、アウトプットに慣れていきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。


こちらの本もAudibleにもありました。
僕は紙の本で購入していたので、聴いていませんが。

ちなみ上記では3000円になっていますが、
Audibleでは月額1500円で聴き放題です。

今なら30日間の無料体験ができます。

確認したところ、僕は30日で18冊聴いていました。
紙の本で1冊1000円としても18000円分でめちゃくちゃ得でした。

Audibleは、Amazonが提供するオーディオブックサービス。
現在では12万以上の対象作品が毎月1,500円で聴き放題。

スマホのアプリではバックグラウンド再生になるので、
メモアプリでメモをとったり、アウトプットしながら
インプットができる点が個人的に最高✨

プロのナレーターの朗読でオフライン再生も可能です。

初月無料などの特典もあるので、
「もっと本を読みたいけど時間がない」
「文字を読むのが苦手」
「家事や作業しながら学習したい」
と思っているなら気軽に試せます。

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